一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

若年性痴呆症の男性

2012-04-30 | テレビを観て
 夕方のニュース番組をよく見る。中でも「Nスタ」をよく見ている。
 今日の特集が若年性痴呆症になってしまった男性の話だった。57歳で発症。奥さんとその男性の何年かの奮闘か紹介されていた。
 役所で働いていた男性が結局辞めざるを得なくなってしまったが、それでも「働きたい」と言い続ける姿。だんだん字も書けなくなり自分の名前を漢字で書けなくなったり、火曜日を火用日と書いてしまう姿。奥さんは、笑顔で交換日記を書いたり、手助けをする。電話の受話器が同じ色だと認識できないから赤テープで受話器を巻いて認識しやすくしたり・・・など、いろいろ。泣かせせようとあざとい演出をするドラマよりよほど泣けた。
 彼が農産物の売り子をして、家で謝礼としてもらったお金を袋から出して奥さんと一緒に数えている場面。「1枚・・・2枚・・・3枚・・・」と100円玉を1枚づつ数えている。5枚だった。500円。かつてバリバリ仕事をしていた人が500円で、それでも嬉しそうだった。それに泣けた。精一杯自分の出来ることを模索して、たとえ500円でも自分の成果として喜んでいる姿に泣けた。
 奥さんも当人も大変だろう。症状は進行しているらしい。それでも二人とも今が幸せなんだろうなあと思えた。


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今日ゆっくり  明日は忙しい

2012-04-30 | 乳がん治療(手術後の生活)
 ゴールデンウィークと言っても、毎日が日曜日状態なので、わざわざ出かけなくても、みんなが仕事モードに入ったときに、でかければいいかなと思って、余裕で家にいる。
まったりもイイか。

 どうせ明日は放射線治療のために時間のかかる病院に行かねばならないので、今日は体力温存。
 初診になるから、最初の手続きが面倒くさいなあと思う。初対面のお医者さんはどんな人かなあ?とか、受付はどんな仕組みになっているのかなあ?などと・・・
一応病院のHPで病院内の写真やら図を見ながらシュミレーションをしているが、どうなるやら。それに、みなさんは胸への照射が多いけど、自分は首にも照射と言われているので、これもどんな様子なのか気になる。
 でも、知り合いの男性が鼻に悪性腫瘍ができて、顔に放射線治療をしたことを思えば、まだ胸のほうが恐怖心は少ないかなあと思う。とにかく今日は早く寝て明日は8時出発だ。

 明日の午後は、久しぶりに東京へ行く。宮沢りえさんの舞台を観に。用事というのは重なるときは重なるものだ。

 今日は「源吉兆庵」で和菓子を買ってきた。なぜか東京の名店(の支店)が千葉県にある。チラシを見て、いつかは買ってみたいと思っていた。千葉にはオランダ屋や米屋などの有名店があるが、東京のお店というのはまた別の魅力がある。
 お店は内装も店員さんもチョー上品でお茶まで出るので恐縮してしまった。そのぶん、お値段は張る。大事な人への贈り物用。
 買ってきたのは、息子にあげるための羊羹(かな?)。涼観水といういかにも涼しそうな名前。
食べるのが勿体ないくらい、手の込んだお菓子だった。金魚が泳いでいる構図。(中身を出して写したら、もっと綺麗な色合いが見られたのに残念)

              

息子が来たので、焼きそばを作ったら案外好評だった。このレシピは人気らしい。エビが入るとちょっぴり豪華に見えるから不思議だ。

                
 Cpicon クレイジーソルトで☆シーフード焼きそば by berry+

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薬がたくさんあると飲み忘れる

2012-04-29 | 乳がん治療(ホルモン治療)
毎日飲む薬がいくつかあると、その中のいくつかは飲み忘れる・・・というのを実感した。
この病気が発覚する前は、せいぜい風邪薬を飲むくらいだったので、飲み忘れてもかまわなかったのに・・・
 今使っている(飲む+目に入れる)のは、「アリミデックス(ホルモン剤)を毎日1錠服用と目薬(2種類)を1日4回。そして便秘がちなのでマグミット毎食後1日3回。たまに
特に目薬は今のひどいドライアイを改善するため忘れてはダメだと思うので、気合いを入れて点眼している。
 それで昨日やってしまった。「ホルモン剤を飲み忘れた!」
 せっかく、薬の袋に記入して忘れないようにしていたつもりなのに・・・

