一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

ウィッグを寄付

2012-07-11 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
 ウィッグは3つ購入して持っていた。2つはショートカットで1つはセミロング。
 ショート歴はかれこれ40数年。
 抗がん剤で頭髪0になったのをチャンスとして、今までしたことのないセミロングにチャレンジしようと購入した。そのときは意欲満々だったけれど・・・結論は・・・失敗。
 肩から下に伸びる毛をどう扱ったら良いかわからず、結局もてあましてしまっただけだった。したがって出番は1度もなし。 
 通販で4万円近くしたけれど・・・タンスの上に鎮座すること1年。写真でも、いかにも処置なしという感じがよくわかる。



 ようやくネットで検索の末寄付するところを見つけて、今日郵送することができた。大阪のPO法人。ちゃんとHPもあるので、信用できるだろうと言うことを決め手にした。これで、だれかが明るい治療生活を過ごしてくれればと思う。 
 もう少し早く行動すれば良かったけれど、「いつかはこれを活用して・・」などと考えていたら、1年過ぎてしまった。
 あとの2つは残してある。そろそろ地毛がはみ出してきたので、ショートのウィッグは被っても見苦しくなってきたから、この2つもそろそろお役ご免になるかも知れない。
 でも、この2つはは保存しておくよ。いつ必要になるかわからないし・・ネ。

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「手術ができなかったかも知れない」

2012-02-23 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
 これは診察室での先生の言葉。
 術前抗がん剤が良く効いて、手術ができるという話の後、私が「それにしても長かったです~」と言ったときに先生が言った。
 衝撃はなかった。何となくそんな気がしていたから。最初の診察の時に、先生は慎重に言おうとしていたけれど、「10年の間に大きくなったものです」などという言葉を聞けば、症状がそんなに軽くないことは察しがつく。「ほったらかしにしちゃいましたからねえ」と自分が返した。先生も会話に困ったに違いない。
 だから、診察の時に触診したとき自分以上に先生が「小さくなっていますね」と言ってくれたのも、ひどい状態が思ったよりも改善されているということを本気で喜んでくれたのだと思う。(そう信じたい)
 そんな状態だから、手術してみてどんな様子なのかはまだ油断ならない。
それにしては、のんびりしている自分・・・
 
 昨年7月よりEC療法とタキソテール(ドセタキセル)を続け、本日が手術前の最後の抗がん剤点滴日だった。
一番心配なのは、白血球数。
今回は前回の点滴の1週間後に2日続けて注射をし、毎日セファランチン錠をせっせと飲んだ結果、2500とすれすれだった。先生は「やりましょう」と宣言。やはりこの後の手術をを考えた結果だと思う。(あれだけ免疫を上げるための飲み薬やら注射をしても、ようやくこの程度の上昇・・・なのはなぜ?)
 本日の診察、点滴は無事終わった。
あ、今日は最初と最後に血液検査をした。計3回注射針が左右の腕に入ったことになる。
あとは3月にたくさんの検査をして、手術は3月終わり頃になるらしい。10日くらいの入院生活。
何はともあれ、山が動き出した、そんな気分を味わっている。
その後は・・・・ケ・セラ・セラ・・・・さ

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自分の病院を信頼するということ

2012-02-22 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
 いよいよ手術をするということになって、病院について少~し気になった。
病気発覚から8ヶ月、穏やかな主治医の先生と優しい看護師さん達がたくさんいるこの病院に不満はない。自分の症状から言って、術前抗ガン剤のあと腫瘍を小さくしてから手術の流れの他に治療のやり方も考えられなかった。
 保険会社の斡旋でセカンドオピニオンもできたのだが、やめた。いろんな情報を取り入れて混乱するのも嫌なので。(買い物もあれやこれや迷う性格なので、色々出されたらきっとオロオロ迷っていただろう)
 しかし、いったいこの病院は乳がんについて、どのくらいの実績があるのだろうか?
地域の医療拠点として、市の援助もあって大々的に設立された病院なので、それなりに悪くはないと思うけど。(来年度は市から14億円が拠出されるらしい。新しい機械の導入をしたりするのだろうか)
 偶然ネットにこの病院の手術数が載っていた。
「乳房の悪性腫瘍」の治療実績9ヶ月で118例うち手術例65例だった。県内6位。
意外だった。良く出版される「病院リスト」には名前は出てこないので。
(ついでに、他の部位の手術も結構な数をこなしていた)
 人間というのは現金なもので、こういう数字を出されると、「じゃあ、大丈夫だろう」という安心感を持つ。というより、自分の選択に間違いないのだということを確信したいのだ。
あとは、運を天にまかせて・・・だ。
 明日、抗がん剤をいれることができれば、いよいよ3月に手術となることは間違いない。
病院やお医者さんを信頼して、ついでに自分の選択も間違いないことを信頼してそのときを迎えたい。


