ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

冬知らず

2009年12月10日 | 両生・爬虫類
外はすっかり寒くなりましたが、
ウロコ組は暖房完備でヌクヌクとしています。
JRSで我が家にやってきたトウブタイサラも、
今年は冬眠せず温室内で冬を越します。


我が家に来て約4ヶ月経ちましたが、けっこう立派な体格になりました。
今ではMサイズのピンクマウスをパクパク食べてます。
陸棲有尾類最大種のタイガーサラマンダーの中でも特に大きくなる亜種
ですから、このままドンドン大きくなって欲しいなぁ。

冬が来ました

2009年12月08日 | ハリスホーク
これまで緩すぎた信州の冬も、いよいよ冷え込みが厳しくなってきました。
急に冷え込んできたので私の方はまだ体が追いついていませんが、
照羽は氷点下2~3℃程度の寒さでは平気な顔をしています。
今後徐々に寒さが厳しくなっていきますが、最終的には-7~8℃くらいまで
なら普通に飛ばせるようになります。
寒さに弱いと言われているハリスホークですが、人間よりは余程強いですね。

写真は日曜日の出猟模様。


最近はカラスを狙ってあちこち回っていますが、なかなか…
日曜日は水禽狙いで遠出してみます。


ニアミス 一枚上手編

2009年12月04日 | ハリスホーク
今朝はいつもどおりの訓練を。
森の中を付いてこさせながら飛ばします。
途中で鹿除けの電牧柵越しに呼ぶと、スルッとすり抜けて飛んできました。

もう何十回も飛ばしている場所ですし、照羽も慣れているので大丈夫かなと。

今日はこの後、思わぬハンティングシーンに遭遇しました。
森を抜けて里に下り、そろそろ帰ろうかなというところで、
斜面にある日当たりの良いボサに照羽がロックオンします。


据えて近付いていくと、ボサの下を走る影が。
長い尾羽がチラッと見えて…キジだ!
照羽を放すと、ボサとキジを見下ろすように飛んでいきます。
キジがボサから飛び出るのと照羽が急降下するタイミングがドンピシャ

いった~~!と思ったのですが、キジはボサを飛び出る瞬間、
ステップを踏んで右へカーブしながら飛んでいきます。
そのため、照羽の一撃はキジの左腿のあたりにヒット。
それだけでドバッと大量の羽毛が飛び散りましたが、キジ自体にダメージは
無かったようで、平然として飛んでいってしまいました。
照羽は掴みかかった体勢を立て直せず、追撃ならず。
やっぱり野生は一枚上手だったか…

今日はこの後、地面のカラスに対して一旦上昇してからドギュンッと急降下
していく場面もあったのですが、見晴らしの良すぎる場所であっさり空振り。
それでも獲る気でカラスを追うようになってくれたので、今シーズン中に
なんとか1羽はものにしたいです。