一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

何で「がん」を育てちゃったのか、理由がわかった気がした

2012-08-23 | がん治療に関わる日常生活
 自分は、「顔つきがよい乳がん」と言われたけれど、術前抗がん剤をやった結果が10cmのシコリ。あげくは脊椎骨転移。主治医からは「たぶん、10年前からあったもの」と言われた。
 結局このテイタラクの原因は「ありのままをスンナリ受け入れる」自分の自分にあるとようやく思えてきた。
  先日使っている車を車検に出した。そうしたら、修理工場から電話が掛かってきて、エアコンがダメになっているという話だった。主人に「お母さんは、気がつかなかったの?暑くなかった?」とあきれられたけど、まさかエアコンが壊れていたなんて思いもしなかった。
 そういえば、ここ1ヶ月くらいは走っていても「暑いなあ」と思ったけれど、猛暑だし、エアコンもきかないくらい暑いなあなんて思いながら走っていたのだった。
今考えれば、以前はエアコンを付けると寒いくらいだったのが、最近はちょっと涼しい風がはいるかなあ・・・程度の涼しさだったような・・・そのときにはすでに壊れていたのだ。

 振り返ってみると、この「疑問に感じない性格」が結局はしこりがあるのがわかっていたのに、悪いことだとは想像もせず、マンモを読んだお医者さんの「良性の石灰化です。大丈夫です」というのをそのまま聞いていたことにも通じるのだと思う。
 結局、「痛い。カユイ。どこか悪い。変だ。」という思いを持って精密検査でもやっていれば、大事にはならなかったかも知れない。
 そういえば、自分の死んだ父親も我慢強い人で、膀胱炎を我慢して大丈夫といっていたら、実は膀胱がんであっという間に旅立ってしまったのだ。
 自分は我慢強いのとは違うけれど、小さな身体の変化にも敏感になれるようにしないと、結局はお金も人生も棒に振ることになるかも知れないと、つくづく思った。
 これからは自分の身体と車の変化には敏感にならないといけないかなあ~とは思っても、所詮生まれつきの性格は変えられそうもない。 気づけることを気づかず、失敗を繰り返しながら、ちょっぴり後悔をしながらジタバタする人生も送りそうな予感がする。(ちなみに、コンデンサーが壊れて直したので、ン万円上乗せの車検代になった。とんだ出費だ。

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