一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

パワフルな彼女

2012-08-31 | 旅行
 お盆の時には通院などもあって行けなかったので、主人の実家にお墓参り。山形県なので、ついでに酒田や帰りに会津若松あたりもグルッと見てきた。
 結構食べたにも関わらず1kg増で留まったのは、野菜や魚が多かったせいだろう。ホテルでの食事にも肉類より野菜類が多かった。
 あちこちで麺類を食べ、特にソバが美味しかった。



 会津の大内宿で食べたソバ。ここでは周辺でソバ作りをやっている。






酒田で食べた「冷やしっこラーメン」お値段も凄く安いし、これまた美味しい。


こちらの麺類は量が通常の2割り増しでこれもお得感があった。

 酒田市の資料館で、すごくパワフルな女性を見た。





 昔、米を盛んに出していたとき、女性が60kgの俵を背負って活躍していたらしい。その中でも、特にすごい人は俵5個、計300kgを背負えたということ。す・すごい
 この女性(作り物だけれど)の力強い姿に大きなパワーをもらった気がした。

 そして鶴岡市「加茂水族館」。



見かけは本当に昔風の水族館だけれど、人々が次々に来る。なぜか・・・
クラゲの展示で有名なのだ。何十種類のクラゲで人を呼べるのはすごいことだ。



 毒のあるクラゲが多いし、異常繁殖で悪者になってしまうことも多いが、こうして水槽に入っているのを見ると、実に優雅で癒し系なのである。

 もう夏休みシーズンも終わったと見えて、ホテルでの大浴場は、ほぼ貸し切り状態。すごく快適であった。
 ただ、東北や日本海側は遠い。行った商店街も7割がシャッターで、寂れ方は激しい。もっと手軽に行ければ活気も取り戻せるかも知れない。
あの300kg担ぐ彼女のように、パワーある女性がこれからを支えていくかも知れない、と思いつつ帰ってきた。

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ゾメタ1回目後の診察と凹んだ言葉

2012-08-27 | 乳がん治療(骨転移)
 2週間前にゾメタを点滴。今日は血液検査で2週間後の確認。
 診察室に入ったら、先生が「熱は出ませんでしたか?」と質問。「大丈夫です。」と答え、その後歯医者にも行き始めたことを報告した。
 血液検査でカルシウムの値を見ていたらしく「基準すれすれだけれど、大丈夫でしょう」との結果を言い渡された。
 今度2週間後に次のゾメタ。次回は血液検査の後すぐ点滴をして、場合によってはカルシウムを補う液も点滴するとのこと。
 知らなかったわ~カルシウムを補う点滴があるなんて・・・・また1つ知識が増えた。
 その後、自分が「ホルモン剤あと10日分なんです。」と言って、次の分も出してもらった。PCに打ち込みながら「90日分出してもイイですか」「はい、お願いします。」の会話の後
「途中で何かあったら、無駄になりますが・・・・」とボソッと先生がつぶやいた。
 何かある可能性  ・・あるかも知れないと思いつつ、「はい、かまいません。」と笑顔で答えた。
 3ヶ月分が無事に消費されないかも知れない・・・・そういう爆弾を抱えている身を改めて思い知らされた。いいや・・・・この90日分を最後まで消費して、また次の90日分をGETするぞと、意気込んで帰って来た。

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治療歴のまとめ

2012-08-26 | 治療歴
そういえば自分の症状をきちんと把握したことがない。この辺でまとめてみよう。

右は浸潤性乳管がん、左は非浸潤性。標準治療である。
治療した病院は、市内の拠点病院。2011年から大腸癌と胃ガンの地域拠点病院となった。MRIやらCTなどはできるが、放射線照射の設備はない。

2011年5月 4月からずっと胸に痛みを感じる。5月後半にかかりつけの婦人科クリニックを受診。乳腺外科のある総合病院を紹介される。2つ候補があったが、女医さんであり、週2回診察日があったこと。自宅から来るまで10分も決めてになった。

     6月半ば 総合病院を受診。最初は女性科。4回目から乳腺外科にうつる。主治医が決定。様々な検査を経て、治療方針決定。右胸は浸潤性確定だが、左胸はこの時点で?な状態。

