一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

術後1年検診~その1

2013-03-21 | 乳がん治療(手術後の生活)
 昨年3月に手術をしてから早1年。
 今日と明日に分けて、検査をして4月4日にその結果を聞かせてもらうことになっている。
 今日は検査が2つ。
 朝9時半から造影剤を注入してのCT。おもに肝臓の機能を診る。
 続いて、10時半からマンモグラフィ。残った左胸を診る。
 CT検査で、造影剤を入れるとき、予想通り1回失敗で針を細いものに変えて2回目で成功。1回目も入っていたらしいが、造影剤が漏れることを心配してやり直しをした。
 金具の入った洋服は一切着ていないので、脱ぐ必要もなく、そのままの撮影となった。勿論ズボンもファスナーなしの物。何回もやっていると、こういうことには賢くなるものだ。
 造影剤さえ入ってしまえば、こっちのもの。あっさり終わった。

 続いてマンモ。
 入ったら上半身は脱ぐが、使い捨ての上着が渡された。今までのマンモでは何もなくて上半身マッパだったので、それだけで感動した。
 技師さんに「今までにやったことありますか?」と聞かれたので
「はい、ほかの病院でやりました。」と言った。
 そうです・・・少なくとも10年間に2回やっていたのに、見つけてもらえなかったのです~特に2回目はガンが見つかる2年前。十分育っていたころだったのに~なんて愚痴は心の中だけでつぶやいていた。

 マンモ自体は思ったより痛くなかった。特に手を挙げたときに脇を機械にグイグイ押し当てられるときの、あの脇の下の痛みがなかったのは感動的だった。女性技師さんが上手だったのか、機械が進歩したのか?
 とにかく、あのひどい痛みがなかっただけで嬉しかった。乳房を押しつぶされた時も、以前に比べ痛みは軽かった。
 横と斜めから撮影した後、
「写っているか調べますから、そのまま座ってお待ちください。」という言葉で、座って待っていたが
「はい、もういいですよ。」と言われるまでが長かったこと。
 もう一度写しますよ言われるときは、何か気になるモノがあった時かな?なんて勝手に考えていたので、もう一度、と言われることがなかったのは、いい証拠かな、などと勝手に考えている。
 まあ、悪い結果が出ても、4月から1年間は「また仕事ができなくなっちゃいました。」なんて言えないので頑張るしかないのだけれど・・さてどうだろう?今から、悪い結果の時のシュミレーションをしておく必要もあるかもしれない。

 明日は骨シンチ。骨転移の様子を見るため。また自分のガイコツが主治医のパソコンに3体並ぶのかと思うと、実はひそかに笑いが込み上げるのである。
 今までの2体はガニ股気味だったので、明日は心して足をまっすぐにして、スタイルの良いガイコツを作らなければと気合を入れている。前回も気合を打入れたのだが、台に寝るとダラ~ッとだらしなくなって結局ガニ股になるのだ。
 あと何体のガイコツ君が画面に並ぶのか・・・1年に1体くらい増えるのかな?ガイコツがズラ~ッと画面上に並ぶというのも、想像すると我ながらちょっぴり可愛い気がする。

 今日は病院のレストランでブルーマウンテンを飲んできた。明日は、窓から見える庭園のテーブルで朝食でも食べてみようかな。

ついに「手の甲担当」誕生

2013-03-04 | 乳がん治療(手術後の生活)
 本日は、1か月置きの通院日。
 最初に採血をしに採血室へ行く。午後12時半過ぎには人はほとんどいなくて、すぐ呼ばれる。
 即左手の甲を差し出すと、看護師Aさんが
「手の甲ですか?」と聞くので
「そうです。」と答えると。看護師Aさんは、後ろを振り向いて
「手の甲です。」という。
 すると、近くにいた看護師Bさんがスルスルッと近づいてきて、当然のように交代した。
ついに「手の甲担当」なるものができたらしい・・・?
 看護師Bさんは、さすがに担当になっただけはある。ちょっと暖めてすぐに採血できた。
ついでに、血管が細くてシモヤケができるという話から、靴下の重ね履きがいいと教えてくれた。
シルクと綿50%(くらい)ずつの5本指ソックスに薄めの靴下を重ねるとあたたかいって。3枚でもいいらしい。

