一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

木村カエラコンサート@市川市

2013-02-08 | コンサート
 久しぶりのコンサートに行った。
木村カエラコンサート。市川市文化会館に来たので、チケットを家族分とっておいたのだ。
駐車場に車を入れることができラッキーだった。

おばさん、若者の歌で大丈夫か?と思われるかもしれないが、「ド演歌は受け付けません」という人以外、まったく問題なし。大部分の歌が初めてだったが、メロディは覚えやすい。
 歌の合間の話も、なかなか面白かった。千葉に初めて来たという話の後で、そういえば小さいころに松戸の日能研に通っていたと言っていた。「Nが付いたカバンだよね。」なんて思い出を語って、楽しそうだった。
あとは、ディズニーランドに行った時、近くの高校生が「木村カエラじゃね?」と言ってて、高校生は声が大きいからよく聞こえていたこと。最終的には「木村カエラに似た人」で落ち着いたことなども面白かった。
 カエラさん、あのイエローの髪の毛で誤解されているかも知れない。実はすごく落ち着いた真面目な女性あという感じだった。
 とにかく歌がすごくうまい。声が伸びる。言葉をはっきり発音する。残念ながら、マイク調整があまりよくなくて声が割れていたが、歌のうまさはしっかり伝わった。
 歌いながら、絶えずステージ上を跳んだり跳ねたりしていた。EXILEほど力を入れず、最近のCMではやりの幼稚園児のようなお遊戯でもない、身軽なダンスだった。体がぶれないのには感心した。旦那は「バレエをしていたのじゃないか?」と言っていたのも頷ける。

 白いばさっとした上着と黒いスパッツにブーツという簡素な衣装だったが、スタイルが良いからよく似合う。周囲から「かわいい」という声が多数上がっていた。

 アンコールで「バタフライ」ともう1曲を熱唱して締めくくっていた。
 これから全国ツァーを展開するらしいので、多くの人に聞いて欲しい。そして、誰かのカバーでいいから、多くの人が知っている曲で勝負してみてもいいんじゃないかなあ。(と、これは旦那の要望)

 そんなことを思いながら、コンサートグッズを買ってきた。けっこう大きいので、どこにつければいいか思案中。カバンかな。
 
コンサートというと、ほとんど立ちっぱなしだが、今回は思ったより疲れなかった。体力がかなり回復した証拠だろう。



ザ・タイガースのコンサート(IN  松戸・森のホール)

2011-11-15 | コンサート
以下のお話はある年齢以上限定。
でも、実はスマップ以上に熱狂されたグループの再結成。

松戸でのコンサート。
正確にはジュリー(沢田研二)のコンサートにゲストとしてピー(瞳みのる)、タロー(森本太郎)サリー(岸部おさみ)が呼ばれたという形。
結局トッポ(加橋かつみ)は出ないので、残念。

むかし田舎でグループサウンズに熱狂していた女子中学生がようやく本物をステージの上で見られたうれしさ。
映画やテレビを見て、月刊「明星」や「平凡」の写真をうっとり眺めているだけで都会で行うコンサートなんか絶対行けなかった人間としては、感無量。
初めて買ったレコードが彼らの映画のもの。(世界は僕らを待っている)


コンサートが始まると、もはや脳内では数十年前の彼らが立っていた。
実際、歌いながら、ギター弾きながらステップ踏んでいたし、
ピーなんかすごい勢いでドラムをたたいていた(年を感じさせない)
サリーも真面目な感じでベースを弾き、俳優の岸部一徳ではない、やっぱりサリーだった。

5人は前半渋い色のスーツを着て、それが時の流れを物語っていた。
ピー赤いジャケットが派手だけど、似合っていた。
本当に彼は変わらない。

ダンナは「イットクさん」と言うけど、自分はサリー(岸部おさみさん)だろう、やっぱり、とちょっと不満。

あの頃の歌を聴くと、一足飛びにあのころの中学生になってしまうのが不思議だ。
たぶん、周囲の人たちもきっと、あの頃コンサートに行けなくてようやく今実現している人たちが多いに違いない。
隣の人も、たまにいっしょに歌っていたが、許せた。
少女だった頃のあこがれ。
青春の歌。
歌いたいのもわかる。
いい歌が多いのだ。

生きているうちに彼らのコンサートが見られるなんて夢のようだ。
ピーが慶応高校の先生になってしまった時やサリーが俳優として大活躍し始めた時、もう彼らは音楽に見切りを付けたのかなと思っていた。

でも、実は彼らも音楽やりたかったんだ・・・と思った。
実際、本当に嬉しそうだった。

今回、ほんとうに感激した。
そして
願わくば、早いうちにトッポも参加して完全な「ザ・ターガース」を復活させて欲しい。

ポスターも作って欲しい。
(シワがあろうと、髪の毛がなかろうと、それはもう・・・)