一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

点滴日

2013-05-23 | 自分の勉強
 月1のゾメタ投与の日。いつものごとく診察をして、本日はフェマーラとリリカカプセルの処方箋もいただく。
その後の点滴も今日は暑かったせいか、すぐに針が入り、スムーズだった。日頃の疲れは、この点滴時間で少し回復した。
 それにしても、この「女性科」というブースは独特の雰囲気だ。
自分の入る「乳腺外科」は、本を読んでいたりするが、基本的に顔は上がっている。それに比べて、「婦人科」のブースは6~7人の全員がスマホを操作していて、下を向いていた。あえて、顔を合わせない暗黙のルールがあるようだ。
乳腺外科のブースからケアルームに行くには、どうしても婦人科のブースを通らなければいけないので、光景が見えてしまう。それぞれ、うかがい知れない事情があるらしい。

 全部終わった後、会計を待つ間レストランでケーキセットを食べてきた。



そういえば、ケーキは最近食べていない。レアチーズケーキとコーヒーで一息。
 美味しかったけれど、そのあとすぐに職場に戻った。がっかり。
 その前にフェマーラとリリカを90日分買ったら2万円を超えた。さすがに、痛かった。
ちょっと高い保湿クリームを買ったと思えば・・・いいか

おばあちゃんは女子大生~河渕日出子著~

2013-05-20 | 本の感想
 まあ、忙しいので、細かい活字の本は無理。大きくて前向きになれる本がいい。
ブックオフで見ていたら、あった。
「おばあちゃんは女子大生」



67歳に突然定時制高校に行きたいと受験し、数学の答案に「一生懸命がんばります」と書いて合格。
苦手な数学を一生懸命学び、短大にまで行ったという、まさに「おばあちゃんの星」

文章で書くのは簡単だけど、実際は大変だっただろう。
でも、中身はいつも明るい。

 元気になる本である。
この本が出された2005年当時75歳。ということは、今は82~3歳。
まだまだ勉強すると書かれていたが、お元気なのだろうか?
ネットで検索しても、ヒットしない。
本の裏にはご住所も電話番号も載っているけれど、今もそこにいらっしゃるのか?
ちょっと連絡を取ってみたい気持ちはあるが、思いがけない結果が待っていたらと思うと・・・勇気がでない。
せいぜい、河渕さんに負けず、勉強をしてみようかと思いつくしかない自分である。

人間ドックの選び方

2013-05-19 | 乳腺外科以外の通院事情
 どうやら、今年は6月7月を無事抜けられそうだ。
2011年は「魔の初夏」だったから、隔世の感がある。
 胸のかゆみと赤みは25日の診察で聞くことにする。

 人間ドックは・・・3年前に受けたところにしようかな・・・と考えている。
ン?ここでは209年にマンモグラフィを受けていて・・・・・・「乳がん」発見されなかったところである。
やっぱり他の場所のほうがいいかなと思ったけど、マンモの読影がだめだった以外は結構良かった。
 待合室が個室だし、採血の看護師さんはていねいだし、お昼にコーヒーも出してくれたし・・・・
知り合いもいないし、まあまあ近いし・・・・結果もほぼ性格だったと思う。
なんだか条件的には実は良いんですよ。
 あとは、肝臓のエコーとか肺のX線をちゃんとやってもらえればいいかな、と気楽である。
 まあ、病院のHPで「マンモを積極的に受けましょう」などと宣伝しているのは複雑だけれど、それはそれで。
早速明日にでも、予約しようかなあ

男たちのコンビニ

2013-05-16 | 買い物全般
 わが職場は6:4で男性優位。
すっかりあたりが暗くなった部屋で、みんな必死にお仕事中。
あちこちで「疲れた~」の声。
外は雨が降り出して、ますます気持ちを重くする。
 そん中で自分の右と左の男性が会話する。
「帰る途中のS(コンビニ名)でから揚げとコーラを買って食べるのが最高だなあ。」50代の人。
「そんなに食べて太らないのはすごいですねえ。」と自分が相槌を打つ。
「俺は、橋の近くにあるMのソフトクリームがおいしくて・・・」
「ソフトクリーム!」とびっくりの自分。この人も50代。