 
 ホルモン感受性+ HER2ーであることを告げられ、鎖骨に転移あるかもと言われた。(実際は、背骨だったことは後からわかった)。自分からは詳しく聞くことはなかった。
 職場への診断書でステージⅣの文字を見た。(しこりが10cm以上で大きく、遠隔転移のためステージが高くなったと思われる)治療はいわゆる「標準治療」となる。

2011年7月  抗癌剤(EC療法)
   3週に1回の予定であったが、白血球の戻りが遅く1週遅れの場合が多くなった。この間2回ゾメタを点滴している。なぜか2回で止めても良いことになった。

2011年12月~2012年2月26日  抗がん剤タキソテール(ドセタキセル)
2012年3月13日 手術 右全摘 リンパ6個摘出  左部分摘出

2012年4月  ホルモン剤(アリミデックス)開始
2012年5月  放射線開始(25日間)
2012年5月  ホルモン剤をフェマーラに変更(理由は便秘がちになるため)

2012年8月   ゾメタ開始

こんな感じで現在に至っている。
何せ、数字に弱いので、いろんな数値には目をつぶっている状態であり、日々感覚的に生きているが、ある意味次は何があるかワクワクしている自分がいることに、少し驚いている。
早速、明日診察日。さて何が出てくるのやら



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脳の活動にはブドウ糖が必要だけど、乳がんには良くない

2012-08-25 | 乳がん治療の知識的なこと
 もう少し記憶力が欲しい。仕事上もチョット複雑な語句を記憶しなくてはいけない場合が多いので、脳の低下は困る。どうやら脳のエネルギーはブドウ糖だけらしい。
 でも、乳がんには炭水化物の摂取が大敵。「炭水化物に含まれるでんぷんはブドウ糖が複数結合した天然高分子で、ブドウ糖とは異なる性質を持ちます」とは書いてあるけれど、本当にブドウ糖は大丈夫なのか?
 脳を活発化させないと記憶力がボロボロになっちゃうし、でも乳ガンの再発などは絶対避けたい・・・

 今、ブドウ糖のパックが売っていたので、コーヒーに入れて飲んでみた。少しは脳が働いた様な気がした。でも、そのブドウ糖ががん細胞に働きかけてしまうのか?がんが再発してしまうのか?

 ああ、悩むなあ。
脳は活発化させて、もう少し記憶力も持ちこたえたい。でも、乳がんの再発や転移は阻止したい。
じゃあ、ブドウ糖は摂取してていいのか?それとも、ブドウ糖の摂取はがん治療の敵なのか?


個人的には頭の活発さを優先したいのだけれど、長生きもしたいし・・・
ブドウ糖は飲んでもいいのか、いけないのか?
誰かその辺に詳しい方、教えてください。
今、記憶力の復活が切実な願いである。

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色で驚いた(汚い)話

2012-08-24 | がん治療に関わる日常生活
今日の話は・・・汚い話なので、お食事中は控えてください。
 その前に、ちょっと高級な夏野菜のゼリー寄せ。ナスとかカボチャとかが醤油ベースのゼリーで固められている。





さて本題

 実はここ2、3日トイレに行くと、ペーパーに赤い物が混じっていた。
真っ先に思ったのは・・・・婦人科に行かねば、だった。今は閉経後のため、小さくなったみたいだが、子宮筋腫もあった。だから不正出血はヤバイ。最近検査もしていないので、不安倍増。
 次に思ったのは、お尻のアレ。息子たちを産んでから始まって早30年。その間便秘になると痛くなり、ひどいときには出血あり。
 う~んどっちか?まさか子宮がん?大腸がん?なんて悩んでいた。一度がんになると、あれこれ想像しちゃうのだ。

 今日トイレに行って、真相が判明。

 ウンが出たのだが、水で流す前にふと見たら・・・何となく赤っぽい。やっぱり腸の病気かと思ったが・・・・
 よ~く考えたら・・・トマトジュースの飲み過ぎだということに思い当たった。
 毎日農家でもらったトマトを大量に飲んでいた結果が出たらしい。美味しいんですよ。もう完熟トマトそのもの。それを1日に何杯も飲んでいた結果、出てくる物にも色がついていたというわけ。
 あ~良かった。
 去年の抗がん剤(EC療法)後の赤いオシコにもビックリしたけど、今年は赤いウンに驚かされた
 でも、まだトマトがあまっているから、これからジュースにして飲んじゃうぞ。
 明日は驚かない。

