出典:https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1416170782728757250
圧倒的にボールを支配されることは予想通りでしたし、持っている実力に明らかな差があることも織り込み済みでした。そんな中でどう戦うかは五輪に向けての試金石になると考えられる試合です。
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その試合結果もそうなんですが、やはりあり得ない愚策の五輪無観客に踏み切った愚かしい人々への警鐘が鳴らされたことでも意味ある試合だったかと思います。スポーツを知らない、スポーツに興味がない人々でないと、こういう暴挙には踏み切れなかったと思いますが、それがどれほど世界から嘲笑されているかということを知ってか知らずか、どや顔を崩さない日本のトップと都のトップ。「馬鹿に付ける薬はない」とは言い得て妙ですね(苦笑)
昨日はノエビアスタジアム神戸に於いて、五輪テストマッチとも言えるキリンチャレンジカップ2021、U-24スペイン代表との対戦がありました。
五輪での金メダル候補No.1と目されているスペインとの対戦で本大会でのU-24日本代表の位置付けが分かりそうです。
*ノエスタ 4,909人
U-24日本 1-1 U-24スペイン
┌1-0┐
└0-1┘
得点者:
42分 堂安 律(日)
78分 カルロス・ソレール(ス)
殆どの場面でボールを支配されながらも久保の個人技と堂安の思い切りのよいシュートで先制した日本でしたが、ことはそう簡単ではありませんでした。ただ、押し突かれた後勝ち越されなかったことは良かったかなと思います。勝ち越すチャンスも何度かありましたが、そこでゴールをこじ開けられるかどうかがメダルへの条件となりそうですね。
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この試合のスタッツです。リーグ戦と違って一発勝負と言える五輪などでは、この数字はあまり重要視しない方が良いと思います。あくまでも結果のみが大事なのですから。
日本 スペイン
ボール支配率 35% 65%
シ ュ ー ト 9 18
枠内シュート 3 6
パス(成功率) 363(77%) 727(85%)
オフサイド 3 0
F K 7 15
C K 4 5
P K 0 0
という訳で試合は「1-1」の引き分けでしたが、試合後のインタビューで選手の本音を代表するような発言がありました。
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吉田麻也のコメントを全文引用します。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
五輪をやるにあたって、国民の税金がたくさん使われていると思うんです。なのに国民が見に行けないのは、じゃあいったい誰のための、何のための五輪なのか。アスリートは当たり前ですけどファンの前でプレーしたい。今日もそうですけどあと10分、苦しい時にサポーターの方々のエネルギーは確実に僕らの助けになる。僕らはトップトップじゃないので、その助けを必要としている。
JOCの山下会長もオンラインの壮行会でおっしゃっていましたけど、自分が小さい時に見たオリンピックでものすごく感動したと。僕らが子供たちにできることは、ただ家の中に閉じ込めて友達と会わずに事が過ぎるのを待つだけじゃないと思うし、もっともっとできることがあると思う。
僕も娘がいるし、僕の娘はたぶん僕のプレーを覚えてないと思うけど。そういう子供たちに絶対にいろんなものを与えられると思います。時差がなくてオンタイムで試合を見られるのは、僕が2002年W杯(日韓大会)の時にそうだったように、やっぱりものすごい感動と衝撃を受けるし。そのためにこそオリンピックを招致したんじゃないかなと個人的には思ってるので。
ソーシャルワーカーのみなさんが毎日、命をかけて戦ってくれているのは重々理解しているし、オリンピックができるだけで感謝をしないといけない立場にあるのは理解しています。でも忘れないでほしいのは選手たちもサッカーに限らず命をかけて、人生をかけて戦っているからこそ、この場に立てている。もっと言うとマイナー競技でこの五輪にかけている人はもっといると思う。そのためにも、なんとかもう1度真剣に(有観客開催を)検討していただきたいと思う。
家族もそうだと思う。じいちゃん、ばあちゃんだって、自分の孫がオリンピックに出る姿をリスクを背負っても見たいという人はいるだろうし。家族も、いろんなものを犠牲にして、我慢して、ヨーロッパで戦っている僕らをサポートしてくれている。家族も戦っている一員。その人たちが見られない大会で、誰のための、何のための大会なんだろうってクエスチョンがあります。真剣にもう1度、検討していただきたいと心から願ってますし、みなさん(報道陣)が発信してくれることを願います。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
選手が命懸けで戦う舞台がこのありさまで誰の為のオリンピックなのか? スポーツ好きな人々なら楽しみを見つけることができるでしょうが、そうでない方にとっては試合会場の雰囲気が重要な要素なーになります。
選手たちは関係者とメディアだけの試合会場でいつも通りの力を出すのも至難の業となります。
五輪開催に拘ってきたトップの人々にとっては、そんな現実的な夢を追い求めるよりも、大会を開催したという事実だけが重要なのでしょうが、そんなことよりも大切なものがあることに気付けない愚か者たちによって五輪は台無しにされようとしています。
この世には本当に大事なものに気付けないまま生涯を終える可哀想な人が一定数いるものです。
だいたい、コロナが恐るるに足りない存在ということは世界中の賢明な人々が気付いています。コロナが脅威でないと困る人たちの逆襲にだけ注意しましょう。今、タイミングを合わせたように感染者増加を嬉しそうに伝えるマスメディアなどと政財界の屑どもの戯言につき合っている暇はありませんからね。
それから、最も警戒しないといけないのは「5G」などの電磁波ですからね。5Gによって、心停止や呼吸停止を引き起こされて、その死因がコロナにされている人々が数知れずいます。今後、5G携帯のアンテナが増加して来れば、5Gのスマホを持っていない人にも悪影響が出る恐れがあります。油断のないように日々を送りましょう。
何だか、かつて世間を騒がせた白装束軍団「パナウェーブ研究所」の主張が、本当は正しかったのではないかと疑心暗鬼になる今日この頃です。
勿論、信じるか信じないかは・・・
流言飛語に惑わされずに生きましょうね
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