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ようやく手術日が決まった。

2012-02-09 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
 診察をして、免疫アップの注射。
今日は前の2人の方の診察が長かったので、予定より少し遅めになった。

 診察の時、自分が聞きたいことを先生が言ってくれた。この後の予定。
2月23日 タキソテール4回目。
3月6日  MRI
そして
3月21~23日頃に手術
ようやくここまで漕ぎつけた。
内容としては
右胸全摘出  私は「覚悟はしてましたから」と答えた。
ただ、その後
左胸一部摘出 
 左側もがんがあるかないかという感じで灰色だったが、やっぱりあったんだ、と改めて認識した。
「左も思い切って全部切ってください」という言葉は心の中で言った。

 とにかく、自分は手術が決まったことで1つの区切りができるのでうれしい。
 手術したからといって、安心できる状態ではないことは承知している。結果「実はもっと深刻でした」と言われる可能性もある。
でも、今までひたすら抗ガン剤を打って家に閉じこもって鬱々していたことに比べれば、心はなぜか軽い。手術が予定通りに行えることを願う。

 先生が「さんはストレスないみたいですね」と言ったとき、自分は「はい、あわてても仕方ないですし・・・あわてず騒がずですよ」と答えた。
本当にそう思っていたから、素直にそう言えた。
 たぶん、先生は泣いたり暗くなっている患者さんをたくさん見ていて、自分が全くそんな様子を見せないのが不思議なのだろう。(決して症状は軽くないのにである)
 自分の生き方は「ケセラセラ~なるようになるさ」である。今更、嘆き悲しむまでもないのだ。そういう意味では、強いのかも知れない。

 今、今日の日の暖かさに連動して気持ちも暖かい。
先の見通しがあるというのはこんなにも晴れやかになるのか。


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タキソテール3回目と今日の目撃談

2012-02-02 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
今日はタキソテール3回目。先週のはずがやっぱり白血球数が足りないということで1週延長となった次第。
診察室に入ったら先生から「今日は大丈夫ですね。やりましょう。」というお言葉。
そのまま化学療法室へGOとなった。
ただ、本日の反省。
途中で、今までにない目のくらみ(光がぱっと刺すような)を感じたので。「ヤバイ」と思った時間(たぶん2,3分)があった。以前にも別の薬を点滴の時に似たようなもっと強い症状があったので、そのときの再来かと思って内心は動揺した。
あの時は血圧が急激に低下したらしい。
今日は看護師さんを呼ぼうか一瞬躊躇したが「待てよ、もう少し待てば治るかも・・・」としばらく待ったらおさまった。結局看護師さんが「点滴をして具合の悪いところはあります?」と聞いてくれたときにも「大丈夫ですよ」と言ってしまった。
こういう自分の言動がマズイのかなあ、とちょっと反省。
まあ、血圧も正常だったので、今回はセーフだろう。
でも、原因は何かと考えてみると・・・・朝から何も食べないで正午過ぎに空腹のまま点滴を受けたこと位しか思い浮かばない。
「おなか空いたなあ」と強い自覚症状があったので、あまりの空腹感で変調を来したのだろう。
いつもは朝9時過ぎから点滴なので、今までそういうことは感じなかっただけかも。
それ以外は極めて体調良好だった。
反省反省。今度はちゃんと食べてから通院しよう。

そして今回はさらに怒濤の免疫アップ作戦が実行される。
まず飲み薬(セファランチン)3週間分。
加えて来週木・金曜日の2日間連続で注射。
かなり白血球の上がりが悪いので、ついに強行措置がとられるらしい。
どうなるやら・・・

おまけ

通院すると、どうしても待っている間に他の人にも目がいく。
乳腺外科の診察室前で待っていたら、若い女性(20代)がすご~く沈んだ感じで経っていた。隣では青年(旦那さん?カレシ?)が書類らしきモノを書いていた。彼女はその間ずっと下を向きうなだれている感じ。長く伸ばした髪が痛々しく感じた。彼女はどんな結果を聞かされたのだろう・・・・

