おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

第103回全国高校野球選手権大会 2日目

2021年08月12日 05時22分00秒 | 高校野球

無観客で開幕した夏の甲子園は2日目でした。1回戦4試合が行われました。この無観客開催というのは実に恐ろしい言葉なのですが、そのことに気付いている方が一体どのくらいいらっしゃるかは分かりません。



Jリーグに興味のない方でも、2014年に埼玉スタジアム2002で起きた「浦和レッズ横断幕事件」をご存知だと思います。

2014年3月8日、ホームの埼玉スタジアム2002で行われたサガン鳥栖戦で試合開始前の14時から15時頃、浦和のサポーターグループ「URAWA BOYS SNAKE '98」に属する3人によってホームゴール裏席の209ゲート入口に「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕をピッチと反対方向に向けて日の丸と共に掲出しました。

この横断幕に「問題が起きる恐れがある」「即座に撤去すべきだ」との意見が寄せられ、ネット上でも炎上の気配がある為、クラブと警備会社は掲出した当事者に「クラブからの指示なので、今すぐ剥がして欲しい」「インターネット上でも騒ぎになっている」などと説明し撤去を求めたのですが、応じてもらえず試合終了まで掲示され続けたのでした。クラブ側も運営本部も現場へのスタッフ派遣などの対応をしていなかったこともあり、問題が更に大きくなってしまいました。横断幕を掲げた3人は「最近は外国からの観客も増えていて、応援の統制が取れなくなるのが嫌だった」「ゴール裏は自分たちの『聖地』であり、部外者に入ってきてほしくなかった」などと理由を述べ、「差別の意図はなく、反省している」と語った。

浦和サポーターが過去にも似たようなトラブルを起こしていたこともあって、Jリーグは史上初めてとなる無観客試合を浦和レッズに対する『制裁』として科すこととしました。対戦予定だった清水エスパルスのサポーターにとっては、この年に浦和サポーターから嫌がらせや妨害行為を受けていたこともあり、アウェーゲームへの入場すらできなくされるダブルパンチとなりました。


出典:https://getnews.jp/archives/531726

当該の3人を含む罰則に関しては、サポーターグループを「無期限の活動停止処分」とし、所属メンバー全員を浦和が出場する全ての試合と、埼玉スタジアムへの無期限の入場禁止処分にした上で、他のサポーターについても、ホーム・アウェーの試合で、横断幕や旗などを掲示する行為を禁止したと発表されました。無観客試合実施による浦和レッズの損失額は、この1試合で約3億円と言われており、Jリーグが下す制裁処分としては最大級の重いものとなりました。

この事件に関しては「日本を貶める為に反日勢力が引き起こした自作自演である」などの憶測も乱れ飛び、その後浦和レッズがACLなど海外での試合で数多くのトラブルに巻き込まれる伏線にもなったと判断されています。

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東京オリンピックや夏の甲子園が無観客開催になったことを「感染予防には有効な判断だ」などとお花畑発言を繰り返す専門家と称する人々にはこの浦和レッズに科せられた無観客試合の持つ重い意味をよく考えていただきたいと思います。無観客試合とは、該当組織や該当チームが著しい違反行為や犯罪行為を行ったという理由で科せられる最大級の罰則であり、軽々に実施して良いというものではありません。あまりにも関係者に対する打撃が大き過ぎます。まして、感染症予防という曖昧な理由でやって良いことでは断じてないのです。主催者である高野連と朝日新聞社は大きな責任を放棄した上に経済的損失を関係企業に押し付けたという重罪をもう一度猛省しなければなりません。五輪も甲子園も普通なら主催者に対して億単位の損害賠償が請求される事案だということを肝に銘ずるべきですね。

オリンピックや甲子園を開催したことで感染者が増えたなどと戯言をもっともらしく述べている人々は、もうメディアに顔を出さないでください。これ以上、自身の私利私欲で動く人達は表舞台から去らねばなりません。そろそろ、ファイザーなどの製薬大手の化けの皮も剥がれてきましたし、早めに「コロナはこの世に存在しませんでした」と発表しても良さそうです。そうしないと辻褄が合わないことに世界中の人々が気付きますよ。

