goo blog サービス終了のお知らせ 

おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

かき氷は「ミル金」 ミル金発祥の地は『カニドン』

2022年08月23日 21時14分08秒 | グルメ

岡山でかき氷と言えば「ミル金」ですね。ミル金発祥の店と言われているのが、表町の『カニドン』です。

一旦閉店したカニドンが復活したのが2018年6月のことです。

愛されて創業90年超。ミル金発祥・岡山のかき氷屋
〈カニドン〉が待望の復活!

記事はこちら

出典:https://colocal.jp/news/115653.html(上の2枚とも)

ミル金とは、ミルク金時の省略形で岡山では普通に使われています。issanはご存知のように学生時代は大阪の吹田に住んでいましたが、関西で「ミル金」を注文しても通じませんでした。ミルク金時の商品名では存在していましたが(笑) その慣れ親しんだ岡山の味、かき氷と言えば「ミル金」一択です。

出典:https://colocal.jp/news/115653.html

ミル金の命はあんこ。NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」でも話題になったあんこがやはり和スイーツでは最も重要です。

ちなみに、カムカムエブリバディで、るいが営んでいた「回転焼」の呼び名は岡山では「ふうまん」又は「大判焼」が主流でしたが、昨今では「御座候」の方が増えていますかね?

「御座候」のHPは⇒こちら

出典:https://www.lmaga.jp/news/2022/01/392845/

御座候は姫路の会社ですが、かなり広範囲に出店しており、岡山でも大判焼の店は「御座候」となりつつあります。その御座候は昭和25年の創業当時は「回転焼」の名称で販売していたそうで、カムカムエブリバディでるいが京都で開店した頃は関西では一般的に回転焼と呼ばれていたので時代考証は合っていますね(笑) (ここで、「ちむどんどん」の時代考証がおかしいとかの話題には触れませんよ) 

回転焼の商品名で販売していた御座候ですが、来店客から「御座候ください」と言われるようになり、其れが通り名になったので商品名も「御座候」に変更したそうです。今では関西地方、中国地方を中心に回転焼とか大判焼という一般商品名を差し置いて固有名詞である「御座候」が有名になって来たのです。

出典:https://mrs.living.jp/chiba/shopping/reporter/2890166

今では御座候は関東にも進出しているようなので、全国的なブランド名になる日もやってくるかも知れませんね。

かき氷と言えば「ミル金」、ミル金発祥の「カニドン」のミル金の命は「あんこ」、あんこと言えば「カムカムエブリバディ」、カムカムエブリバディと言えば「回転焼」、回転焼と言えば「御座候」・・・ということで、またまた話が逸れてしまいました。

岡山表町商店街の老舗喫茶店が営業再開 父の「ミル金」引き継ぐ

記事は⇒こちら

出典:https://okayama.keizai.biz/headline/689/

という訳で、お題投稿「かき氷」は、「ミル金」と「カニドン」と一部「御座候」のお話でした。

岡山にお越しの際にはご賞味ください。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第104回 全国高校野球選手権 試合結果 第14日・・深紅の大優勝旗、遂に白河の関を越えてみちのくへ

2022年08月23日 05時39分32秒 | 高校野球

夏の甲子園は昨日決勝が行われ、大会108年目に遂に「越すに越されぬ白河の関」を深紅の大優勝旗が越えました。

決勝の対戦カードは以下の通りです。

【14日目】

▽決勝

仙台育英-下関国際

ここで、東北勢初優勝に至る過去の決勝カードを振り返る前に中国地区代表校の決勝での戦績を振り返ってみます。近年、低迷が著しい中国地区代表ですが、甲子園での成績にはくじ運も大きく左右するので一概には言えません。

中国地区の学校が最後に夏を制したのは、昭和63年の広島商です。平成以降に夏を制覇した学校はありません。そして、大会史上最初に夏を制したのも大正13年の広島商でした。

