地球族日記

ものかきサーファー浅倉彩の日記

4足のわらじ

2011年07月25日 | お仕事日記
R水素な日々です。

1足目 R水素ネットワーク web編集長
2足目 琉球大学玉城研究室 研究員(R水素担当)
3足目 ソーシャルイノベーションカンパニー xBridge パートナー(R水素新規事業開発担当)
4足目 環境ライター・編集者

肩書きはなんでもいいです。誰か考えて笑
自分の頭で真剣に考えた結果、エネルギーシフトに実効性があると思える仕事ができれば。

3.11以降、急速に高まっている世の中のエネルギーシフト熱。
この飽きっぽい国民の瞬間的な目覚めを、
なんとか実効性のある(主に政治的)足跡に昇華させようと、
どの環境NGOも知恵を絞り、かけずり回り、つながりあい、発信しています。

e-shift
みんなの環境・エネルギー会議
エネシフジャパン

環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんを筆頭に、
京都大学の小出裕章氏や、立命館大学大島堅一氏など、
これまで一部の環境派の間だけのヒーローだった(あくまで私見ですけど)
方々が、民放のテレビ放送に登場する、という
3.11以前では考えられない事態が発生しています。

もはや死語ですが、
「エコ」の本丸は言わずもがなエネルギーです。
CO2の9割以上はエネルギーの消費、=化石燃料を燃やすこと によって
排出されています。

だから、今いろいろな環境NGOが言っていることは、ただひとつ(私見 ブログですから)。

エネルギーシフトとは、

「エネルギー消費を減らすのと同時に、エネルギーのミナモトを変えよう。」

ダイエットに例えれば、食べる量を減らすとともに、
太らない食事に変えていく、ということです。

ただ減らすだけだと、つらいがまんで楽しくない。元気もなくなる。
だから、必要最小限に減らしつつ、多少食べても太らないおいしいものを食べて、
元気に人生を謳歌しよう。

ということです。

こんなに簡単なことなのに、
それをしたくない人たちが力を持っているので、
このエネルギーシフトを引き寄せる大事な法律が、今この瞬間にも、
骨抜きにされようとしています。

再生可能エネルギー促進法は国会で審議入りしました。

そもそも話ですが、

多少食べても太らない(上述した比喩の意味で)エネルギーをつくる人が増えるように、
一定期間、一定の値段で買い支えるしくみをつくろう、というのが
この法律の主旨です。

小学生でもわかる話ですが、
この「期間」「価格」をしっかり考えないと、制度だけあっても、
つくる人は増えません。

もし私がエネルギーシフトしたくない人で、
その力を持っていたら、なんとかして、期間を短く、価格を安くして、
「結局、増えませんでした。」ということにするでしょう。

これが今、実際に行われようとしている「骨抜き」です。
にたようなことが、RPS法という法律で行われてしまった前科が、
この国(主権者である国民含む)にはあります。

今週の水曜日、
審議中の再エネ促進法についての、細かい議論がされる経済産業委員会に、行ってこようと思います。

4足のわらじの中身について報告しようと思ったんですが、
話がそれた&タスク山積みなので、ひとまずこれで。

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