             

原始的だけど、飲んだら×を付ける。29日は付けられなかった。

 昨日の報道特集で精神薬の薬を出し過ぎなのではないか、という特集をやっていた。1回に10何種類もの薬を飲めと言うのも問題だとは思う。真面目な人は毎回「これは飲んだ」「これは飲まない」と一生懸命数えながら飲むんだろうなあ。混乱してますます病気になっちゃう感じ。

 とにかく 今の自分にとっては、癌の治療と同時に目の治療も大事なので、薬の飲み忘れ(付け忘れ)には気をつけねば。

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「ゲーミフィケーション」でダイエット

2012-04-28 | がん治療に関わる日常生活
 ホルモン剤を服用すると、太るという情報をあちこちで見て、戦々恐々。 自分が乳がんになったかなりの原因が肥満にあったと思っているので、太ることには敏感になっている。

 週刊アエラで「ゲーミフィケーション」なる言葉を解説していた。ゲームを取り入れる方法だそうだ。
 ここではダイエットの例も。ウォーキングの後に歩数を入力すると、登録している人同士で競い合ったりできる「ウェルネスリンク」というサイトが紹介されていた。結構中高年もはまっているらしい。上位ランキングに載ることが励みになるみたい。
 確かにただ歩くより「今日は位に入れた」なんてほうが達成感がスゴイかも知れない。
 自分は「ダイエットクラブ」というサイトでダイエット日記を付けている。ノートなどに書くと面倒くさいけど、PCでちゃちゃっと数字を入れるとグラフが自動的に描かれる。いろんなダイエット方法やその実践の記録、ダイエットレシピなども掲載されていて、結構参考になる。ライバルや被ライバルなんて項目もあって、「ゲーミフィケーション」の一種には違いない。
 
 ところで、読んでいた雑誌に「食べてやせる」というコーナーがあって、食事の順番を

1,最初に野菜や海藻(野菜がないときは野菜ジュースでも可)を5~10分かけてゆっくり食べる。
2,次にたんぱく質が豊富なおかず
3,最後にご飯、麺、パンなどを食べる。(食物繊維の多い雑穀ごはん、玄米、全粒粉のパンなどはなお良いそうです)

とするとかなり効果があると書いてあった。

※芋、カボチャなど炭水化物や糖の多い果物は最後に食べるのが良いそう。

これも特別な用意が必要なさそうなので試してみようかな・・・と思っている。いろいろやって、自分にあったいいダイエット方法が見つかるといいな。
でも、またアクアビクスを復活させたい。いろんな理由でやめちゃったけど・・・

おまけ:船橋にあるアンデルセン公園。昔はわんぱく王国なんて言っていたけど、すっかり立派な公園に拡大してた。それにしても、あちこちの公園で風車を見る。日本人って風車が好きだなあ。


 
 
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どちらの袋がよろしいですか?

2012-04-27 | 日記
 店頭でコーヒーを入れてくれて「飲みながら店内をご覧ください」で有名なお店。
カルディ。
 ここのドリップコーヒーが好きで買いに行くのだが、最近はレジで「紙袋とビニール袋のどちらがよろしいですか?」と聞いてくれなくなった。以前は2袋買うとどちらの袋にするかを必ず聞いてくれたのに。今は暗黙の了解でビニール袋にさっと入れる。この前もそうだった。でも、「紙袋にして」とは言えない。
 実はここの紙袋、チラシを満杯にして資源回収の時に出すのに便利だった。大きさといい、丈夫さといい・・・
 何で、どちらがイイか聞いてくれなくなったのだろうか。私のエコな生活を応援して欲しいなあ。