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何で「がん」を育てちゃったのか、理由がわかった気がした

2012-08-23 | がん治療に関わる日常生活
 自分は、「顔つきがよい乳がん」と言われたけれど、術前抗がん剤をやった結果が10cmのシコリ。あげくは脊椎骨転移。主治医からは「たぶん、10年前からあったもの」と言われた。
 結局このテイタラクの原因は「ありのままをスンナリ受け入れる」自分の自分にあるとようやく思えてきた。
  先日使っている車を車検に出した。そうしたら、修理工場から電話が掛かってきて、エアコンがダメになっているという話だった。主人に「お母さんは、気がつかなかったの?暑くなかった?」とあきれられたけど、まさかエアコンが壊れていたなんて思いもしなかった。
 そういえば、ここ1ヶ月くらいは走っていても「暑いなあ」と思ったけれど、猛暑だし、エアコンもきかないくらい暑いなあなんて思いながら走っていたのだった。
今考えれば、以前はエアコンを付けると寒いくらいだったのが、最近はちょっと涼しい風がはいるかなあ・・・程度の涼しさだったような・・・そのときにはすでに壊れていたのだ。

 振り返ってみると、この「疑問に感じない性格」が結局はしこりがあるのがわかっていたのに、悪いことだとは想像もせず、マンモを読んだお医者さんの「良性の石灰化です。大丈夫です」というのをそのまま聞いていたことにも通じるのだと思う。
 結局、「痛い。カユイ。どこか悪い。変だ。」という思いを持って精密検査でもやっていれば、大事にはならなかったかも知れない。
 そういえば、自分の死んだ父親も我慢強い人で、膀胱炎を我慢して大丈夫といっていたら、実は膀胱がんであっという間に旅立ってしまったのだ。
 自分は我慢強いのとは違うけれど、小さな身体の変化にも敏感になれるようにしないと、結局はお金も人生も棒に振ることになるかも知れないと、つくづく思った。
 これからは自分の身体と車の変化には敏感にならないといけないかなあ~とは思っても、所詮生まれつきの性格は変えられそうもない。 気づけることを気づかず、失敗を繰り返しながら、ちょっぴり後悔をしながらジタバタする人生も送りそうな予感がする。(ちなみに、コンデンサーが壊れて直したので、ン万円上乗せの車検代になった。とんだ出費だ。

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入院時の道具は優れものと「恐竜王国」

2012-08-22 | がん治療に関わる日常生活
 歯医者で抜歯の日。抜くこと自体は麻酔もしてもらったので、痛くはなかった。でも、2時間くらいたたないと飲食はできない。麻酔が効いていて口からだらだらとこぼれるからだ。
 でも、こんなに暑いと飲み物が欲しい。普通のコップでは液体がこぼれ落ちる。ストローはない・・何かイイ道具は・・・・・ あったよ~入院したとき使ったストロー付きコップ。捨てなくて良かった。



 早速人参ジュースを作ってコップに入れ「ス~ッ」と飲んだ。いや、ス~ッというより「ズ~ッ」という感じで。麻酔のところが感覚ないけど、無事飲めた。
 こんなところで役に立つ入院goods。入院したときはわずか2時間くらいしか使わなかったのに・・・そういえば、二重ガーゼのパジャマも活躍中。入院時に無理して買った甲斐があった。そうやって「入院の時は・・・・」と遠い思い出になっていくのかなあ?それとも再び・・・・

 ところで本日は「恐竜王国2012」@幕張メッセに行ってきた。小学生多数。一緒にに喜んでいる親も多数。恐竜は人々を喜ばせるエンターティナーだ。

 

 



 今回は実は恐竜には毛があった、とか実は恐竜の肌色は鮮やかだった、という研究結果で展示がされていた。だから、30cm位の恐竜は妙に可愛い。隣のお姉さんが「家で飼えるね。」とつぶやいていた。写真の恐竜はもっと大きい恐竜だけど、やっぱりどこか可愛い。 

 