 そんなこんなで、本日は実に快適な採血だった。ついでに、ケアルームでの点滴も今日の担当看護師さんは1回で無事成功していた。
 車を運転していた時は手が冷たくて、どうしようと思ったけれどgoodな日であった。

 メインの診察は、毎度おなじみの「調子はいかがでした?」から始まる。
 思い切って「左胸の奥が痛い」ということを伝えると、触診して「大丈夫ですよ、手術後1年たって体も変化しているんです。」という意味合いの言葉を言ってくれた。お医者さんの言葉は力強い。
 全体的には停滞気味(たぶん良い意味で)な採血結果らしいけれど、Caの数値が下がっているので、点滴で補うことになった。
 けっこうサプリやカルシウム入りの食品を摂取して努力していると思ったが、ホルモン剤は強敵だ。さらに努力しなければいけないと決意した。

 あとは手術後1年の検査として、CT(特に肝臓を見たいらしい)・マンモグラフィ・骨シンチ(骨転移しているし)の3つの検査を3月中にすることになった。
 そして次の診察は、4月初旬の木曜日。ずっと月曜日だったが、さすがに4月1日では仕事に差し支えるからと、ずらしてくれたのだ。
 こうして、カレンダーを見ながらスケジュールを組んでいくと、少しずつエネルギーが蓄えられていくような気がして嬉しい。

穏やかな診察日

2013-02-04 | 乳がん治療(手術後の生活)
 最近はブログが停滞している。
「便りのないのは元気な証拠」的な発想で、気が向いたときに更新中。生来のズボラな性格が復活しているようだ。

 さて、今日は月1回の診察日。
 今日は暖かかったので、採血も点滴も一発で成功した。
 毎回痛い思いをするので、どうやったらすぐに血管が出るか、工夫してみた。名付けて「温室作戦」
出発1時間前からコートを来て、マフラー巻いて、ストーブをつける。このあたりで「けっこう、暖かいぞ。」
家を出る10分前に、お湯を入れた洗面器に手を浸す。(ちょっと熱めに設定)「いい感じに温かいぞ。」
車に乗り込んだら、すぐに温風を出す。しかも上半身に。これで、もう「暑いな。」状態になる。
そのまま15分運転して病院到着。

 採血はベテランの方。さすがに使える血管をすぐ見つけてキューッと3本分を抜いてくれた。
でも、診察の後に点滴があると言ったら
「だったら、ここからじゃなくて、別のを使っておいたらよかったかなあ。」と後悔しているようだった。
「でもあと1本使えるのがあるから。」とも言っていた。
雪が降りそうだという会話をしていて、雪の日は大変なのだと漏らしていた。寒さで血管が固くなる患者さんが多いらしい。ご苦労様です。

 点滴をしてくれた看護師さんもはじめてお目にかかった方だが、すんなり針を刺してあっというまに取り付け完了だった。
今日は血管のトラブル一切なしで、ご機嫌な通院日だった。

 主治医の診察はもう簡単。
「様子はどうですか。」
「大丈夫です。」
「血液検査も問題ありませんでした。今日はまた点滴受けてくださいお薬も大丈夫ですね。」
で、診察終わり。
あとは来月まで1か月のご無沙汰となる。
 
 こんな穏やかな調子で病院に来るなんて1年半前には予想できなかった。
これで、月1回のゾメタ点滴さえなかったら、万々歳なのだが、そう何もかもうまくはいかない。
 それより主治医が何事もなかったように
「では、また来月ですね。」とあっさり終わるのが不気味だ。
 このまま「それでは、また来月・・・」という会話を聞きながら退室できればOKなのだが、先のことはわからない。

 そういえば、手術したのは昨年3月。で、術後1年の検査などはするのだろうか?このまま検査はないかも知れない。
血液検査で出てくる腫瘍マーカーの値なんかも聞いてみたほうがいいのか?なんて今さらなことを思っていたりする。
まあ、聞いてもどうしようもないので「大丈夫」という言葉だけを聞けば十分だろう。
仕事に戻れば8月には否応なしに人間ドックをする羽目になるので、検査なしでもあまり気にはならない。

そんなこんなで病院から帰ってきたら
「もらってきたよ。」と主人が言う。覗いて見たら・・・・鳥がいた。

 せわしなく飛び回るのでうまく撮れない

結局、飼うのは無理だということがカメの一件でわかっていたので、明日空に放すことになった。うんそれがいい。
我が家に動物は無理だ。
(ちなみに、カメさんはたぶん庭の地面の中で冬眠していると思われるが、どうだろう?)