この診察室には自分と同じように、帽子を深く被った人が入る場合が多いが、今日は長い髪の毛を颯爽となびかせて入室する若い女性も2人見た。願わくば、これからも颯爽となびかせて歩ける運命であって欲しい。
自分はもう半世紀以上生きたから、ある程度満足はしているが、若い人には大いなる未来を生きて欲しいと心底祈っている。

すべて終わって病院の玄関を出る時に、玄関前に2台の乗用車が止まり、大きな声で2人の男性が口論している声が響いてきた。明らかに双方とも怒りまくっている。
失礼かなと思いつつ、車をちらっと見たらヘコんでいた。明らかに衝突したと思われる。
どちらがどうしたかは目撃していないので、何とも言えないが、病院の前の大声ははっきり言ってその場にふさわしくない。
きっと、病気やけがで来院した人は、少なからず不快な気持ちになったことだろう。
自分はこの後すぐに病院を離れたので、顛末は知らないが、買い物は近くで済ませることにした。だって衝突しそうな気がしたから。

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NHK Eテレ ~あしたをつかめ「乳腺外科医」~

2012-01-28 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
録画してあるのを見た。
たぶんこの番組自体は様々な職業に携わる人たちのことを伝える番組なのだろう。
昨日はまだ28歳の女医さんのお話だった。
お母さんが乳ガンになったことが動機となって「乳腺外科医」を目指したと紹介があった。
番組は30分の中で朝の研修から、日々の診察、マンモグラフィの読み取り訓練、勤務後の看護師さん達との女子会、そして1人の女性の乳房温存手術をするまでが描かれていた。
この番組を見た方は、それぞれ自分の立場を投影させながら観ていたのではないかと思う。
ご多分に漏れず、自分もそう。
特に、途中のマンモグラフィの読み取りの訓練の場面が興味深かった。
やはり読み取りは難しいらしい。
この先生(西田先生)も、ここでは乳腺の白い画像と癌の白い画像の区別ができない・・・という場面をやっていた。一生懸命先輩の先生と勉強している姿がすてきだった。
そうなのだ。
マンモを撮影しても読図のできる人が見ないと「ただの乳腺炎」とか「異常ない石灰化」とかになってしまう。
自分はせっかくドックで検査したのに、読み取ってもらえなかった。(2年前)
胸に張りがあったりして、自覚症状があったのだから、もっと積極的に行動すれば良かった。


そして番組後半の手術では結構具体的な場面もあって、癌の病巣を取るところまで見せていた。
思わず見てしまった・・・・
え、自分の胸にもあんな感じの固まりが入っているのか!

番組内の女性はキレイに乳房が温存できた。
それも見せていた。
女性が「またプールに入れます」と語っていた。(水泳のコーチらしい)
そうか、この女性は、そう遠くない日に仕事に復帰できるのか・・・

この場面を見ている自分の胸中は複雑だった。
だって、まだ抗ガン剤を点滴している身なのだから。
昨年の7月から~
まだ2回残っている。
その後のことは、まだ未定。
手術できないことに正直、今少しいらついている。
何で2年前に、あるいは5年前に・・・・・
もっと、自分の身体を考えなかったのか・・・

そんな気持ちを抱えつつ、大分県立病院の西田先生ガンバレ、と心の中で応援して見終わった。

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今回も抗ガン剤延期となる

2012-01-26 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
今日、タキソテール3回目の予定だった。
朝8時に病院に行き、血液検査をし、9時には診察を受けた。
先生の言葉は「白血球が2200なので、今日はやめましょう」だった。
予想は付いた。
今までも何回も延期になったので。
で、来週まで様子見となった。
結局自分は、3週に1回のサイクルではなく4週に1回のサイクルで点滴している。
また先延ばしである。
来年、職場復帰できるのだろうか?

ところで、先生のパソコンに胸の図があって今までは右胸の図に赤い楕円形が描かれていたが、今日は左にも赤と青の混合した小さめの楕円形が描かれた。
これは・・・・
診察の前半で両胸を触診していたので、何か触れたのだろうか?
先生は
「効いていますね(右胸)」と言っただけなので、左胸のことは言ってなかった。
たぶん何かあれば、検査しましょうというようなことを言うだろう。

でも、自分には聞けなかった。
最後に免疫を揚げるために飲み薬を出された。
「セファランチン」錠。
これ以前に飲んだが、髪の毛が生えた。
ネットで調べたら脱毛症の治療薬でもあった。今回も生えてくるのだろうか?
でも、以前生えた髪の毛はまだくっついている。そして、帽子を被ったりすると抜ける。1本5mmくらいの短い毛。
今度飲み始めたら、その下から新しい髪の毛が出るのか?
抜けるか生えるか?ややこしい頭になりそうだ。