 帰りに、ビニール製のネームプレートを買ってきた。ジムに行くバッグにつけて、「ガオ~」な精神をアピールするのだ。


傷跡の復旧

2012-08-21 | 乳がん治療(手術後の生活)
手術から5ヶ月経って、傷跡は少しずつ薄くなっている。放射線も受けたので日焼けのようになっていた線も肌の色に同化しつつ、肌も活気を取り戻しつつある。
 ここで、また肩掛けバッグが復活した。
 手術後は傷跡の痛みもあって、愛用の斜めがけバッグを下げるのを止め、もっぱら手に提げるバッグを利用してきたが、買い物に行って両手に提げるのが苦痛だった。
 仕方なく封印してきたバッグがまた復活してうれしい。
 また1つ、以前の生活が取り戻せたことに感謝。
 そして、今日も又トマトジュースがたらふく飲めて・・・・うれしい(?)。知り合いの農家と自分の小さな庭で取れたトマトが毎日たくさん。体中がリコピンで満たされていく・・・・・
(でも・・・贅沢だとは思うが、さすがに最近は・・・飽きてきた




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歯の治療への恐怖>乳がん治療への恐怖

2012-08-19 | がん治療に関わる日常生活
 歯の治療開始。またあのガリガリ、ジージーという機械で削られまくる。おまけに昨日はかぶせてあった金属を剥がすために、ガツンガツンと掘り起こされる。まったく歯の治療というのは、建築現場と同じだ。冷や汗がいっぱい出た。少し神経に触れたらしく・・・・痛かった。
 直接生命が脅かされることはないけど、歯の治療は・・・怖い小さいときからもっと歯をを大事にしていればなあ~なんて今更ながら後悔している。
 恐怖心が起こるという点では歯の治療>乳がん治療 
 結局ブリッジを新しく造り直すために、役立たずの奥歯を1本抜く。(もう限界らしい)ブリッジというのは、自分の歯2本とダミーの歯2本で人工的な歯を作る技法だ。来週には抜歯だ。8020運動に無縁になりそうな勢いで歯が悪くなっていく。

 この日の昼間は、成田空港の近くにある「風の駅しばやま 風和里(ふわり)」内のレストランで1400円のランチバイキングに行ってきた。野菜が中心のメニューで色もキレイで、美味しかった。そうめんカボチャ初めて食した。成田に行く機会があったら、ぜひまた行きたい場所だ。
 面白いパンも売っていたし、良い気持ちで帰ってきたので、歯医者の痛さもこの日は我慢できた。
プラスマイナス0かな。
レストランの入り口

料理 種類がたくさんあった。ほとんど野菜。

クワガタのパン。チョコレート入り。

飛行機型のパン。中にソーセージ。



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歯医者の治療開始が嫌な理由

2012-08-17 | がん治療に関わる日常生活
 今日、放射線治療の診断書をもらいに行った。基準には達しているので保険会社も出してくれるはずだ。
 それで、保険証書を改めて読むと、先進治療も出るらしい。それに、再発時も保険金は出るらしい。。お世話になるのはずっと先でいいと思うが、心強い。知り合いの進めるままにグレードアップしてきたので、ここで大いに役立って欲しいと願う。

 そして歯医者に予約した。夕方電話したら明日の3時に取れた。以前から思っていたが、ここ何年かは予約がすごく取りやすい。確かに、この歯科医院の周囲には半径200mの中にあと4軒、半径300mの中にもう1軒ある。そう大都会でもないこの町に歯医者さんがひしめいているので、患者の確保も大変だと思う。「歯医者が倒産」という話もまんざらウソではないだろう。
 これで、乳腺外科と同時に歯科も受診することになる。でも、歯は日数がかるので、正直面倒くさい。それに、自分はアゴが外れた前歴があるので大口を開ける治療は苦手である。(アゴはずれはクセになる。2回はずれた。そしてヨダレをタラしながら自分でアゴと頭を押さえて元に戻す姿は・・・ミジメだ)
 たぶんアゴをはずすなんてマンガでしか見たことがない方がほとんどだと思うが・・・あれは結構苦しいよ。
 あと、今年は水虫が復活してしまった。去年は抗がん剤の影響からか全く姿を現さなかったのに・・・悲しい。かゆい・・・

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