人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

かわいい息子は旅させろ 事業承継を見据えるサケ(鮭)作戦!

2023年06月24日 | 経営

7月1日が来ると 

タイヤ創業34周年 

キーパー専門店は

第2創業と名付けて12周年のダブル記念日を迎えます。

 

タイヤ屋をベースに

その上にキーパー専門店を乗っけて成長しようとして開業した日を第2創業と呼んでいます。

親カメに子亀が乗っかるイメージです。

タイヤ屋は縁の下の役割 

キーパー専門店を車体として役割と考えて 

陰陽調和が実現できる、 

最高の組み合わせという信念もありました。 

 

2011年当時は私も50歳という年齢で

意欲・活力も旺盛で 

キーパー専門店開発の投資も 

ここが最後の挑戦ポイントだと信じて踏み出しました。

 

それだけではありません 

キーパー専門店の責任者として任命した高山君が

当社に入社してくれたのは

2007年リーマンショックの最中のことでした。

会社としても新しい局面を拓く必要性があり

近い将来キーパー専門店をやるので 

君がやってくれないか?と

焼き肉を食べながら口説いたことが 第2創業始まりの核心です。

 

新しいことを始めるのには 

新しい核となる人材が必要です。

やる気があって 物事の受け止め方が積極的であり 声が大きくリーダーシップのある人。

まさに高山君との出会いがあったから第2創業へ踏み出せたわけです。

 

そのお陰で苦労をしても 

新しい業態のキーパー専門店を軌道に乗せ

12年の間に岐阜店(新規)・せき店(新規)・しま店(改装)と

ハードとしてのキーパー専門店は展開するに至りました。

当時24歳だった高山君も 今年で36歳になり

彼が中心となったキーパー専門店3店舗で

イマージン車美容室というグループ名を名乗り

目に見える形で事業承継の道が開けてきた感じです。

 

タイヤ屋の継承はどうする?という課題は

今もって答えが出せません、

ノウハウやビジネスモデルが属人的でありすぎて

他の人が継承するのは難しすぎると思われるからです。

なのでタイヤ屋の継承は考えずに(忘れたふりをしながら) 

3人のメンバーでやれるだけやると言う覚悟があるだけです。

 

目指すは創業50周年2039年に向かって

35周年(2024年)40周年(2029年)45周年(2034年)と

継続する限りやってくる記念日を見据えて 

ここは1年1年と地道に月日を積み重ねていくのみです。

 

有限会社イマージン継承は次のステップに踏み出します。

昨年 事業承継計画書を作成し融資の一本化と個人保証の解除が実現しました。

そして後継者への経営ノウハウ伝授という課題が与えられています。

ここでハタッと考え込んでしまいました。

経営ノウハウって何ですか? 

小さな零細企業にはそんなノウハウがあるわけでなく

まったく属人的なものに過ぎないのです。

 

そこで一つの店舗を分社して切り離して 

新会社を設立してその代表者に就任してもらうことにしました。

社長という立場になれば否応が無しに経営ノウハウが身に付くでしょう。

会社という囲いから外して 大いなる大海に放す感じです。

 

サケ(鮭)は川で生まれてある程度大きく育てば

海に下り数年を過ごしたのちに さらに大きくなって生まれた川に帰ってきます。

経営者として銀行さんや税理士さんとの付き合いも始まり

店舗運営の苦労だけでなく いろいろな配慮や心配事がやってきます。

経営者にならなければ経営はわかりません。

特殊な例ではありますが 

これは理にかなっています。と思います。

初代と二代目候補に信頼関係があってこそ踏み出せるわけで

そのまま帰ってこないリスクもありますが 

資本参加して縛ると言うことはありません。

しかし 高山君は会社に残るスタッフから絶大な人望を得ていますから

その人たちのリーダーとして大きくなって帰ってくることを望みます。

 

数年過ごして自信がついたなら 

有限会社イマージンは再統合をしてた2代目高山社長が誕生する流れです。

私は会長・顧問になって新社長を支えて 

色々な引継ぎを完了させて創業者としての最後の役目を終える、こんな考えです。

 

タイヤ部門はやっぱり切り離して分離することになりそうな気配ですが

創業を主導し 次世代への橋渡しを果たして廃業の道へ進むのもやむ負えませんが

今の段階では未定です。

 

これから先に水面下で行われる変化を描きだしました。

会社は私が創業しましたが

創業の役割を与えらて預かっているだけと思っているので

妙な執着はありません。

坦々と 次世代へ引継ぎを完了させることが最後の大仕事です。

 

表面上はタイヤ専門店とキーパー専門店が

より多くのお客様に愛されて利用して頂いくことを実現し続けることです。

 

愛されるためには まずこちらから愛しましょう!

創業以来 全てのタイヤの取り付けは1本1本手締めで行ってきました。

取り外しにはインパクトレンチを使用しますが

締め付けは全てトルクレンチを使った手締めです。

お客様の期待に応えるのは 地道な真面目さもその一つです。

 

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