なんて頭の心配をしている場合じゃないけれど・・・・

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診察日

2012-01-12 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
先週、ドセタキセルを点滴したので、今日は免疫アップの注射日。
再来受付をしたら、いつもの血液検査が入ってなかったことに気づいた。
いつも白血球の数が低下しているので、検査していなくてもそうだろうという予想があって、検査を入れなかったのだと思う。
てっきり検査するつもりで早く言ったので、拍子抜けしてしまった。

でも、診察も早くしてもらえ、ついでに病院内のレストランでトーストセットを食べてしまった。(パンは口に入るので)

予定通り筋肉注射をしてきた。
本日の看護師さんは初々しい若い女性で、たぶんあまり経験のない人だと思う。
ぶすっと針を刺したときは痛くなかったが、その後の液の入れ方がぎこちなかった。
ベテランさんだと、一気にチュ~ッと入れてしまうから。
ここの病院の看護師さんは必ず最初に「ちょっとチクッとしますよ」と声を掛けてくれる。そういう風に教えられているのだろう。
一言でも言ってもらえると安心するものだ。
この看護師さんも2~3ヶ月たてば、一気に注射できるくらい上達するだろう。

あとは便秘解消用の薬を出してもらった。
便秘は苦しいので助かる。朝早いと薬局も空いていて、すぐにもらえる。

そして今度は26日。
血液検査の結果によってドセタキセル3回目をするかしないかが決まる。



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ドセタキセルの2回目投与

2012-01-05 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
1月5日、年明け後初めての通院。
診察が9時予定なので、その前の採血も早くしなければと思い、7時半前に出発。
8時20分前に着いたので、夜間出入り口からは言って、再診受付機の前に並ぶ。
前に4人来ていた。でも、福袋購入のために並ぶより楽ではある。
このおかげで採血は3番。すぐに名前を呼ばれた。こういう方法もアリだな、と新しい楽しみを見つけた気分だった。
白血球の数値もクリアして、化学療法室でドセタキセル点滴となった。2回目である。

どうやらこの薬の副作用で大変なのは、「むくみ(特に足)」「ツメの変形や破壊」「下痢」あたりらしくて、看護師さんが丁寧に説明してくれた。
ついでに、ペットボトルに凍らせた氷をタオルで包んだ物を持たされた。
血流を鈍らせてツメにまで液が流れるのを少しでも防ぐ目的なんだそうだ。
そんなに破壊力がすごいのか・・・・・・
でも、説明の中で「ツメに横すじが入る」という部分は、もう数年前から自分に起こっていること。今更なんです~と言いたかった。

それから、途中の血圧測定は足首で測っていた。
看護師さん曰く、これでも大丈夫で、そのかわり、腕で測るより20~30位高くなる。
確かに、自分の血圧が169/90とかでてビックリした。

とにかく無事点滴も終わり、ついでに便秘薬も出してもらって帰宅した。
会計の時に40,540円という数字を見て、やはり抗ガン剤は高いなあと実感。
3割負担でこれだから。
でも、おかげさまで高額医療費は職場が負担してくれるので、その点は助かっている。

薬局も会計も予想外に患者数が少なかった。
やはり、予約中心だからだろうか?

そして、来週はおきまりの免疫アップの注射を肩にする。この調子で2月までに4回出来るのだろうか?
そしてそのあと手術をするのか?
それとも、「打つ手はありません」と言われるのか?

この先も不安と期待が入り交じった気持ちを抱えつつ日々過ぎていく。


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年賀状の字が書きにくい

2012-01-03 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
1日、2日に着いた年賀状に返事を書いていた。


ヤバイ!
元々字は綺麗な方じゃなかったけど、今日はペンが異常に持ちにくくて、さらに汚い字になった。
これが薬の副作用というのは断定できない。老化現象かも知れない。
なんだか、出すのをためらわれる仕上がりになってちょっとガッカリ。

落ち込んだ気分をドトールで買ってきたコーヒーでいやした。
50パックで2100円。4種類あり。




去年試しに買って飲んでみたら美味しかったので、ためらわずに購入した。

それにしても、最近の便秘には困る。
思いあまってコーラックを買ってきて飲んだら、今度は下痢気味。
明後日、病院に行くので、便秘薬が出してもらえるか聞いてみよう。



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