 でも、今日はイオンのタイフェアでティースプーンをもらえたから、よしとするか。






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人生で後悔したこと5つ

2012-04-27 | 日記
やっぱりがんに罹患すると、生命が終わったときのことも考えるときもある。そんなときに、読んだ言葉。 

「数々の葬儀を通じて見えたー人生で後悔したこと5つ」とは

 1,健康に気をつかわなかったこと
健康でいられる大切さは、病気になってはじめてわかる。身体の機能が衰えて一番はじめに後悔するのは健康に関すること・・うん、よくわかる。

 2,身辺整理をしていなかったこと
財産の整理、複雑な家族関係の生理等やアルバム生理、生活雑貨の整理など。ここでエンディングノートが推奨されている。

 3,夢や希望に向かって全力をつくせなかったこと
振り返って「もう少し何かできたのではないか」「あと一歩踏み出せていたら・・・」などの後悔の言葉。そこに向かって進んでいくことができたか、最後まで夢を持ち続けることができたかどうかで後悔は和らぐらしい。

4,自分中心で生きてきたこと周囲の人に思いやりの言葉や感謝の言葉さえかけられないことへの後 悔。う~ん、自分のことにいっぱいいっぱいだとなかなかね。

 5,感謝の気持ちを伝えられなかったこと。
 「ありがとう」の気持ちを伝えられないことへの後悔。

ふ~ん、なるほど。
自分は今、一番後悔しているのは、やっぱり1番かな。自分の健康状態を過信すべきではなかったな。
すべてはこれに尽きる。
でも、あくせく生活していたら、身体のことに敏感になっていられなかったし・・・
う~ん、複雑な気持ち。

あとは・・・後悔しない程度にはやっていると思う。
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採血は手の甲でOKです

2012-04-26 | 乳がん治療(手術後の生活)
 手術後3回目の診察。前回から2週間経過。
肝機能をみるための血液検査。軽い気持ちでいすに座ったら、予想外。
「血管が張っているので、逃げられてしまって・・・」と専門用語で、採血困難なことを説明してくれた。
1回グリグリしてダメだったので、あっさり先輩に交代してくれた。
その方もいろいろ手を見て、なかなか大変そうだったので、「手術の時は、手の甲でしましたよ」と自己申告した。あっさりと手の甲で実施し、あっというまに終わった。
 確かに刺すときと終わったときは痛いけど、何回も刺し直されるほうが嫌なので、手の甲でもOK。でも、次回もこんな調子だとめげる

 それで、肝心の診察はあっという間だった。笑顔で終わった。またホルモン剤2週間分と便秘という訴えを聞いてくれてマグミットとプルセニドも出してもらった。ホルモン剤はお試し期間ということなのだろう。
 さて、これからしばらくは別の病院で放射線治療に専念することになる。
 第1回は5月1日。今までこちらの病院でのシステムに慣れちゃったので、新しい病院の手続きやら診察室やらがどうなっているかがすご~く気になるところである。


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絵門ゆう子著「がんと一緒にゆっくりと」を素早く読んだ

2012-04-25 | 本の感想
 例によって中古本で100円シリーズ。今回は絵門ゆう子著「がんと一緒にゆっくりと」
 2003年出版だから、もう10年前。絵門さんは乳がんとなって、この後2006年に死去。今とは治療の実態も違うので一概に批判などはできないが・・・
 初期の民間療法一辺倒で、最初の医師に対する容赦ない批判などは、これがアナウンサーまでやっていろいろなことを知っているはずの女性か・・・とちょっとだけ拍子抜けした。
民間療法なども健康全般として有益な物もあるだろうけれど、明らかに「おかしいな」と思われる方法や高額なgoods(霊感商法みたい)を信頼しているのが、むしろ滑稽だった。結果、治療が遅れて、本気で治療し始めた時には、かなり進行していた。
ある意味、そういう経験を書くことによって、偉大なる反面教師の役を買って出たのかも知れない。
 今はがん患者に対しての告知も普通だし、抗ガン剤は次々に新しい物が出るし、お医者さんも昔のような居丈高にはしていられないし、10年前とは随分違う。
絵門さんがあと数年遅く発病していたら、また違った選択をしていたかも知れない。
 えもんゆうこで検索したら面白いブログを見つけ、そのブログに先日やはり乳ガンで亡くなった渡辺容子さんのコメントがあったので、これまた興味深かった。