そんな話で盛り上がる大人たち。
何か楽しいことを考えていないと、毎日がやっていけない。
今、ここは戦場である。

なんだか6月が来るのが待ち遠しい。
でも、今年は県民の日が土曜日とかぶって、がっかり。

疲れているけど、明日も7時に来ている人、多数。
あと1日だからと頑張っている我々である。



エクセルに挑戦 と 無言の会話

2013-05-15 | がん治療に関わる日常生活
  ついに、職場のパソコンでエクセルを使った会計簿を作った。
集金をして、物を買った時に数字を入れると、自動的に合計してくれる。
ヒーヒー言いながら作った表に数字を入れると、残金の数字が変わった時の喜びと言ったら・・・
いわゆる「成功体験」ね。
こういうのを、生徒たちにも味わってほしいけど、それまでの失敗の連続、わからないとき「もう、やめようか」と思ってから、またプリントを見ながら、ポツポツと打つ忍耐力と言った難関を乗るこえることができるだろうか?
今の若者は、素直だけれど、ちょっとやって「できない」とすぐあきらめることが多いように思う。
 
 まあ、自分としては、よくやったと思う。
次は、項目ごとにまとめた表を作成すること。案外やれそうな…気がする。
パソコンに対する「食わず嫌い」が薄れていく喜び。
今日はなんだか肩こりが軽い気がした。

 今日は月に1度の研修日。秋に再手術する彼女にもあった。
帰るとき、
「体調はどうですか?」と聞かれて
「元気ですよ。」と答え
「お大事にしてくださいね。」と言って別れた。
こうして私たちは、お互いの無事とこれからもずっと生きていこうねという心の言葉を交わしあっている。

 

ほっと一息~4月22日の記事なので、ちょっと古いのだ~

2013-05-12 | がん治療に関わる日常生活
 記事の下書きをしておいて保存してあったので、今頃アップ。

 今、主人が夕飯の支度をしている。ハヤシライス。
ビーフシチューと間違えてルーを買ってきたらしい。(まあ、ほとんど一緒だが)
玉ねぎがない・・・だの、カップが見つからない・・・だの、騒々しいが結構期待している。
 男の人は創造的だというが、本当だろう。
 できれば、このままずっと食事の支度をお願いしたい。

 今日は土曜日にあった保護者参観日の振替休日。
久しぶりに平日昼間の買い物に行ってきた。たまにしか行かないから、ショッピングの楽しみなんてものも感じる。

 でも、残念なことに自動車の車検証明書をなくした。
というか、再度ポケットに入っていたはずなのに・・・再発行をしてもらう予定であるが、どこに行っちゃった?

 唇がただれて少々の血が出ていて、疲れを感じさせる。
明日から4日間はまたまた怒涛の仕事。でも、年度初めの事務的なことは一段落なので、少しは頭もできるだろう。
 ちょっと頑張れば、連休が近づく。その楽しみのために、頑張れる日々がうれしい。

 そういえば、最近は何かにつまづいても、「おっとっと」と立ち直れる。体が軽くなったからだろうか?
また転んだら、2年前の再来になっちゃうから、足元は要注意。(1か月間、杖生活だった。そのあと「がん発見」になった。
それにしても、バリアフリーのための低い段差で逆につまづくなんて、がっかりである。

 25日は診察日だけれど、うっかり忘れがありそうで、心配だ。(これは無事防げた・・後日談)

脇の下の感触

2013-05-11 | がん治療に関わる日常生活
 ええと、脇の下の話を・・・
全摘したので、脇の肉がごっそりないのは以前から。
最近、あばら骨が以前に増して浮き出た気がする。
腕を下におろすと、ホネとホネがぶつかり合う。
いや~ん。
もともと筋肉がないので、痩せると皮だけ残るという感じ。
 脂肪はつくのも早いけど、取れるのも早い。
4ア月の職場復帰以降、激務のため、間食もしない(できない)ので、また少しやせたみたいだ。
摘出していない左は普通に肉の感触があるのに、右は残念だ。

これも運命。


金曜日の夜

2013-05-10 | がん治療に関わる日常生活
忙しく働いている。
どうやら、「超過勤務調査」というものができたらしく、パソコンに何時に出勤して、何維持に退勤した、という数字を打ち込むと、超過勤務の数字が出てくる。
4月は47時間だった。もちろん残業代なんてものはない。じゃあ、なんでこんな調査をしているのか?何か改善してくれるのか?ただ、調査するだけじゃないか?と、ちょっとお疲れモードでキレてみた。
 もうすっかり「乳がんの世界」から離脱している状態だ。
というか、こんなに忙しくなってくると、いちいち「体大丈夫ですか?」なんて気遣っている暇ないし・・・・誰もがせわしなく歩いてる、走っている・・・・なので、自分も走って、運んで、動き回っている。おかげで、病気のこと忘れられますけど。
夜は眠れるねえ。何せくたくたなので、眠たくて、お風呂の中でもコックリしている場合が結構ある。
 いいのか、悪いのか。

