立ち寄った本屋さんでタイトルを見て そういえばこういう人いるよなぁ的 に手にとってパラパラと見て興味深かったのでそのまま買って読みました。
読んでみるとそういう人のさまざまな傾向が繰り返し書かれているだけではあったけど、一番読みたかったのは最後の章にある、そういう人への対処法。
しかし結論的に書いてある、そういう人とはとにかく距離を置く、避けるのが得策ってなるとこれは対処方にはならないんじゃないかな。
それが出来るならそもそもこの本は読まない?
会社で言えば、直属の上司だったり、一緒に仕事する同僚だったり、プロジェクトがいっしょだったりとか、とにかく身近にいて避けることが出来なくて困っているから読んでるんだと思うんですけどね。
私は幸い今現在は避けられないほど身近にはこういう人がいないけど、過去に対処に非常に困ったこともあったし、これからもいつなんどき身近で避けられないところに現れるかわからないということで読んでみましたがあまり役に立った感はないかな。
ただ、あらためて認識できたことは、やはりそういう人間は、間違ってもなんとか変えようとか思わないこと、思うだけ無駄ってことでしょうか。
私の場合も自分がまだ若い頃だったこともあって、当人とも話せばなんとかなるかと思ってたら、ますますなんともならなくなったけど、結局は人事異動で関わる必要がなくなって解決したという状況でした。
でもそのあと当人が異動した先で、次にその人と関わらなければならなくなった人から1月もしないうちに、iniさんいったいどうやって相手していたのかと相談を受けましたし、さらにそのあとまた当人が異動した先で関わらなければならなくなった人からは、iniさんよく何年も一緒にいて大丈夫でしたね、凄いです ! などと言われたりしました。
いやいや実際は大丈夫じゃなかったですよと答えるしかなかったですけど(^_^;)
あきらかな問題児なら誰の目からもわかりやすいのですが、この本にも書いてあるように一見そういう感じではなくて直接関わっている人以外はわからないような人が困るんですね。
最後はこの本のおわりに書いてあるように、攻撃欲の強い人を哀れみの目で眺めながら、「自分はあんなふうにはなりたくない。あんなふうにならないように気をつけよう」という気持ちで、日々生きていくしかない…ということでしょうね。
iPnone5sにて撮影
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