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白楽天のこと・リーズ゛ガーデンのこと

2006年03月06日 | 今様隠居道
還暦を前にして、新しく新中華の店を開店した白楽天山下司氏のことを書きました。
今日は同じ中華の店のリーズガーデンの李木村氏について触れたいと思います。
リーズガーデンは神戸の六甲アイランドのリンクというショッピングビルにあります。

白楽天と異なり、大きくて豪華な店です。
円卓テーブル、椅子席があり大きな宴会も可能で、香港や台湾の一流レストランにも劣らない構えです。

オーナーの李木村氏は台湾人でテレビや雑誌などに出ている料理人です。
中華料理の書物も6カ国?で出版しているとのことです。
店の作りも立派で、食器は時々ロイヤルコペンハーゲンを使用しています。
そんな時には少し緊張して料理を食べてしまいます。
オーナー自ら料理の説明をしてくれます。
料理は明石の新鮮な魚介類を使った新台湾海鮮です。

前に西宮の苦楽園で小さなお店をやっていたとのことですが、大きなスペースの店を持つ前々からの夢を実現するために六甲アイランドに移転したとのことです。

自分の夢の実現や、新中華という点では白楽天と変わりませんが、商売の方法(マーケティング)については正反対と思います。

白楽天は小規模な店で、口コミを主としたミニマーケティングです。

リーズガーデンは大規模な店舗で、メディアミックスを駆使したマスマーケティングです。

夢の実現に対する二人の行き方は正反対ですが、顧客に対する料理の姿勢は同じです。
手法は違えど、お客様に満足してもらえば、二人の夢が実現すると思います。

マーケチィングの端くれにいる私にとっては、どちらも共感できます。

マスにしても、ミニにしても、二人に共通しているのは、口コミの効果をベースにしていることです。

口コミ効果を充分熟知しているのかもしれません。
案外、二人の料理人はマーケティングマインドを持った戦略家かもしれません。

白楽天のブログを見て「クロちゃん」からコメントいただきました。
元の白楽天の常連だった「クロちゃん」からだと思います。

彼もまた夢の実現のため、中国関連の新しい事業を行っています。
ユニークな試みで、興味を持って成功を祈っています。

今のところ白楽天のような、ミニマーケティングですが、ひょっとしたらリーズガーデンのようなマスにつながるかもしれません。

彼の同意が得られれば「クロちゃん」のミニマーケティングについて、そのうち書いてみたいと思います。


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