 そんな中で、今気になるのが脇の下のかゆみ。手術をした後にぶら下げたドレーンの跡が赤くなり痛い。たぶん汗でかぶれたのだろう。まったく皮膚が弱いので、これからがつらい季節だ。
 あと、右足の親指の爪。抗がん剤で中途半端にはがれた集めの下からどうやらもう1枚の爪。
怖くて自分ではがせないので、ほっといたら痛い。
いよいよ皮膚科ではがしてもらったほうがいいだろうか?

 なんて、コーヒー飲みながら考えてる金曜日の夜。

それにしても、最近の若い人は・・・と言われるけど、一番曲者なのは中年の男性。以前に回転扉で後ろにいる自分を気にもせず、グルグルまわした馬鹿サラリーマンや電車の中で真っ先に座りたがるのが男の人だというのをあ認識してから、中年の男の人はどうも好きになれない。
今の職場も、中心となる人が人は40~50歳くらいの男の人が多いが、プライド高く、謝ることが嫌いで、実は人の事情なんか気にもしないなんて言う人が多くて、疲れる。
 自分の病気は、職場の人間関係からくるストレスがかなり影響しているものと思われる・・・ウフフ・・・


10年生存率なんて、なんなんですか?

2013-05-05 | テレビを観て
 これ、「ドクターコトーの島」の中でヒロインの父親が叫ぶ言葉。
なんで今さら「ドクターコトー」なのか・・・
ゴールデンウィークでも取り立てて出かけることもないので、たまたまつけていたテレビのBS放送で放映されていたのを通しで見たら、はまっちゃって。当時は、あまりドラマを診る時間がなかったのだ。
 最終回に向けての山場はアヤカが乳がんにかかっていて、その手術をコトーがすることになる前のコトーとアヤカの父親の会話。
で、このセリフの後に「先生、アヤカは実験台なんですか?」
そうか・・・
10年生存率を医者が言うということは、患者を実験台にしているという意味にとらえられる時代だったらしい…7年前は・・・・
その時には、自分の胸の中にもアレはあったわけであるが。
とにかく、まだまだ乳がんに罹ると、もう死ぬものだと思われていたんだなあ。
 ドラマでは、胸の全摘でリンパ廓清もすること。だから腕がひどくなると(たぶん、浮腫のため)看護師の仕事ができなくなるかもと、アヤカが嘆いている。う~ん、今自分は全摘だし、リンパ廓清もしているけど、結構普通な感じで仕事をしているぞ。

 このドラマ、今見ると、結構よくできているのだけれど、この乳がんの話は素直に楽しめない話ではあった。
それもこれも今の自分の状況があるからで・・・ すご~く複雑な感情になったけど、でもやっぱり良いドラマだったには違いない。
 中島みゆきの主題歌も今聞いても良く合っていた

常盤貴子さんはきれいだった

2013-05-01 | 観劇記録
 久しぶりの観劇だった。パルコ劇場。
寺山修二の、ストーリーがあるようでない話。
「レミング~世界の涯まで連れてって」
 主人公の中華料理人が片桐仁さんと 八嶋智人さん。        。
突然アパートの壁が消えたところから舞台は始まるが、さすが寺山ワールド。
言葉遊びのようなセリフと群舞の洪水。
 常盤さんは、一つの場面を繰り返し撮影している昔の大女優。大階段から降ながら歌ったり、タンゴを踊る場面もありで、美しさ全開だった。黒い衣装にはで目の化粧が似合っていた。さすが女優である。
 松重豊さんは、女装でお母さん役。ほとんど顔だけ出して、息子に追いやられた床下で畑を作っている設定。
 なにがなんだかわからないうちに、結局精神病患者の治療だったってことでごまかされたような感じだ。モヤモヤ度は大だけれど、非日常世界に浸るのも悪くない。
 なにせ現実があまりにも夢のない世界なもので・・・・・