薬がどんどん増えていく

2012-09-06 | 乳がん治療(手術後の生活)
 薬は基本PCの前に置いておく。飲み忘れなどしないように。 それでもホルモン剤2回ほど忘れているのは残念だ。
 その薬類が日増しに増えている。かゆみ止めのムヒやオロナイン軟膏はご愛敬。飲み薬の数が・・・
 まず命の元。ホルモン剤のフェマーラ。
 睡眠導入剤。朝すっきり起きるため。
 カルシウム剤。カルシウムが入っている食事が苦手なので、サプリメントに助けを求める。
 漢方薬の、当帰芍薬散。睡眠などが不安定なので、調べたらこれがイイと知って購入。心配なのは植物エストロゲン作用がある生薬もあること。高麗人参と葛根には含まれているらしい。当帰も含まれているという見解があるみたいだが、大丈夫だという記述が多かった。だから、しばらくはこの漢方薬も飲んでみる。
 そしてたぶん、近々グルコサミン&コンドロイチンも加わるだろう。膝が痛むので、和式のトイレを使用するときの苦痛と言ったら・・・。(旅先の観光地やちょっと昔建てられた店の建物は未だに和式全盛の所もある)。
 今日は、眼科で処方された目薬も加わって、ますます賑やかな台となった。
 そういえば、今日行った薬局は処方箋を出したら、迷いなくジェネリックの薬品が出てきた。以前買った薬局では、最初に「ジェネリックもありますけど、どうしますか?」と長々と説明されたのに。
 こういう部分は薬局ごとに対応が違うのだろうか?それとも、お薬手帳にホルモン剤なども記録してあるから「安い方がイイだろう」と判断してくれたのだろうか?
 いずれにしても、3本900円が600円になるのだったら、ジェネリックで即OK。実は以前、ジェネリックでない方を買って、ちょっぴり後悔していたので(高い方を選んだ後悔)今回は薬剤師さんに感謝。



これ薬とは全然関係ないけど、川越の街角にあった置物。
目に付いたので、撮ってきた。
    


にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

傷跡の復旧

2012-08-21 | 乳がん治療(手術後の生活)
手術から5ヶ月経って、傷跡は少しずつ薄くなっている。放射線も受けたので日焼けのようになっていた線も肌の色に同化しつつ、肌も活気を取り戻しつつある。
 ここで、また肩掛けバッグが復活した。
 手術後は傷跡の痛みもあって、愛用の斜めがけバッグを下げるのを止め、もっぱら手に提げるバッグを利用してきたが、買い物に行って両手に提げるのが苦痛だった。
 仕方なく封印してきたバッグがまた復活してうれしい。
 また1つ、以前の生活が取り戻せたことに感謝。
 そして、今日も又トマトジュースがたらふく飲めて・・・・うれしい(?)。知り合いの農家と自分の小さな庭で取れたトマトが毎日たくさん。体中がリコピンで満たされていく・・・・・
(でも・・・贅沢だとは思うが、さすがに最近は・・・飽きてきた




にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村


核医学、受診してきた

2012-07-23 | 乳がん治療(手術後の生活)
 病院での予約表に「核医学」と書いてある。本日は骨シンチ。なんだかゴッツイ。
おまけに受付の新人らしい女の子がおもいっきり明るく「核医学の受診ですね」と言ってくれた。新人さんには「声を小さく」あるいは「ひそひそと話す」ことも覚えて欲しい。これからもこの受付に来るかも知れないし・・・
 この病院はCTやエコーなどの検査の時は、呼び出し機が鳴って、患者は部屋に入ってから検査の準備などする。廊下で「今朝、お食事を召し上がりましたか?}などと看護師さんが聞いている姿はない。
その点は放射線をやった病院とは偉い違いだ。あっちは、常に看護師さんや技師さんと患者さんの声が響いていた。ご老人相手だと、結構大きな声で話しているので、賑やかな空間で待っていたものだった。どちらがよいか・・・微妙。
 こちらでは、待っている人も黙々と待っている。しかも、全体にゆったりと空間が広がっていて、
 検査室に行く道のりが長い。CTやX線を待つ人が座り、その前をず~っと歩いていく。一番奥にあるので、ず~っと観られている感じだ。
午前中の注射の時、またもや手の甲に打たれた、ゴムで固く縛って血管を見つけてやろうという気もなかったみたいだ。また甲がポコッとふくれてしまった。
 
