シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

犯罪報道への希望

2007-06-09 01:32:22 | ちょっとした話題&日々の出来事

 新聞を読んでいていつも思うのが、誰かが逮捕されたときに、どの法律のどの条文に違反して逮捕されたのかが明確に書いてないことが多いことです。どの法律かすら書いてないことすら結構あります。

 しかし、新聞報道においても犯罪については具体的にどの法令のどの条文についてどのように違反したのかについて書くべきだと思います。

 現状では、「悪いことしたから逮捕されたんだ。」という認識くらいしかもてず、どこまでが合法で、どこからが違法なのかの基準がはっきりとは分からないのです。そういう基準がしっかり頭の中にないと萎縮してしまいのびのびとした活動ができなくなります。

 行動の予測可能性(何をしたら違法になるのかを予測できるということ)を確保することによって自由を保障する(何が悪くて、何が大丈夫なのかがあらかじめ明確に分かればそれに触れなければいいという意味で安心して自由に行動できる)罪刑法定主義の精神を活かすべきだと思うのです。

 また、現状では違法なことを違法であると気づき、悪いと感じる意識も育ちにくいと思います。

 私はずっと前に、間違い電話をかけた相手から何度も電話をされ、「ぶっ殺すぞ!」と言われたのに対して、「それは刑法222条1項の脅迫罪にあたります。このまま続けると、刑務所に行くことになりますよ。」と対応し、相手を大人しくさせたことがあります。

 やはり、条文とかを明示すると結構心理的に抑制する効果が出るんですよね。

 ここらへんいつもしっかり書いてある新聞があれば、景品とかなくても買うんですけどね・・・