人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

車美容業 「若者」主役の方程式!

2014年11月03日 | 経営
11月に入ってタイヤ交換が増えてきました、
スタッドレスタイヤへの付け替えです。
そういったお客様にお話を伺うと
「飛騨地方・高山方面に行く予定が入っている」そうです。
せせらぎ街道とか東海北陸道のひるがの高原は
標高が高い為 ひとたび冬型の気圧配置になると
積雪に見舞われる為の備えです。

                                                   

自然界は絶妙なバランスと 極大の世界から極微の世界まで
相似象的なデザインで成り立っていて
これをフラクタルと呼ぶそうです。
「読んだ本からの受け売りですから間違っていたらすみません。」

25年前 タイヤショップを開業し「タイヤ屋のオヤジ」主役となった若者も今では54歳のおっさんです。
「私」という固有名詞でなく29歳の「若者」は主役で頑張りました。
そして今 24歳でキーパープロショップ岐阜店の店長・主役に任命した若者は
やっぱり生き生きと働き立派に店を軌道に乗せてきました。
「私」でなく「若者」にはそうした才能が備わっているのです。

わが師匠がおっしゃる金言
「サービス業(車美容業)の付加価値は現場で創りあげる事が出来て顧客満足度と従業員満足度は同時実現する。」


これを実践的に配役を決めると
主役店長28歳(若者)準主役チーフ24歳(若者)次のチーフ23歳(若者)次の次のチーフ18歳(若者)
                                                     
黒子・監督(オヤジ) 黒子・プロデューサー(準オヤジ) 黒子・大道具小道具(準オヤジ)

表と裏の配役はこのようになります。
黒子を演じるオヤジは タイヤ屋の舞台では主役に躍り出ますが
この車美容業の舞台ではみんな縁の下の力持ちとして支え
さらにリスクを引き受ける役目もおおせつかります。


主役と黒子が入れ替わる二つの舞台を持つことが
車美容業をキチンと業態に育て 提供する価値に見合った対価を充分得ることが出来て
その応分の配分として 
若者を正規雇用し 収入を増やし家が買えて子供が3人も養える事ができるレベルの所得が実現できると
少子化から子供が多数の社会に変貌します。
車美容業が儲かる業態となる日もそんなに遠くではありません。



零細企業と国とはフラクタルな関係にあれば
政策の中心に「若者が主役」とするものをすえると
「少子高齢化」は解決に向かうように思われます。
こうした理想に向かう最大の敵は
既得権益と老人の嫉妬であるのは 
歴史が証明しています。



今日も「若者の舞台」キーパープロショップ岐阜店は大盛況です。

「若者」を大事に育てるとは 甘やかす事でなく試練の場に押し込んでしまう事です。
好き好んでそうしたのではありません 零細企業は資金も信用も乏しいので
大勢の人を雇う事ができず ギリギリの環境で全ての責任を押し付けるスタイルになるのです。
ここの店長は理不尽にも1人の運営を押し付けられてヘロへロになりましたが 
その環境だからこそ鍛えられ 他人への気配りや配慮を基本にした指導を体に叩き込みました。
だから他の若者が慕って付いてきます、その結果見事に店の立上げに成功しました。
店長の勲章です。

このことをかの孟子は『天のまさに大任をこの人に降さんとするや、必ずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしめ、その体膚を餓えしめ、その身を空乏にし、おこなうこと、そのなさんとする所に払乱せしむ』
(孟子)

「天が人に大任を授けようとするときは、必ずまずその人の身心を苦しめ、窮乏の境遇におき、何を行ってもすべて失敗をさせて、わざわざその人を鍛えるものなのである。つまり、不運は天の試練として受け止めるべきものなのである」という意味。


今の日本は大事に育てるということをはきちがえています、
なぜなら全て計画立案者は安全地帯にいて
机上の空論の政策を押し付けるスタイルだからではないかと思います。

ここではオヤジ連中が自らて手弁当で喜んで黒子役を引き受けています。

変革は地方の名もなき「若者」が立ち上がることから始まり、
第二の吉田松陰や高杉晋作が歴史の舞台に登場するはずです。

中央でなく辺鄙な地方から・・・・歴史の鉄則です。

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