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今日は地震で、明日は受診

2012-04-24 | 乳がん治療(手術後の生活)
 今朝は、いい気持ちで眠っていたら震度3の地震で起こされてしまい、おかげで、昼過ぎウトウトしてしまった。こういう中途半端な日は1日中ボ~ッとしてしまうのだ。
そうでなくても、最近は寝起きが悪くてモンモンとしているのに・・・地震のヤツめ
こういう日は、考えも前向きにならない。明日また雨が降るかも知れないと思うと、なおさらだ。
 明日は2週間おきの通院日。また、「調子は?」と聞かれると思うけど、自分の答えはたぶん「イイですよ」だろう。なんだか、答えは必ず「元気」とか「だいじょうぶ」とか言うのが当たり前になっているような気がする。先生もそれを期待しているような気もする。
でも、いいんだろうか?もっと「ここが痛い」「あそこが痛い」などと訴えた方がいいんだろうか?

 たぶん、ホルモン剤を2週間分もらってくるだけかな?それとも、1ヶ月分くらいをまとめてもらえるのかな?
「放射線の予定決まりましたか?」と聞かれたら、「いえ、予約が5月1日しか取れなかったんです」と言ったら、どんな顔をされるだろうか?2週間も前に紹介状をもらっているのに・・・

 診察が早く終われば、また柏市の「焼きそばのまるしょう」で焼きそばをたべたいな。
この前は塩焼きそばだったので、今度は定番のソース焼きそばがいい。
「ぶらり途中下車の旅」で放映された効果もあったのか、行列ができるくらいの賑わいだった。ワンピース好きなだけあって、店内にワンピースの漫画全巻が並んでいたのが印象的だった。



アサリと菜の花のトッピング。かなりの量があって満腹。(写真ではこの多さが表されていない



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我慢強いと言われても

2012-04-24 | 日記
 今日は眼科の先生の元へ行った。
 2年前にコンタクトをつくるために診察を受けた結果「軽い白内障」と言われてから、目も要注意だった。がん治療のため、眼科にいく時間がなかったけど、どうも最近目の調子が良くない。朝起きるときまぶたが開かないなんて、ちょっと変だ・・・
 おかしいと思ったらすぐ医者に行くべきだ、という反省もあったので、今日思い立って行ってきた。
 車で20分以上かかる所。なぜそこに行くか?
 実は、ここは土・日曜日もやっている勤め人に優しいお医者さんだから。2年前は仕事で、平日病院通いなんてできなかったし。あとから、評判の良い目医者さんだと知ってラッキーと思った。
 でも評判がいいというのは、混むということだ。今日も10時20分に行ったら10人並んでいた。(10時半に開院)こういう時、予約制のありがたみがわかる。
 ここは毎回問診票を書かせる。使用している薬にアリミデックスと記入し、乳がんの治療中だということも書いた。何かあると嫌だったので。
 ここの院長先生はどう見ても柔道家という風貌なのだけれども、キッパリ、はっきり言ってくれる。ぶれることがない感じ。声大きいし・・・でも実は優しそう。これも人気の秘密なのだろう。
 結局、診断は極度の乾き目。白内障は進行していないようでホッとした。
 先生は「笑っちゃいけないけど、我慢強いですね」と2回言った。「男性はちょっと具合が悪いとすぐ訴えるけど、女性は我慢しちゃうんだよね」
 我慢していたというよりも、年のせいだから仕方ないと思っていただけなんだけど。やっぱり、身体がおかしいなと思ったら、すぐ医者に直行しなければいけない年なんだな。
「気の迷い」という言葉はこの年齢では絶対ないんだな。健康を過信してはいけないと再び学んだ。(最初は、もちろん乳がん発覚の時)
今日から2種類の目薬をせっせと垂らすことにしよう。まだ目は何とかなりそうだ。

おまけ:薬剤師さんから「ジェネリックもあります」と説明を受けた。随分ジェネリックが普    及したものだ。

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