「タイヤの小売り」で
お役に立てることを信条に
「会話する・販売する・取り替えする」が三位一体のスモールタイヤ小売商売で
売り上げ前年比で１０５％と伸ばせてもらえました。
少数老齢（精鋭？）の
出来る範囲を絞り込んだ運営の
「タイヤ専門店」に価値を感じてくださるお客様が たくさん来てくださっているようです。
前期と比べて
「働き改革」を取り入れ
毎週水曜日だけだった定休日を
第２週と第４週の火曜日も定休日化して
休業日を増やした（営業日減少）にもかかわらず 売り上げが伸長したのはありがたいことです。
当店メンバー３人で平均年齢５６歳になりましたが
みんな第一線現役プレーヤーです。
会話も暖かく 知識・販売もプロ 取り換えもプロ
ベテランで運営するタイヤ小売り専門の価値を認めてくださり 良い成績をいただけたと思います。
タイヤ小売り経験２５年以上の３人が
接客して受注して取り換えするので 段取りもよろしいです。
ありがたいことです。
高年齢化という現実を前にして
その価値を「取り換え作業だけ」という仕事に使うのは非効率です。
ですので 持ち込み作業はお受けしない。 とさせていただいています。
若い人を雇って作業は任せて べテランは販売だけに絞ったら。という意見もいただきますが
年間の繁閑格差が大きいタイヤ商売ではなかなか難しいのです。
まあ ベテランスタッフ３人が奏でる価値を
益々大事にしていきたいと思います。
でも業績向上は
やっぱり降雪が連続した効果が大きいです、
自力云々も確かにありますが 他力の後押しも大きいと謙虚に考えます。
「経営の神様」 京セラ創業者故稲盛和夫先生のご著書
「ひとりひとりの社員が主役」と言う考え方を学ばせていただいて
店ひとつの単細胞アメーバ経営が タイヤ専門店イマージンです。
２日前に 中古タイヤ単品で対応させて頂いたお客様（K村様）が
「ブログ読んでいます、実家にお宅からの年賀状があって父がお世話になったはずです。
機会があれば行ってみたいと思っていた。」とおっしゃて下さいました。
年賀状は開業から約２０年間
当店の名簿にあるお客様に出していました
累積数がとっても多くなり
かかる費用も２００万以上になって
更に 情報の更新に事務も出来なくなり
時代がEメールに変わって来たこともあって １０年以上前に廃止させてもらいました。
年賀状もらっていたのでと
今でも覚えていてくださってタイヤを買いに来てくださるお客様も少なからずあります。
デジタルな時代に 逆手の年賀状は今でも効果を発揮してくれています。
稲盛先生で思い出すのが
かつて駆け出しだった稲盛青年が
当時の経営の神様「松下幸之助翁」の講演会を聞きに行った時
有名なダム式経営のお話を松下翁はされたそうです。
話が終わって質疑になった時
ある人が「どうやったらダム式経営ができますか？」と質問をなさったそうです。
そこで松下翁がお答えになるのを みんな固唾をのんで待っていたら
翁は「そう思わななりませんな。」と おっしゃったそうです。
そしたら 経営の秘訣が聞けると思っていた人はがっかりされたそうです。
しかし 稲盛青年にはピピッと稲妻が走ったそうです。
まず 「そうしたいと思うこと！」 これが始まりなんだと 確信されたそうです。
それから 稲盛青年は「経営の神様」と称されるようになられました。
慎んでお悔やみ申し上げます。
