女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

日本の品格

2011-03-16 | インポート

 今日の新聞で、こんな記事を見つけた。

「甚大な被害を受けながら、日本の人々は少しも節度を失わない。略奪や強奪が起きないのはもちろんのこと、あからさまな便乗値上げも横行しない。いくら町が廃墟になっても、人々が自制心をゆるめずわが街のために結束し助け合っている姿に胸を打たれる。これらのことを海外のメディアがこぞって報じている」という。

 日本人にとってはある種「当たり前」のことが、海外の人々には当たり前でない。日本でも「白熱教室」で有名になったハーバード大学教授マイケル・サンデル氏は「日本以外ではまず考えられないこと」とコメントしている。

                                                   3月16日朝日新聞ザ・コラムより

 日本は周りを海で囲まれた「島国(しまぐに)」。島国ゆえ、みんなで助け合い支えあいながら生きていくDNAが組み込まれているのだろう。苦境に立たされても天をうらまず運命に耐えて助け合う・・・。日本が戦後すさまじい勢いで復興を果たしたはこの精神があったからではないのか。

 

 これこそ「日本の品格」

政治の世界では混沌とした状況が続き、めまぐるしく首相が交代するという体たらく。「自己主張できない」「お人よし」などここ最近の日本の国際的評価は決して芳しくない。

しかし、

 今こそ、「日本(人として)の品格」を持ってこの危機を乗り越える時。自分たちらしく、協力し合う。

 毅然かつ粛々と・・・。


新聞記事を読んで想う・・・

2011-03-15 | インポート

今回の地震で壊滅的な被害を受けた南三陸町の職員の話し。

 彼は、地震発生後地震時の対応マニュアルにしたがって自家用車で海辺の水門を閉め、避難所に向かったところで前を横ぎる水に遭遇する。慌ててUターンしたがその先にも水が押し寄せた。その時「もうだめだ。どうせなら正面から受け止めたる」と死を覚悟して車を海の方角へ向けた。この方向転換が結果として功を奏し、彼は高さ約30ネートルの高台にまで流されながらも九死に一生を得た。 

記事は、「残してもらえた命。頑張って今度は他の人を助けたい」と彼が疲れた様子も見せずに被災者が待つ避難所に戻っていったとまとめている。

一方、

石巻市での話し。

幼稚園児4名と付き添いの職員1人を乗せた園バスが犠牲になった。園は丘の中腹にあって地震や津波の大きな被害を免れた。だが、地震のあと園バスは丘を下りて行方がわからなくなった。「母親のもとに戻すことを優先した」という園長の判断だった。発見された時、バスは押しつぶされ黄色い車体は焼け焦げていた。その社内で子供たちは抱き合っているように見えたという。

 行方のわからない我が子を必死に探し回っていた母親がバスを発見し、変わり果てた我が子に「みんなで一緒にいたんだね。怖かったね。熱かったね」と声をかけた・・・。

                                                     (3月15日朝日新聞記事より)

 

 「運命」で片付けるにはあまりにも重い二つの事実。

 誰が悪いわけでもない。誰も責められない。

 受け入れがたいが受け入れざるを得ない。これが『運命』なのか・・・。

 

 

 ある人のツイッターでこんなつぶやきを見つけた

     『ちきゅうなでなで

         いいこいいこ

             だからゆれないでね』

 

 

 お願いだから、これ以上いじめないで


東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた方々へ

2011-03-14 | インポート

  ・・・・・・・・。

気持ちがわかるなんて軽いことは言えません。

頑張ってくださいなんて無責任な励ましもできません。

ただただ、今回の地震とそれに伴う津波の被害に遭われた方々、犠牲になった方々にお見舞い申し上げます。

一日も早く、みなさんに、そして日本全体に笑顔が戻りますように・・・心よりお祈りします。

 


相乗効果

2011-03-11 | インポート

 研修を担当していて、今日は一体感のあるいい研修だった」「質問に対して冴えたコメントが返せたなぁと思う時もあれば、「今日は今ひとつ乗り切れなかった」「気の利いたコメントが返せなかったなぁと思う時もある。

 また、「今日の受講者は質問がシャープやなぁ(セルフトーク:よっしゃ、よっしゃなかなかええ質問や)と思う時もあれば、今日の受講者は質問のポイントがズレてるなぁ(セルフトーク:お前、一体何を聞いとったんや、そんなこと今聞くことちゃうやろ)と思う時もある。

 この差はどこからくるのか?

プロとして人の前に立つ以上、相手の状態がどうであれ「自分が伝えるべきメッセージを伝えきり、相手になんらかの気づきを与えるのがお前の仕事ちゃうんかい!!」「そんなことはわかっとるわい!!」と自問自答。

 しかぁ~っし

私も人間。何かを得てやろう!という気持ちをビシバシ感じる受講者と、「何か気に入らんことあるんかい(あるんやったら帰れや~!)」と言いたくなる表情でとりあえず座っている受講者と、どっちに対して熱が入るか?

  ↑愚問 

前者に決まっている。相手の状態がどうであれ!というのは建前で、人間である以上一生懸命聞こうとする受講者に対して一生懸命話そうとするのは当たり前。意図的にではなく無意識にそうなる。

 一生懸命何かを吸収しようとしている受講者が、この受講者のために「なんとか役に立ちたい」という想いを喚起し、その想いが私の持っている知識や経験をフル動員するだけではなく、それらを組み合わせて、その場で、その人にとって最適の「気づき」を与えるための「ことば」を引き出してくれる。

  これらは、時に自分でもびっくりするぐらい研ぎ澄まされた「ことば(言霊)」となって自分の口から生まれる。

 研修やセミナー終了後、「なぜ、あの場面であんなコメントができたのか?」と不思議に思うことがある。どんなに考えてもわからない。「もう一度喋れ」と言われて難しい。それは、その場面で、その雰囲気だからこそ出てきたまさに「言霊」。

 冴えたコメントが返せるのは、私が冴えているのではなく、受講者が私からいいコメントを引き出したのにすぎない。

 そのコメントが受講者の気づきを深め、そのことによって相互理解が深まり・・・この状態が私からさらなる「気づき」のきっかけを引き出す。いい研修とは、講師と受講者、受講者間にこの関係が構築できるもの。まさに相乗効果の妙・・・。

  

    受講者によって講師も活かされ成長する。研修の場はまさに「」場。

   

  

 


はっきり言ってときめいてます!

2011-03-09 | インポート

  「中村、今ときめいています

ええ歳して何色気づいてんねん と思われるかもしれないが、残念ながら男女の「ソレ」ではない。そうではないが、「ソレ」に近い感覚で心がときめいている。

そのトキメキはどこから?

(以前のブログにも書いたが)くみちょーさんとの出会い  

その出会いがきっかけで「『女性を元気にするぞ!』プロジェクト」を立ち上げることになった  

◇これは、まさに自分自身が以前からライフワークにしたいと思っていたテーマ!それに仕事として取り組   むことができる 

これでときめかなかったらウソでしょ!

不思議なもんで、ときめいていると一気に脳細胞が活性化する。「こんなことできるんちゃうか!」「この枠組みで考えたら面白い」といっぱいいろんなアイデアが沸きあがってくる。

「この考え方をメンバーや社長に投げかけたらどんな反応やろ?」と思うとWAKU・WAKUする。恋愛している時、「早く会いたい」「今日の髪型彼はなんていうかな?」とドキドキと胸が高鳴る気持ちとよく似ている。

 今は、この気持ちだけが先走らないように、気持ちをセーブしながら、「仕事」としてカタチにすることが私の役割。

それにしても、トキメキがあると(人からヤイヤイ言われなくても)「考える」⇒「一生懸命考える」⇒「考えているから情報に敏感になる」⇒「自分に必要な情報が自然に集まってくる」⇒「いい発想が生まれる」⇒「いい発想を仲間と共有したくなる」⇒「共感が得られる」⇒「うれしい」⇒「ますます楽しくなる」⇒「さらに考える」・・・

どんどんどんどん思考がプラスのサイクルに入っていく。

恋愛も仕事も同じ。

トキメキって大切。

女48歳にしてときめく!しあわせを実感している。