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キッズ・ティーンズ・レディースのファミリーブランド Blankie Nu-Nu(ブランキ ヌーヌ)

2006年06月02日 | アパレル放談
新ブランドの立ち上げでは、そのブランドのコンセプトつくりと、それをいかに商品で表現できるかが重要で難しい。

具体的に新ブランドの企画に入ると、案外コンセプトが一人歩きして、そのコンセプトがブレて希薄になってしまうことが多いと思います。

ブランキ ヌーヌの場合はコンセプトがハッキリしていたので、この点はスムーズに進行しました。

サンプルも山下社長はじめ韓国や中国のスタッフも日頃OEMで鍛えられているからか、ファーストコレクションにしたら満足がいくものがあがってきました。

私も過去アパレルで20を超えるブランドの立ち上げに関係してきましたが、アパレル時代に比べ企画と生産が直結しているので、指示がストレートに通じ無駄がないことを再認識しました。(このことをOEMに生かせば、ミルキィウェイのOEMにも良い効果が出ると思います)

もう一つ驚いたのには、韓国・中国のスタッフの頑張りブリです。
かなり無理と思われることに挑戦する姿は、私が若かった頃の昭和40年から50年代の日本のアパレルを彷彿させるような気がしました。(日本のアパレルが成熟したのか?私が老いたのか?)

このようにして企画生産の体制は整いつつありますが、一番の問題はやはり販売の問題です。

メーカーの弱みでもありますが、それ以上に流通段階の大きな変化が生じています。
ベテランの営業社員を採用し、その「営業力を頼った販売」という、旧来の営業手法では通用しなくなっています。

結局SPAということになってしまいますが、SPAを短期間に最低規模に持っていくには、資金と小売のノウハウが必要となり現実的では有りません。

昨今の流通の変化(混乱)は新たなニッチ市場が生まれる余地が随所に出ることが期待できます。

今放送中のNHK大河ドラマ「功名が辻」のように戦国時代は予期せぬ覇者が生まれます。
アパレル流通にもその戦国時代的な傾向が出てきています。

到底、覇者にはなり得ませんが、ミルキィウェイをブランキ ヌーヌで、小さくても城持ちのメーカにしたいと思っています。

WebやMobile、TVショップ等のVirtualなチャネルやファミリー型のショップや子供服専門店、バラエティーショップ等へのチャレンジをしています。

OEMメーカーにとって、いずれも初めての挑戦です。

若い2名のスタッフが懸命に頑張っています。
なにぶん未経験で悪戦苦闘しています。

未経験ゆえの素直さが新しいことへ挑戦しています。
帰ってベテランより、この場合は良いのかもしれません。

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新しい可能性を生み出せれるかもしれません。
impannator@mail.goo.ne.jp

添付の絵はエンジェラの絵です。
大好きな猫を描いています。

5歳くらいからの作品が他にも数え切れないほどの原画があります。
HPとBlogで少しづつ公開していますが、興味のある方はご連絡ください。












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