一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

5mmの攻防

2012-07-31 | 乳がん治療(転移や再発関連)
 放射線治療までは「胸」「胸」「胸」中心の治療。あとはホルモン剤継続で終わりかと思ったら、甘かった。
 これからは「骨」「骨」骨」中心の治療。
 昨日の診察で、先生の前にある自分の電子カルテが見える。MRIのことを話しているとき放射線科の先生からの申し送りを盛んに見ていた。
 当然、自分にも見えてしまう.文章が細かく書かれていたので、詳細はわからないが、「5mm~7mm」は認識した。たぶん、自分の脊椎にあったがんの跡が5mmの大きさだったのではないだろうか?
 想像では、~cmという単位の大きさを考えてしまうが、どうやらmm単位の大きさの跡を見つけていただいたらしい。それにしても、なんという小ささ。確かに、それは骨シンチのような全体を検査した時にはわからないかも知れない。
 こういう現実を見ると、お医者さんというのも大変だ。自分のように「白内障の気がある」人間にはとうてい無理。集中できて、細かい部分も良く見えて、時には「もしかしたら・・・」という直感力もあって・・・という素質が要求される職業のように感じる。
あ・・・コンピュータ操作にも強くないと、カルテも作成できないかも・・・
 やはり、これだけ医学がどんどん進歩を遂げると、最新の医学を勉強しているお医者さんに頼りたいという気持ちになる。
 自分が痛感したのは歯科医師だ。ある歯医者さんに通っていたときに、ベテランで自分の治療法を変えない歯医者さんで、痛みがひかなかったので、比較的新しい治療法でやってくれる歯医者さんの所に乗り換えて、うまく治療してもらった。その経験から、自分としては、お医者さんは常に最新の治療法などを勉強している積極的な先生に限ると思い、信頼を置いているのである。
 今回のMRIは良い仕事をしてくれるだろうか?

おまけ:農家からもらってきたトマト。なんとまあ仲の良い


骨シンチの結果と今後

2012-07-30 | 乳がん治療(転移や再発関連)
 先週検査した骨シンチの結果は昨年と変わりなし。
 ただし、先生にとっては放射線科で発覚した脊椎への転移が気になるらしい。
「過剰な治療になるかも知れないけど・・・」と言いつつ、場合によっては骨の薬を投与した方がいいかもしれないとの話だった。
 昨年、肋骨に転移あるかもというときにやったのはゾメタの点滴。もし今回また骨の治療をする場合は、3週間に1度注射するだけでいいということだったので、たぶんランマークのことだろう。
 先生は新しい治療法などには積極的だし、この病院も地域拠点病院らしく、新しい薬剤なども導入している印象を受けた。
 とにかく治療するべきかを判断するためにも、8月9日に脊椎中心のMRIを受けることになった。やっぱり、骨シンチだけでは判断しにくいのだろう。自分も「背骨の鈍痛が気になるし、体力はあるから、できる治療はどんどんやりたいと思う。」という趣旨のことをお話しした。
また、造影剤を使っての検査になる。左手の甲、がんばるなあ
 それはそうと、遂に先生が「やせました?」と聞いてきた。さすがに1年で18kg減はわかりやすい。
「もし、まだ減るようだったら行ってくださいね。」と優しくおっしゃったが、大丈夫。今までが肥満過ぎただけで。できればもう少し軽くなった方が都合がいいのだけど、停滞気味なのだ。

今年は、トマトも好調で毎日の収穫が楽しい。去年の秋トマトは悲惨だったから余計にうれしい。



にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

夏はガーゼに限る

2012-07-29 | がん治療に関わる日常生活
 自分のブログ・・検索ワードで多かったのが「房総の村」
 なんで?と思ったけれど、観光で行く人が検索しているのかな?きっと小学生の子供を連れていく親かも知れない。あそこはチョットした歴史や生活文化の勉強になるから。
夏休みだね~

 さて、また一段と暑くなって、着る物も困ってしまう。
でも、今年はダブルガーゼのブラウスが活躍している。文字通り、ガーゼ素材を2枚重ねて作ってある。
 実は、パジャマがダブルガーゼ素材で、去年入院の時に買って「これはいい」と思っていた。そこで、今年通販でダブルガーゼのブラウスを2枚購入。
これが実にいい。暑いときには涼しいし、意外にも寒いときに着ると暖かい。その上、肌に優しい。さすが、医療用に使われるだけの価値はある。
今、さらに買い足しを検討中。

 逆に、涼しいとふれこみの「ドライ~」というような下着は、今の皮膚にはNG。さらっとさせるために化学繊維で作ってあるので、刺激が厳しい・・・だから今は必ず綿100%のキャミソールやタンクトップなど。

 せっかく断捨離を進めたのに、新たな出費も生まれてしまう。
まあ、自分の体のためなので、多少の出費は覚悟しているけど・・

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

ご当選おめでとうございます

2012-07-28 | 買い物全般
 プールから帰ってきたら、段ボール箱に荷物。
 「なんだ?」と思って開けたら、お米5kg。



 一緒に手紙が入っていて、読んだら・・・・ もう忘れていたスーパーのエコキャンペーンの当選通知。6月だったので、すっかり忘れていた。
スーパー指定の商品を買ったレシートを貼り付けて応募する物。確か、合計2000円分の買い物の中に指定のペットボトル入り飲料1本を買って応募した物。(1本でも買っていればクリアー)
当たらないよな~と思いつついつしか忘れ去っていた。
 米か生茶1ケースかと選べるので、米を選択して○を記入していた。それが見事当選。とても嬉しい。人生はあきらめちゃいけないと実感。
 ええ、これからもエコキャンペーン大いに協力します。
 でも、これで運は使っちゃったな。サマージャンボは・・・・もうあきらめよう(どっちみち、当たらないかな。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

新免疫療法に関わる裁判~自分で選択するということ

2012-07-27 | 乳がん治療の知識的なこと
  「自分で治療法を選択する」という言葉をあちこちの雑誌やネットで目にする。

 朝刊に初期の食道癌で亡くなったシンセサイザー奏者の遺族が新免疫療法のクリニックを相手取った裁判の結果が出ていた。
告訴の理由は「治療に関する説明が不十分で適切な治療を受けられなかった」損害賠償請求1億4700万円。

判決は
「新免疫療法だけでは根治できないことの説明が不十分だった。」
「患者が治療法を選択する権利を侵害した」
ただし、
「本人は外科手術や抗がん剤投与に消極的だった。」
「十分説明しても、標準的な治療を受けたとまでは言えない。」
(説明されても、抗がん剤や手術を拒否した可能性も高いだろう)
結果、説明義務違反による慰謝料支払い100万円。
 
 この奏者は自分で選択して新免疫療法が良いと判断してクリニックの指導に従った。その結果、1年半後に亡くなった。そのとき本人は、何と言い残して逝ったのだろうか?満足はしていなかったのか?今回の裁判は本人の希望で起こされたのか?それとも、遺族の判断なのか?

 本人が満足していたなら、それで良くはないか?それが「自分で治療法を選ぶ」責任というものではないか?周囲があれこれ言うことはないのではないか?

 自分は、これまでの治療(いわゆる標準治療)を選択してきたことは「これで良かった」と思っている。それが自己責任だと思っている。これからも狡獪な気選択をしていきたい。

 ところで、「新免疫療法」って?どうやら結構な費用がかかることはわかった。まあ、どちらにしても自分には縁のない世界である。

 で、免疫アップのために庶民的な「鰻重」スーパーマーケット版を買って、食べた。店先の扇風機でウナギを焼く匂いを店中に垂れ流していたから、うっかり策略に乗っかってしまったのだ。それでも、結構な値段だった。




 にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

腰が痛いけど

2012-07-26 | ホルモン治療中の運動・食事など
 あらら、腰が痛い。
 骨が痛い・・・というとつい「転移」が思い浮かぶけど、実際は最近始めたスポーツクラブ通いが原因だろう。(と思いたい)
 プールの中とはいえ、跳んだり跳ねたりしているのだから、だれきった身体には相当負担がかかっているはずだ。楽しいから、つい頑張っちゃうんだなあ。
でも、終わった後の露天ジャグジーに入って夜空を見ながらボ~ッとしたり、ミストサウナで汗を流しているときも、自分が「がん患者」ということを忘れられる。
腰や背中が痛いのも、「頑張りすぎたため」だと思うことで心地よい痛みになる。
 でも、気をつけなければ・・・月曜日に結果の出る骨シンチの結果も考えながら、より楽しい運動ライフを続けたい・・・この先10年以上は・・・・

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

成田ゆめ牧場

2012-07-25 | 日記
 今日は、聞いたことはあったが、行ったことのなかった「成田ゆめ牧場」へ。家を出発して、到着まで1時間。成田と言っても郊外にあるので結構時間がかかった。



 夏休みとはいえ、まだ来場者は少なめ。今日は暑くて、外をブラブラするのは結構シンドイ。小さな子連れのお母さん方は大変そうだった。
 メインは山羊や羊との触れあいで、100円のえさをあげたら、すご~い勢いで食いついてきた。でも、手はかまないのでやっぱり「草食系」だ。アヒルもガーガー言いながらレースで盛り上げる。





 トロッコ列車に乗ってひまわり畑を一回り。まだまだ花は咲きそうもない気配だった。



 お昼はバーベキュー。久しぶりの焼き肉を楽しんだ。自分は野菜中心で、肉はあまり食べなかったが、家でたべるのと違った開放的な雰囲気が良かった。



いつも家にいると、気持ちも閉鎖的になるので、たまには外にも出ないと・・・・それに毎日日光に2時間異常浴びた方が良いらしい。もちろん、両腕は完全防備で日焼け対策をした。
 去年は抗がん剤真っ最中だったけど、今年は身体にも余裕ができて楽しめるようになったのがうれしい。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