9:30に注射をして、午後1:30分に検査。この時間が長かった、家が近くて良かった。検査の前にトイレに行くよう言われるが、ここには検査室の中にトイレがあるので、その点はうれしい。ここはプライバシーに関してかなり配慮されている。
 検査を始めると「動かないでください」と言われて頑張って棒になった。上から機械が降りてくると「おっと」と思わずよけそうになり、目をつぶってじっと30分くらい。後半は胸を重点的にやっていた。金属製の洋服類は来ていなかったので、そのままで楽勝だった。
 でも~問題はその結果。来週診察でまた骸骨を見ながら先生からの説明がある。
まあ、いずれにしても骨転移の場合は、ゾメタ点滴か放射線治療かというような
方法になるのだろうから、手術前ほど焦りも混乱もないような気がする。
とりあえずは、来週待ち。


 にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

病院での視線

2012-07-16 | 乳がん治療(手術後の生活)
先日の診察のこと。
 診察室を出て、ファイルを出すため、受付に並んで「お次の方」と言われるのを待っているとき。
 ふと乳腺外科の前の待合いを見ると、後ろの方のイスに座っていた女性がマスクを取った。そのとき横を向いて自分の方に視線が来た。
めがあった・・・というほどではないのだが、偶然、自分はその方の顔を見ることになった。ちょっとドキッとした。
 今まで、いろんな目を見た。
 悲しそうな目。寂しい目。嬉しいときの目。怒りの目。あきらめの目・・・いろんな目を見たけど、この女性の目は、すがるような目と「あなたも乳がんなの?」という尋ねるような色が混じった何とも言えない目をしていた。40代後半だろうか?
 マスクをして座っていたので、抗癌剤を打っている最中なのだろうか?と思った。
 振り返ってみたら、去年の自分もそんな目をしていたのだろうか。診察室から出てきた一見元気そうな女性を見て「あの人も乳がんなのだろうか?」と思っていたような気もする。「いや、乳腺外科」だからと言って、癌とは限らない。乳腺症のひどいだけかも知れない」と勝手にうらやましがっていた自分。
 でも、奇妙なことに「手術終わったし、CTでも肺や肝臓に異常ないと言われたし・・・」という優越感を感じたりしていた。あり得ない優越感。上から目線。もしかしたら、自分のほうが重傷なのに・・・
 ちょっとゆがんだ気持ちを抱えながら、「あなたも私もまだまだやれる」と密かなエールを送って来た。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

術後4ヶ月~CTの検査結果

2012-07-09 | 乳がん治療(手術後の生活)
 CTの結果を聞きに病院に行った。
やっぱり呼ばれるまでは緊張した。もしも・・・なんて考えたら・・・
 結果、肺、肝臓共に何もなし。良かった。
 というか、それこそ毎年肺のレントゲンや腹部エコーをやっていたのだから、ここで何かある、と言われたら泣いてしまう。
 そして2週間後に骨シンチ。やっぱり脊椎に転移があったから骨は調べてもらった方が良いと思う。
 私が「他の骨にも転移があるかも知れませんよね?」と聞いたら
 先生は「あっても、小さいものでしょう」と言ってくれた。背骨の様子から見て、大事になってはいないという判断だろうと思う。でも、きちんと検査をしておいてもらった方が安心だ。
 また、あの素敵な「骸骨」が見られるのだ。今度こそ、両足をぴんと伸ばして撮影してもらおう。前回は、PCの画面で見せてもらうたびに、がに股の足ばかりが目についてすご~く恥ずかしかった。 
 薬局でフェマーラをもらい、帰りに水着を買った。いよいよスポーツクラブへ入会しようという気になった。でも、脇の傷があるので、袖付き。手を勢いよく挙げたときに、周囲が「ワォー」な気持ちになったら悪いから・・・
 これから、少しずつ日常生活と身体に活力を取り戻していく気満々だ。
 でも、体重は戻したくないグシュン

