COSTCOはアメリカワシントン州シアトルで倉庫型小売店を1983年に開店して以来、今では世界810店舗、日本で30店舗営業している。我々も10年前に会員になり尼崎店と神戸店には月に一度は立ち寄る。アメリカショッピング雰囲気がありここにしか売っていないものもある。売り場も通路も広いのだが普段は若い主婦でごった返し、高齢者の我々にはそれが少し苦痛。
しかしコロナ流行のため火曜日と金曜日朝8時から9時45分までが高齢者限定となっているのを知り、今日尼崎店に9時前に入店、普段の混みようが嘘みたいにゆっくり買い物ができた（しかし急がないとまた混み出す）。
ここは何でも包装単位が大きく、肉など最低1㎏で家で小分けして冷凍する。我々が必ず買うのがKirkland洗濯洗剤（トイレットペーパー、キッチンペーパーと並ぶ3大人気商品）、メキシカンラップ（ソフトタコ）など、他に私は電気や工具を必ず見ている。先日ソーラセンサーライト（＠2700円）10個近く買って庭のあちこちに設置したが性能はとてもよい。ついつい買い過ぎるのでレジで精算するときいつも2－3万円になっている。
ここにはフードコートがあり、私はいつもホットドッグドリンク付き（180円）、家内はピザを注文（以前は店内飲食可だったが今はコロナのため持ち帰り）。
一度アメリカを旅行していた時COSTCOを見つけ入店（日本会員カードは有効）、建物や売り場形式はほぼ同じだが販売品は現地人向けで包装単位はさらに大きく、牛乳などガロン（4リットル）単位（日本は1Lx2）で旅行者の立ち寄る場所ではない。フードコートの提供品（値段も）は同じだった。
コストコの日本での年間売上高は5000億円に迫り日本のスーパーの売上高ランキングでトップ10の水準（たった30店舗で）になっている。世界売上1384億ドル（15兆円）は東京都予算額と同じ。ちなみに世界一の小売店はアメリカ ウオルマートで売上高は41兆円で韓国国家予算とあまり変わらない。日本ではイオンが8.6兆円で世界14位。なお世界第2位はアマゾンで売上1585億ドル（18兆円）でネット販売専門（無店舗）で純利益率は４％もあり他を圧倒している。
COSTCO CEOの年俸は9000万円、Amazon CEOは19千万円、WalmartのCEOの年俸は23千万円、イオン岡田社長は多分5千万円ぐらい。
そして私は雀の涙ほどの年金から、蟻の涙にも満たない額をこれらの長者に貢いでいる。