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甲子園大会が無観客開催となったことで苦しんでいる関係者があまりにも多いので、話が大きく変な方向に逸れてしまいました。申し訳ございません。



昨日行われたのは下記の4試合です。

▽1回戦
智弁学園-倉敷商
広島新庄-横浜
高岡商-松商学園
東北学院-愛工大名電


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それでは、昨日行われた1回戦4試合の結果です。

▽1回戦

智弁学園
  000 250 300│10
  000 000 003│3
倉 敷 商


(智)西村・藤本・小畠-植垣・安藤
(倉)三宅・永野・柏内-小田・長谷川


広島新庄
  000 010 001│2
  000 000 003x│3
横  浜


(新)花田・西井・秋山-北田
(横)宮田・杉山-立花


松商学園
  434 011 031│17
  003 100 000│4
高 岡 商


(松)栗原・渡辺創-野田
(高)川渕・堀内・田中・桑名・川渕-近藤


愛工大名電
  000 100 110│3
  003 020 00X│5
東北学院


(愛)田村・寺嶋-藤山
(東)伊東-加藤



「創志以外は甲子園で勝てない」と岡山では言われていました。稀に見る執念で創志学園を倒して、甲子園にやってきた倉敷商は既に燃え尽きていたのかも知れませんね。まして、相手が優勝候補筆頭の智弁学園であればこの結果はある程度予想できていました。西村王雅のようなタイプの左投手は岡山にいなかったので簡単に攻略できるとも思えませんでした。梶山監督がお話しされていたように、三宅の先発は相手を混乱させる陽動作戦でした。3回までは上手く回っていましたが、2打席目になれば智弁打線は緩めてくれませんでした。勢いに乗った相手はエース・永野が登板しても抑えることはできませんでした。永野先発だったらどうだったか、も考えられますが、対策を十分に立てていた智弁打線に通用することは難しかったかと思います。2年生が先発メンバーに5人、控えに3人いて、その全員が甲子園の土を踏みましたから、今後に期待しましょう。

第2試合は、広島新庄が優位と思っていました。試合の流れも新庄が支配しており、ほぼ勝ちを掴んでいました。まさか、1年生が逆転サヨナラ3ランを放つというような、まるでドカベンのような結末は全く予想できません。それこそ漫画です。花田-西井-秋山と必勝リレーが完成すると思った瞬間にミラクルが起きる。野球はやはり筋書きのないドラマです。

松商学園があっさり4元号勝利を果たしました。前日にジンクスは高い壁と言ったばかりなのに、ご無礼をお詫び申し上げます。

愛知代表は夏に限ると中京大中京以外の学校は不安定ですね。私学四強と呼ばれる愛知で、他の3校をことごとく倒して甲子園にやってきた愛工大名電でしたが、予想外に脆かったですね。それ以上に東北学院の伊東大夢の好投を讃えたいと思います。

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3日目も1回戦4試合が予定されています。注目の風間球打ですが、どれだけの力量なのかを注視したいと思います。

▽1回戦
明桜-帯広農
県岐阜商-明徳義塾
神戸国際大附-北海
小松大谷-高川学園


3日目は明桜の風間のピッチングだけでなく、メディアが煽る第2試合の名将対決(そうは思いませんが・・・!?)や選抜から続く初戦の因縁対決も注目したいと思います。また、第4試合は高川学園が初戦に勝利できるかどうかが気がかりです。既に中国地区代表は5校の内3校が敗退しており、このままでは来春の選抜の中四国の割り振りにも影響が懸念される為です。甲子園はどの試合も見どころが多く面白いのです。

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一番の大敵は天候だと思います。予報では4日間連続の雨予報ですからrainase2

お天道様も、何卒よろしくお願いします。
コメント (5)
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