なんでも人生

Whatever life is

新型コロナウイルス騒動 Covid-19

2020-04-20 | 日記
恐らく今生存している人間にとって初めて経験する最悪疫病であろう。
世界中の人間の自由を奪い、経済活動を麻痺させた。
今各国政府は自国民(他国民も)の動きを封じ、感染拡大を防ぐことしかできない。
特に日本政府(厚労省)は、検査を積極的に実施せずどうも全国民が軽く感染して抗体ができるのを待っているようだ。この見方に反論がある方は根拠を持って私を説得して貰いたい。

最初は韓国で爆発的感染が起き、日本は違うぞと見ていたが、今になって徹底的に検査を実施(ドライブスルーも最初に採用)して、感染者の突き止めと封じ込めに成果を上げ、結果的には日本よりはるかに先進的だと認めざるを得ない。 
日本は今やっとほんの一部でドライブスルー検査を始めたところもあるが、保健所は未だにPCR検査を積極的に実施しないどころか、ブレーキすらかけている。保健所の組織もあやふやで、地方自治体(都道府県)に所属するが、業務の内容は厚労省のガイドラインに沿って行われる。コロナなような大規模疫病発生では地方だけでは対応できないのは明確だが、中央官庁(厚労省)の指示を待つのは認知症老人クラブの判断を仰ぐに等しい。

知り合い(あまり親しくはない)の若者の別居家族(両親、祖父)が感染し、感染家族とは月に一度くらい会っており本人も発熱したので保健所に電話をして検査を依頼したところ熱が4日間続いたらまた連絡するようにとの返事だったらしい。勤務先に正直に状況を報告し、会社からは自宅待機を言い渡され、4日間37.5度以上の熱に苦しみ、保健所に再度連絡したところ医院を紹介され、その医院の外で2時間待たされ、PCR検査をされるかと思いきやCTで肺に炎症が見られないため薬(解熱剤)だけ処方され帰宅させられた。この処置法には相当疑念が残る。もし彼が感染していたらその間に食料品店に行かなければならないし、他の人に感染させる(既にさせている)恐れが大いにある。実は同居している婚約者がいるし、彼女は発熱もなく勤務(飲食店)を続けているようだ。これはとってもヤバイ状況で、これでは日本は感染拡大を抑えきれない。 非感染者に外出自粛だけ呼びかけ、感染者を野放し状態ではないか? この馬鹿な発熱4日間のPCR検査該当ルールは、やっと見直されたが、それまで何人の感染者が意図的に見逃されたか分からない。

アメリカ政府にPCR検査をしない日本は危険地域と外交官の引き揚げ措置をくらい、海外メディアに日本の感染者数は実際より低く報告されていると批判報道されたが、その指摘は間違いではない。 しかしこの指摘は日本だけでなくアメリカや他の国でも全国民の検査をしていないので同じことが言える。NYは一般買い物客3000人の抗体検査をしたところ14%の人が既に感染していたことが判明、NYの人口は800万人なのでその数値で計算すると実際感染者数は111万人となる、現在発表感染者数22万人(2.75%)なのであと89万人の隠れ(未発症か既治)感染者がいることになる。

スウエーデンの対応は他とはまるで違う。ほとんど規制せず住民の生活はそのまま、集団感染して集団免疫をつけようと狙っている。5月7日の時点で感染者が少なくとも2万4623人、死者の数は3040人に達している。 これは人口1000万人の0.25%が感染、そのうちの12%が死亡。今後感染拡大がさらに進むか、収束に向かうか興味のあるところだ。未だに老人ホームなどでもマスク着用はないようなので、体力(免疫)の無い人は死ぬのは自然だと見ているのかな?

日本も抗体検査を実施するらしいが、結果(実態)がどうなのか公表を期待する。
大阪市立大学の抗体調査では大阪市内で約1%、神戸市立医療センター中央市民病院などの調査では神戸市内で約3.3%(性別、年齢を調整すると2.7%)という結果。これから見ると今のところ(5月5日)1-3%が感染経験者、つまり100人に1-3人が既感染者となるが、この検査は大阪市内と神戸の病院でのことなので人口密度低い田舎では 既感染者はゼロに近いはずだ。
私も家に籠りきりではない(ただし大都会は避けている)ので、すでに感染している可能性も否定できない。咳が出たらヤバイと思うし、家内はアレルギー性鼻炎であちこちでクシャミしまくり、周りにかなり警戒心を抱かせている。

治療薬の臨床試験(治験)も3月末からやっと開始され、その効果が確認され始めた。この治験ですら、通常の新薬開発のプロセス(手続き)を踏ませている。厚労省役人は口を揃えて、副作用危険性が明確でないと言う。特にアビガンは催奇性(生殖遺伝障害)があるなど喚いているが、高齢者が肺炎で今にも死にそうな時に生殖遺伝障害など何の関係がある。そんなことを口にする人間の頭に障害が起きているとしか思えない。

どうも安倍首相も厚労省官僚に、特に厚生技官(今回のブレーキの大元?)とやらにはお手あげみたいだ。 最悪なのは医療機関に十分な保護具が行き渡ってないことだ。厚労省(保健所)は黙って見ていないでメーカーから優先的(強制的にも)に買い上げて配布すべきである。

ひどいのは今でもパチンコ店が開業し、客が越境してまでクラスターを作っていることだ。都道府県で店名を公表し始めたが、パチンコ依存症にはどこが開いているか貴重な情報(朗報)である。パチンコ店の営業許可は警察なので、警察はこんな無責任店舗の営業許可をなぜ取り消さないのだ。天下り先を怒らせたくないのか? 保健所は公衆衛生法か何かで営業停止にはできないのか?

