なんでも人生

Whatever life is

隣家との問題 Trouble with the neighbor

2020-03-18 | 日記
隣接する家とは問題は発生しやすい。我が家もその例にもれない。

まずは我が家に駐車場を作るのに電柱が邪魔になり関電にわが敷地の前の道路で移設を依頼したら、隣家から電柱が自分の敷地に近づく(1.5m)のはよその敷地前でも納得できないと激しく抗議(関電に)され、結局わが家の敷地内にその家と反対の方向で電柱移設することになった。 うちの敷地の前で電柱を動かすのにお隣さんが文句をつけるのはおかしくないですかと聞いたら「公道(市道)の公共物(電柱)がわが家に近づくのは迷惑だから抗議をする権利がある」という回答だった。ちなみにこのお隣さん住民は12,3年前にマンションから引っ越ししてきた公務員夫婦である。

その後できるだけこの夫婦には関わらないように(挨拶程度)してきたが、その家はミモザを敷地境界線ギリギリに植え、成長に連れ花はきれいに咲くのでこちらも鑑賞させて貰っているが、我が家のミカンや梨の果樹に覆い被さってきて陽が当たらなくなった。丁寧に事情を説明して越境枝だけ切って貰った。その時、他に同じようなのがあったら言って下さいと言われ、私はこちらからなかなか言いにくいのでそちらで気を付けて切って貰えば有難いのですがと言ったところ、そうですねと返事があった。 それから2-3年後、隣のエゴノキがまた成長して我が家のミカンの樹に覆い被さり、越境枝を切って貰う。こちらとしては隣のオヤジ毎朝歯を磨きながら自分の庭を歩き回っているのに何で気づかないのだと思っていた。

そしてまた2-3年して隣の山栗の木が5mぐらいに成長して当然越境、家内が落ち葉やイガの掃除が大変になり、これも気を使いながら切って貰うようにお願いしたところ半年後に切ると返事、実際半年後に植木屋に伐採して貰ったようだ。こちらが迷惑しているのに、半年待ってくれと言われたのも心外であった。

私は家の庭を自分でロックガーデンにしているので石を大量に使っている。近所の石屋が廃業して軽トラで10杯ぐらい貰い、さらに違うお家で和風庭園を洋風庭園に変更するとき余った庭石を2トン車で3杯、後はアチコチで処分に困っている石を貰い集めてきた。石垣を積むのにそれでも足りないので、一番集めた場所は道路脇の落石現場だ。さて前置きは長くなったが、隣家の亭主がある日、私に石はどこで集めてくるのか質問した。私は簡単に経緯を説明し、なぜそんなことを聞くのか質問したところ、河原で拾ってくるのは問題だと近所の人が言っていると注意口調であった。それはそれで済んだが、このオヤジも河原でかなり石を集めて自分の庭に置いているが、それは問題ではないようだ。

そして今回究極のことが起きた。
隣の玄関横にヒバが植えられていて、毎年1mほど成長して枝が越境して我が家の紫陽花とガスボンベ置き場が埋もれてしまった。実は以前も同じ状態になり、私が黙って(本当は気づいて欲しかった)少し剪定したことがある。今回家内が、たまりかねて隣の奥さんに事情を説明して切って貰うようにお願いした。その奥さんは「気にはなっていたので決断させてくれて有難う」と礼を言われて家内は少し戸惑ったようだ。そして2-3日後に植木屋が来て剪定をして帰った。家内さぞかしすっきりしただろうと期待して見に行って仰天。うちの庭に切り落とされた太枝が落ちているし、それより奇妙なのは自分の敷地の枝は剪定が終わり、うちへの越境枝だけが残されている。隣の奥さんに植木屋の作業は終わったのか確認したら、終わったとのこと。家内は本人にその場所に来て貰い、お願いした越境枝そのまま残っているのを指摘したら、それは自分家の風呂場の目隠しに置いているとの説明。家内は一瞬声を失ったらしいが、自分ところの風呂場の目隠しだったら風呂場の前に違う樹を植えたらと言ったところ、どんな樹ですかとトンチンカンな返事だった。
一度その写真をご覧あれ。 右が隣家、左が我が家。

まいった!

