自民党総裁選(総理大臣)で菅政権に反旗を翻し最初に名乗りでたのが岸田文雄だったが、待ったを掛けたのが河野太郎と高市早苗だ。
私は黙々とやるべきことを実行した菅さんを応援していたが、自民党員が口下手がトップでは次の選挙で自分が当選できない(実力がないので)と自分らが選出した党首を見限った。菅総理はそこまで言われ結局総裁選を辞退した。
国民としては新たな日本への舵取りを誰がするのか面白くなった。
私は明確な意見を述べない岸田文雄はあまり買ってなかったが、官僚や自民党長老扱いは一番上手かも知れない。日本の政治ではこれが一番大事なようだ。
高市早苗氏の政治哲学は素晴らしいが、果たして派閥や霞が関の官僚をまとめて実行できるのか未知数で、まずマスコミが外しにかかっている(女性だから?)。
今日の読売新聞に小泉環境大臣が、霞が関に風穴を明けれるのは型破りの河野氏しかいない、議員会館での会合にTシャツ、短パン、サンダルで出席して度肝を抜かれたと語っていた。彼の経歴は他の人とはかなり変わっている。ジョージタウン大学で学士号を取得している点も自分の経験から高く評価する。MBA(修士)やPhD(博士)は多くの人(小室圭でさへ)が取得しているが自分が得意とする専門分野の研究なので米国大学で取得しても英語力や国際(米国的)力が不足している人が多い。会社に米国コーネル大(一流)の農学博士(日本人)がいたが、専門分野以外の英語はお粗末で文法も間違いだらけだった。ちなみに私の上司の英国人社長も業界での公演を頼まれ、私は公演文の翻訳を頼まれたが文法の間違いはあちこちにあったのは面白い。
日本国民は河野氏に日本の総理大臣として期待(現在40%党員が支持)しているが、自民党国会議員(特に長老たち)や、規制保護される官僚、そしてマスコミ(特に野党系)に敵が多い。
結果は、次期自民党総裁(総理大臣)になったのは無難派の岸田文雄氏。
早速2階から蹴落としたか、豪語していた自民党改革の腕を見せて貰おう。
今日本が抱える難題は、コロナの早期収束、コロナで疲弊した経済復興、借金だらけの財政改革、国際問題(中国、北朝鮮、韓国、ロシア、台湾海峡)、憲法改正と問題山積みだ。