核医学、受診してきた

2012-07-23 | 乳がん治療(手術後の生活)
 病院での予約表に「核医学」と書いてある。本日は骨シンチ。なんだかゴッツイ。
おまけに受付の新人らしい女の子がおもいっきり明るく「核医学の受診ですね」と言ってくれた。新人さんには「声を小さく」あるいは「ひそひそと話す」ことも覚えて欲しい。これからもこの受付に来るかも知れないし・・・
 この病院はCTやエコーなどの検査の時は、呼び出し機が鳴って、患者は部屋に入ってから検査の準備などする。廊下で「今朝、お食事を召し上がりましたか?}などと看護師さんが聞いている姿はない。
その点は放射線をやった病院とは偉い違いだ。あっちは、常に看護師さんや技師さんと患者さんの声が響いていた。ご老人相手だと、結構大きな声で話しているので、賑やかな空間で待っていたものだった。どちらがよいか・・・微妙。
 こちらでは、待っている人も黙々と待っている。しかも、全体にゆったりと空間が広がっていて、
 検査室に行く道のりが長い。CTやX線を待つ人が座り、その前をず~っと歩いていく。一番奥にあるので、ず~っと観られている感じだ。
午前中の注射の時、またもや手の甲に打たれた、ゴムで固く縛って血管を見つけてやろうという気もなかったみたいだ。また甲がポコッとふくれてしまった。
 
9:30に注射をして、午後1:30分に検査。この時間が長かった、家が近くて良かった。検査の前にトイレに行くよう言われるが、ここには検査室の中にトイレがあるので、その点はうれしい。ここはプライバシーに関してかなり配慮されている。
 検査を始めると「動かないでください」と言われて頑張って棒になった。上から機械が降りてくると「おっと」と思わずよけそうになり、目をつぶってじっと30分くらい。後半は胸を重点的にやっていた。金属製の洋服類は来ていなかったので、そのままで楽勝だった。
 でも~問題はその結果。来週診察でまた骸骨を見ながら先生からの説明がある。
まあ、いずれにしても骨転移の場合は、ゾメタ点滴か放射線治療かというような
方法になるのだろうから、手術前ほど焦りも混乱もないような気がする。
とりあえずは、来週待ち。


 にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

骨シンチグラフィの不思議

2012-07-22 | 乳がん治療の知識的なこと
 明日骨シンチ。手術前に1回やったし、食事や飲み物など自由なので、その点はOK。
でも、造影剤を売ってから4時間の空き時間が・・・長い。おまけに、トイレへ行っても下着に尿が付かないように、という注意書きはあるし、時間が遅れると効果が薄まっちゃうから遅れないようにと、プレッシャーをかけられた。
 でも、一番気になるのは、画像の診断を的確にしてもらえるか、ということだけ。どうも、背骨への骨転移発覚以来、少しばかり疑い深くなってしまった。
 いろいろな説明を見ると、骨シンチは薬剤が骨の代謝反応が盛んな部位に集まる性質を利用する。
ところが薬剤が転移に集まるわけではないので、骨折や関節炎の場合も黒く出るし、転移があれば必ず集まるとは限らないので、医者の経験がものをいうと出ていた。つまり、骨シンチで黒く写るのは転移ばかりでなく、骨折などもあるらしい。
そういえば、去年のシンチでも膝が黒く写っていた。膝は何回も転んで痛めつけていた場所。
画像を見る先生はそういう場合と転移の区別をどこで判断するのか不思議だ。
でも、せっかく時間と費用をかけてやるんだから、正確な診断をして欲しいと願うばかりだ。
 とにかく明日は遅れないように行かないとネ。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

プールで気分爽快

2012-07-21 | ホルモン治療中の運動・食事など
 本日もアクアビクス40分。ついでにミストサウナ?分。ジャグジー5分。充実しているという気分になる。やっぱり、夢中になれる物があると生きてる気分も倍増するものだ。
 だからといって、アクアビクスだけでやせたり、スタイル良くなったりするのは無理だろう。あくまで気持ちを前向きにするために続けることが一番。この調子で少しでも体力復活するぞ。
 まったく・・・プールの中でウォーキングすると、時々よろっとしてかなり弱っていることに気づかせられる。1年間の治療で足腰が格段に弱っているのだ。せめて、黄信号になりそうな交差点を走って横切れるくらいにはしたい。
 少し水中に潜ってみたが、水に対する恐怖心は育っていなかった。泳ぐのも問題ない。
 ついでに自慢すると、自分がカナヅチから泳げるようになったのは37歳。
 それまで浮き輪が必需品だったのが、子供とプールに行って、何となく浮き輪が外れて「あれれ」と思ったらプールに沈んでいたけど、全然こわくなくて・・・・そこから水中が好きになったという事実。 速くはないが、一応クロールと背泳ぎはできる。
 そこで、泳げない皆さん・・・
 決してあきらめないで、ある日突然「できた」というその日が来るのを待つのですよ~人間あきらめなければチャンスはやってくるらしい・・・
 たわいもないことを・・・失礼。

 
 にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村