有名人の感染死亡も報道されている。志村けんの死亡は多くの人にショックだったが不規則な生活(毎夜飲み歩き、複数の女性関係等)は自業自得でしかもコロナ菌のばら撒きであまり同情する気もにならないが、岡江久美子の死亡はガン手術と放射線治療で免疫低下、PCR検査もされず、しかも美人なのでとても遺憾である。

インフルエンザも同様だが普段から規則正しい生活をして免疫力をつけておくことが重要なようだ。 新型コロナウイルス感染者で喫煙者(既喫煙者)の重症化は非喫煙者の1.7倍だったと中国の報告がある。日本では5月10日現在新規感染者数は減少に転じ、わが兵庫県でも一桁台の感染者数が数日続いて報告されている。
当然スーパーやホームセンター(我々の行くところ)では100%の人がマスク着用している。マスクも数量限定で薬局やコンビニに販売されるようになり、店の入り口では消毒液スプレーがあり、ほとんどの買い物客(我々も)が手を消毒して入店している。
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石垣積み Stonewall construction

2020-04-01 | 日記
近所の整地(U字溝、塀、階段)を手伝っていたのは以前このブログに数度書いた。
この広大な敷地(約1500坪)は元は殆ど竹林で、足場は悪く歩くのにも危ない状態だったのでその改良に取り掛かり出した。
まずはショベルカーで斜面を削りながら道を作り、削り出した土で傾斜を緩やかにして最終的に花壇作りを目指す。これは我が家で数年前にやった方法だ。この作業はショベルカーでやるので難しい作業ではないが、厄介なのは土質が粘土でぬかるんで滑る。雨が降った後はショベルカーのゴムキャタピラー(クローラー)さへも滑って斜度20度ぐらいしかないが登坂できない。
ここの所有者の意向で、急斜面の一部に蛇篭(じゃかご)に石を入れ、3段積んで崖崩れ防止をする。これは素人3-4人で一挙にやったので3-4日で出来上がったが仕上がりはとっても雑。
その後、違う場所に石垣を積むことになった。石、砂、砂利は大型ダンプで上の広い場所に持って来て貰い運搬車で石垣積む場所に必要な量だけ移動。セメントミキサーでモルタルを捏り一輪車で運ぶので効率は良い。しかし運搬車も作業量が多く、頻繁に故障(キャタピラー外れ、ギアが入らない)発生しては修理を繰り返す。
私の運搬車ホンダ力丸も提供していたが、リコイルスターターの紐が切れ、馴れていない人が修理を試みてゼンマイばらしてしまい、部品まで紛失。こうなると組み立てるのもできないので、以前緊急用にヤフオクで買っていた「こまめ」用リコイルスターターを無理やり嵌め込み(ボルトで高さ調整)、何とかエンジン始動した。またヤフオクで力丸の中古スターターが出品されのを注視しておこう。
写真の上の段は、他の人(私も一部手伝う)が積んだ石垣だが、セメントで石が汚れてしまっている。

下の段は私が一人で積んでいるが、左の端の方をあと一日ぐらい積むと終了。私の積み方は最初に砂利を敷きランマで固め(本当は捨てコンが良いのだが)、モルタルで大きな石を固定、裏の隙間に砂利を詰め(下の方に水抜きパイプを入れ)、その上に石をモルタルで固定して次々と積み重ねる。今積んでいる石垣が完成すると、平地花壇(約1m幅)を作りさらに上に一段石垣を積んで、その上の斜面はロックガーデン仕上げにする予定。合計10日ほど作業するとかなり格好は整うはずだが雨が降ると作業は出来ないし、翌日も足元がぬかるんで結局2日は作業ができない。 最終的に花壇に真砂土と腐葉土を入れ、花や樹木(果樹)庭園の計画だ。この部分の完成まであと一月はかかりそう。その後、違う所もやらないとならないが、私がするか未定。 来週から土木用ダンプクローラーをレンタルしてくれるようなので、作業はさらにはかどり楽になるはずだ。 やり出したら結構面白い(綺麗になるのが)が根気の要る作業で、この場所はここの住民が必ず通る道からよく見え、通行人やドライバーも私の作業進行を観察しながら最終的にどんな庭園が出来上がるのを楽しみにしているようだ。既にミモザとソメイヨシノを仮植えしているが、もう花も咲き、少しは出来上がりのイメージが見える。

そしてひとまず一段目は完成。
 

4月6日、2段目積み始め

花も少しづつ植えられた。
4月24日 この庭園もほぼ完成。あとは歩道を仕上げるだけ。

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