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ

診察・・・ゴールなきマラソン

2012-06-21 | 乳がん治療(手術後の生活)
 昨年の今頃は、病院通いと仕事の後始末でばたばたしていた。
 今日診察室にはいると、先生から
 「1年経って、一段落ですね」と声をかけられた。
 1年・・・・・・そうだった。他の病気なら「終わりましたね」と笑顔でほほえみ返しをしていたところであるが、一生涯治療とは縁が切れない身にとっては「ゴール」の文字はない。無限に続くマラソンで、次の給水所まで頑張るぞという心境である。
背骨については「骨が固まっているけど、いつ悪さをするかわからないので・・・」という説明も受けた。また、「もし、痛かったらゾメタをしますよ。」とも言われた。
ゾメタ点滴をするかしないかは患者からの自己申告。いっそ「やりましょう。」と言ってくれた方が気が楽だ。
 そして7月2日に肝臓と心臓の様子を見るためCT検査。その次の週にその結果も含めて診察の予定。これは、想定内。やっぱり、転移でこわいのは肝臓と肺らしい。
 不思議に、昨年検査をしていたときは「アララ」という感じだけで、特に感慨はなかったけど、今回は「結果はどうなるのだろう?」と心配をしている。知識が増えるにつれて、不安も増すのだ。人間、案外何も知らない方が幸せなのかも知れないと思ったりする。

 そして本日は、フェマーラ錠をもらうために病院隣の薬局へ行ったら、かなりの人数だったので、車に乗ってから、少し離れたドライブスルーの薬局に行った。人がいなくて比較的早くもらえたので、「何で最初からここにしなかったのか・・・」とチョット悔しかった。

 さらに残念なことに採血の時に、手の甲からしか取れない、ということが確定してしまった。ベテランで自分も「この人なら安心」と思っている男性技師が差し出した手を探って「?」という顔をしていたので「手の甲からでもイイですよ」と(半ばやけくそに)言ったら「本当は、できるだけやりたくないんですが」と言いつつ、即実行した。
「血管がダメなんですか?」と質問したら「体質変わる人もいますし、健康な人でも駄目な人もいますから・・」という答えだったので、完全に手の甲しか取れない左手になってしまったことを直感した。悲しい
 これから先、採血や点滴のたびに、ぐりぐり針で探られたあと、自分が「手の甲で」と言って手の甲にぶすっと刺される運命らしい。
 今度は7月にするCTの造影剤点滴が決戦場だな。ずっと昔は足の甲にされたときもあったから・・・ブルル・・・

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ

肩こりとワイルドな男の子の話

2012-06-10 | 乳がん治療(手術後の生活)

 全摘した側の肩こりがひどい。痛いくらい。
 たぶん、無意識のうちに変な姿勢になっているからだと思う。右側と左側のアンバランスが原因なら、右にパッドを入れれば、肩こりは軽くなるのだろうか?やる価値はあるか?
また新たな悩みが出てしまった。

 今日買い物に行った先のスーパーでワイルドの男の子を目撃。
たぶん小学校低学年だと思われる。お父さんと買い物に来て、お父さんはかごに食品を入れ、男の子はその脇をくっついて歩いていた。
何気なく見ると、男の子の口に何かぶら下がっている。
それは・・・・ヨーグルトの容器だった。

こんな大きさのヨーグルト容器


こんな感じで(イメージ画。上手く描けない


ヨーグルトを落とさないようにくわえて、両手にもお菓子を持ってお父さんの隣にいた。
もちろん中身入りの物だ。

すごい
 結構な重さなのに、それを落とさないように上手に口にくわえて歩いている。
 その後はレジに向かってしまったので知ることはできなかったけど・・・ 明らかにスギちゃんよりワイルドだ。 

 日本の男(の子)もなかなかやるじゃないか


にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