【中国地区代表校の過去の決勝戦績】

1924年 第10回大会 広島商○3-0●松本商

1927年 第13回大会 広陵中●1-5○高松商

1929年 第15回大会 広島商○3-0●海草中

1930年 第16回大会 広島商○8-2●諏訪蚕糸

1934年 第20回大会 呉港中○2-0●熊本工

1939年 第25回大会 下関商●0-5○海草中

1957年 第39回大会 島商○3-1●法政二

1958年 第40回大会 柳井○7-0●徳島商

1963年 第45回大会 下関商●1-2○明星

1964年 第46回大会 早鞆●0-2○高知

1967年 第49回大会 広陵●1-7○習志野

1972年 第54回大会 柳井●1-3○津久見

1973年 第55回大会 島商○3-2●静岡

1974年 第56回大会 防府商●0-7○銚子商

1982年 第64回大会 広島商●2-12○池田

1985年 第67回大会 宇部商●3-4○PL学園

1988年 第70回大会 広島商○1-0●福岡第一

1999年 第81回大会 岡山理大附●1-14○桐生第一

2007年 第89回大会 広陵●4-5○佐賀北

2017年 第99回大会 広陵●4-14○花咲徳栄

中国地区代表校が決勝に進んだのは、過去に20回あります。その内、優勝したのが8回、準優勝が12回でした。優勝回数は広島県が7回、山口県が1回、岡山県は夏の優勝がなく準優勝が1回です。鳥取県、島根県は決勝進出がありません。学校別では、広島商が6回でダントツです。呉港中(現:呉港)と柳井が各1回のみ。中国地区の学校では、夏8回の優勝の内、私学勢は呉港中のみで、7回の優勝は公立勢で占めています。これは「春の広陵」と呼ばれてきた広陵が春は3回の優勝実績があるにもかかわらず、夏は決勝で敗れた4回を含めて優勝できていないことも影響しているかと思います。呉港と広陵を除く私学勢では、早鞆と岡山理大附が各1回決勝進出していますが準優勝でした。下関商(2回)、防府商、宇部商の山口の公立勢も決勝の壁は破れていません。言ってみれば、夏に関しては広商の独壇場と言えそうですね。

只の偶然ですが、もう一つ特徴的なことがあります。決勝で敗れた試合で相手側の都道府県の夏では初の全国制覇に遭遇しているケースが多いということです。それが以下の通りです。

第46回 高知 2-0 早鞆

第49回 習志野 7-1 広陵

第54回 津久見 3-1 柳井

第64回 池田 12-2 広島商

第81回 桐生第一 14-1 岡山理大附

第99回 花咲徳栄 14-4 広陵

振り返ってみると、中国地区代表校は夏に関しては、広商を除いて非常に勝負弱いということが言えそうです。

それらを含めて昨日の決勝を振り返ります。

▽決勝

下関国際 000 001 000│1

仙台育英 000 120 50X│8

(下)古賀・仲井-橋爪

(仙)斎藤蓉・高橋-尾形

⚾下関国際とすれば、先発した古賀でできるだけ長く引っ張りたかったのだと思います。仲井は登板過多で疲労もたまっていたでしょうから、できるだけマウンドには上げたくなかったのではないでしょうか? 結果的に試合を決めた7回の岩崎の満塁ホームランも様々な伏線があってのことでした。

108年の間、どうしても越えられなかった優勝旗の白川越えが実現しました。東北の悲願がここに達成されたのですが、この試合も奇しくも宮城県初の全国制覇を中国地区の代表が見守ったことになります。こういう巡り会わせが重なって長い時間をかけて伝説へと変わって行くのでしょう。

では、ここで過去の東北勢の決勝での戦績です。

【東北勢、過去の決勝戦績】

1915年 第1回大会 秋田中●1-2○京都二中

1969年 第51回大会 三沢△0-0△松山商 

(延長18回引分再試合)  三沢●2-4○松山商

1971年 第53回大会 磐城●0-1○桐蔭学園

1989年 第71回大会 仙台育英●0-2○帝京

2003年 第85回大会 東北●2-4○常総学院

2011年 第93回大会 光星学院●0-11○日大三

2012年 第94回大会 光星学院●0-3○大阪桐蔭

2015年 第97回大会 仙台育英●6-10○東海大相模

2018年 第100回大会  金足農●2-13○大阪桐蔭

更に春の選抜大会も確認しようと思います。

2001年 第73回大会 仙台育英●6-7○常総学院

2009年 第81回大会 花巻東●0-1○清峰

2012年 第84回大会 光星学院●3-7○大阪桐蔭

2011年夏から3季連続で準優勝した光星学院(現:八戸学院光星)を含めて、春・夏あわせて12度挑んで果たせなかった甲子園での頂点に仙台育英が初めて立ちました。

東北の悲願は一つ達成されました。これからも新たな歴史が高校野球に積み上げられるでしょう。それでもこの記念すべき優勝の足跡を残した第104回の選手権大会は語り継がれることと思います。

さて、issanには願いがあります。

それは、生きている内に岡山県勢の夏の選手権での全国制覇、そして母校・西大寺の甲子園出場、更にはファジアーノ岡山のJ1昇格とJ1制覇。欲張りですけど、それらを見届けたいのです。残された時間はそれほど多くありませんがね(苦笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする