実は上巻が乱丁本だった乃南アサさんの 『 風の墓碑銘 』。
読み終えるのは早かったけどその後忙しくて記事を書く気になりませんでした。
でも内容は面白かったです。女刑事音道貴子シリーズは、乃南アサさんの小説の中でも大好きなシリーズでもあります。
バツイチで30代半ば、そして恐らく美人であろう?音道刑事の性格が結構気に入っているのもあると思いますが…。
コンビの滝沢刑事がまたいい。
中年刑事49歳ってことで今の私とひとつしか変わらないのですが、私が感じる雰囲気的には、他界したうちの親父みたいな印象です。
2人とも完璧だったりカッコ良すぎたりしないところが、著者の巧いところでしょうね。
しかもこのコンビ、決して息がピッタリではないのもまたいい。
複雑な事件を解決しながら、音道、滝沢それぞれの生活も織り交ぜて深みのある警察小説になっています。
別の日の日記で、本文を読むをクリックしたら、サラブレッドの疾走シーンが飛び出してきて、おっ!って感じでした!
きれいな写真が飛び出すサプライズ感がいいですね~♪
レイアウトをちょっと変えてみました。
また飽きたら戻すかな(笑)
音道貴子シリーズ好きなんですよ。
まずハズレがないのも嬉しいですね。
この小説もきっちり愉しませてくれますのでオススメです。