その後、家内に事態の説明を受け、隣家亭主が越境枝を全部切り落とし、この樹は丸裸になった。そして奥さんがケーキを持参で長い事ご迷惑かけたと謝り来たらしい。
我が家への越境枝を意図的に残したのではなく、自分の土地の樹の枝が越境していることすら(指摘されているのに)気づいてなかったみたい。そのように理解して置こう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界を麻痺させた新型コロナウイルス Covid-19

2020-03-10 | 日記

世界中に戒厳令が出ている。ウイルス戦争が始まり、人間が防空壕の中に閉じ込められ自由を奪われてしまった。敵は新型コロナウイルスだ。
新型コロナウイルスは、粒子表面のエンベロープ(膜構造)が花弁状の長い突起がありコロナ(太陽の光冠)に似ていることからその名が付けられたが、もし私が命名すると「地雷型ウイルス」だ。

中国湖北省武漢市民がコロナウイルスを持つコウモリを食べ感染したのが発端と言われ(後日、武漢ウイルス研究所から発生が有力視)、今や世界中に感染拡大し人間社会の生活に脅威と支障をもたらしている。
コロナウイルスの主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」で、マスク、石鹸での入念な手洗い、アルコール消毒などが有効な予防方法だが、普段からの健康管理(十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力(自己治癒力)を高める)がもっとも重要なようだ。免疫力が低下した高齢で持病のある人が重症化、最悪死亡に至っている。マスク着用習慣がない(衛生管理も適当)欧州(特にイタリア)では恐ろしい速度で感染拡大が続いている。私の姪一家もイタリア北部に住んでいるがどうなっているのかな?かなり不便な生活を強いられているのでは?

私のボヤキは、なぜ未だに根本的な治療法や予防法(ワクチン)が出てこない。世界の研究機関、製薬会社などにWHO(これが最悪、特に事務局長は無能)や各国政府が資金、資源を提供して早急に効果的な治療、予防薬の開発を全面的に支援しないのだ? 特に日本の厚労省は全て後手に回る。それどころか対策(沈静化)の支障となる。今回PCR検査でも医者が申請しても保健所で断ったり、その先の国立感染症研究センター(検査機関)がネックになっていたようだ。やっと保険適用となり民間検査機関が機能してかなり検査も進むだろうが、そうなると感染者が当然多く発見される。それは良い事で、それにより更なる感染が防止できる。
しかし、今回(いつもだが)の役人仕事は見ていてイライラする。私も現役時代に当時の厚生省と新薬承認や経産省で新規化学物質登録手続きに関与したが、規則は煩雑で難解、窓口は訳の分からない難癖をつけ、多額(何十億円)の登録費用がかかるため患者数の少ない難病(今回の新型コロナウイルスも)治療薬は開発しない(できない)仕組みなっている。また日本の厚労省には医学専門家(医師)はいないので、今回コロナウイルス対策でも度々登場するような審議会(医師や専門家集団)に助言を仰ぐことになり、その選抜、召集や意見のとりまとめなどで時間がかかり過ぎる。そして最終的に大御所みたいな人の意見に他の専門家が同調する形で玉虫色の結論がまとまる。その意見を参考に役所が政治家(これがまたアホ)に原稿を読ませる。

でも今の厚生労働大臣、加藤勝信氏はかなり優秀で答弁もしっかりしている。 しかしもっと官僚に迅速な対応を促せて欲しいものだ。この人も官僚出身者なので、官僚に甘く身びいきがあるのかな?

私ももはや何を言いたいのか分からないが、とにかく早く何とかしないと個人の自由も世界の経済活動もウイルスの犠牲になってしまう(既にそうなっている)。登校できない子供だけでなく、我々老人もヘルスセンター(お風呂)にも行けない。そのうち公共交通機関や送迎バスが利用できなくなると病院にも行けない。

そして今回のウイルスは多くの人間の脳までおかしくしている。トイレットペーパーやマスクの在庫が沢山ある(または製造可能)と言うのに、買占めに走り出すとは脳までウイルス感染が広がったとしか思えない。世界のマスコミが今やこの世の終焉と言わんばかりに人々を恐怖のどん底に陥れる。選抜高校野球も中止になった。無観客でやらせたらよいのに、必死で努力して準備した健康な選手の気持ちなど無視、そこらの不衛生なライブハウスと扱いを一緒にしてしまう。この脳がバカになる感染拡大(まさにパンデミック)がより深刻に思えるのだが?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする