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人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「菜根譚」を読む その3

2022年10月25日 | 生き方

 

気軽に読める「菜根譚」を手元に置いて空いた時間に読み続けています、

読みながら寝むってしまうのが 

実に気持ちが良いのです。

しかし このところ繁忙期入りを前にして 一日中忙しくなって

昼寝の時間も取れなくなってしまいました。

 

喜びは苦労の中にある。

零細経営はいつもピンチの中にあると言ってもいいでしょう、

今日は給与支給日ですが 

昨日の朝までに資金確保の必要がありました。

必要額に対して口座残高は少し足らない状態でしたが

月曜日は週末の売り上げが入金になれば問題ありません、

しかし 銀行の担当者は月曜日でなく火曜日の集金にして欲しいと!

すると月曜日には資金確保が出来ず 給与が払い込まれない状態になる!

まずい! どうする! ということで

金曜日の昼過ぎ 

銀行へ駈け込んで

個人資金を会社へ貸し付けることにして 一件落着です。

 

なぜ口座残高がぎりぎりだったか?

それは今月20日の支払いが例年によりかなり多かったからです。

スタッドレスタイヤの値上げがある前に 

かなりのタイヤが予約されていて 

そのタイヤを入庫させる(支払い義務が発生)必要があるので

その資金対応があったのです。

例年なら11月20日に決済すればよいのが 

今年は10月20日に決済しなけらばならなかったのです。

予約金だけは入金されていますが 

多くの場合取り付け時の入金ですので 

支払いが前倒しになって口座残高かつかつの状態で

給与資金確保日を迎えることになったのです。

また最近はペイペイ決済が増えて 

この入金は来月2日のため

今回の決済資金には間に合わないのです。

 

こういった資金繰りの苦労は 

結構メンタルに響きます。

しかしあの手この手で乗り越えれば

やれやれ😥ホッとした瞬間 支払えた喜びを感じたのです。

 

通常通り 月曜日に集金に来てくれれば問題なかったのかもしれません。

しかし こちらの都合通りいかないと・・・・・あたふたします。

 

菜根譚には書かれています。

この世は「憂世」であるから 苦労が絶えないのも当然だ!

思い通りにいかないことも 十の内 七・八はある!

 

今回も いろいろの備えの内に一つで対処することが出来ました。

ぎりぎり経営でも 備えあれば憂いなし、でした。

 

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「菜根譚」を読む その2!

2022年10月17日 | 生き方

先週 愛知県大府市で開催された

キーパー技術コンテストの準決勝・決勝の応援に

2日間 電車とバスで行ってきました。

慣れない移動で 先週末は疲れがドドッと出て・・・・・!

タイヤ屋の店舗でうとうとしっぱなしです、

嵐の前の静けさといった塩梅で 10月半ばは今年最後のヒマな時期です。

 


 

今月に入って読み始めた「菜根譚」 簡単明瞭な文章ですが含蓄が深い!

 

 

いろいろ あれこれ考えても・・・・・・・・!

「なるようになるさ!」

とっても響きが良いです。

経営は先行きを読むというか 読めはしませんがあれこれ心配します。

今年は雪が降るか? タイヤ屋の関心ごとです。

冬季の売り上げが 

タイヤ屋の1年間の業績を左右しますので あれこれ心配するのですが

考えてどうなるものではありません、

その時 「なるようになる」と活字が目に飛び込んで来ると、

「あっそうやな、考えても仕方ない」と 吹っ切れるのです。

 

そこで 安心するとそのまま深い眠りの中へ!

 

これで疲れも取れてさっぱりします、読書から寝落ちの健康法です。

ありがたいことです。

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「菜根譚」を読む 勉強になります!

2022年10月10日 | 生き方

先日 ニトリに買い物に行ったとき 

隣接するブックオフへ足を運んで 手に入れた中古本が「菜根譚」でした。

妙な名前なのでネットで調べると  ↓

 


野菜の根は堅くて筋が多いですが、

それを苦にせずよく咬めば世の中の真の味を理解できるという意味です。

また「菜根」が粗末な食事を象徴とする言葉であることから、

貧しさをいとわない清貧の暮らしを良いものとする意味もあります。

その他にも「菜根譚」は、

醜い政争に巻き込まれる苦難の中で人間を観察し、

晩年は達観の境地に至った作者ならではの視点で書かれました。

その為随所に鋭い洞察から生まれた多くの処世訓が著されているのです。


 

勝手な理解では

「漬物を よく噛んで味わって食べるように人生を味わいなさい。」

そういえば 永平寺の修行僧の食事は 

最後はたくあんで使った食器をキレイにしながら最後に食されていました。

 

なるほど なるほど 短い文章にまとめられているので読みやすいです。

私どもの会社は 

タイヤ専門店とキーパー専門店で構成されています。

お金を出せば型は出来ますが 

専門店としての運営は 

「人」の成長とともに歩んでいかねばなりません。

でも 最初はだれもその仕事のプロではなく 

いわば素人同然から始まるものです。

出来ることを一つ一つ増やしながら 育てていく子育てと同じです。

 

私もタイヤの商売に携わったのは19歳 まったくの素人でした。

それからタイヤ専門店イマージンに行きつくのは紆余曲折を経て約10年後

タイヤ屋のオヤジをずっとやり続けて

「タイヤ専門店」スモールビジネスが 

なんとなく分かってきたのは今から7年前 55歳になった頃からです。

 

でも分かったつもりでいても

時代はまた変化していくので 

いつまでも探求心と反省は欠かせません。

 

 

 

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立春 他力の発見 タイヤ専門店イマージン!

2022年02月05日 | 生き方

暦の上では 「春」ですが

最強寒波クラスの強い寒波が入ってきて 昨夜から降雪予報が出ていました。

今朝は 岐阜地方で約3センチの積雪です、自動車の運転は慎重にお願いします。

 

タイヤ専門店イマージンでは 

先月末から 二人がコロナ濃厚接触者に認定されて自宅待機を要請されいますが

同時ではなく 1人が解除されて もう1人が認定自宅待機と重なり合わなかったのと

ヒマな時期なので 2名体制でも営業には何の問題もありません。

これが超繁忙期の12月だったら大きな影響を受けたかもしれませんが

この時期で良かったラッキーです。

 

 

いよいよコロナも身近に来た感じですが

重症化リスクはかなり低いようですので 

あまり心配することは無いように思います。

コロナ=コロナ風邪みたいに思い いたずらに恐れる必要はないと考えています。

不思議なことに 「恐れ・心配事」が強いと それを引き寄せてしまうようです。

心は 印象深い事を実現する力があるみたいです。

心の法則というのをちょこっと知っておくだけで 

禍をかわすことができるようですよ。

マスクや手洗いなど出来ることはやっておいて あとは天にお任せしましょう。

気楽に気楽に生きていく 生かされているのですからね、

自分で生きていると思い過ぎると 心も休まりません、

生かされてると思えば 気楽に生きていける気がします。

 

商売をやっていると 

来月は売れるかな?とか 今度の支払日に資金は足りるかな?とか

先の心配事に心を奪われると落ち着きません、

これを取り越し苦労と呼ぶそうですが

「なるようになる」「大丈夫」と思えば やっぱり何とかなって行くものです。

私は 他力の偉大さに気が付いて 

それを信じることが出来るようになってから随分楽ちんになりました。

若い頃は自力の信奉者で 

他を信じることが難しくそれでイライラしていましたが

そうした自己中(エゴ)が年を重ねるにつれて消えていき

他力に委ねることが出来るようになってきた感じです。

 

気が付けば 周囲に他力が溢れています。

スタッフがコロナ濃厚接触者になっても 季節のお陰で営業に支障なく

暮れの超繁忙期は 「寒い」お陰でスタッドレスタイヤがたくさん売れました。

それ以上に 周囲にはどこにでも空気があってちゃんと息ができて

チャンと腹が減ってご飯が食べれます。

そのご飯もお百姓さんが手間ひまけて作ってくださっていて

流通の運び屋さんが 持て来てくださっています。

全て自分以外の力が働いているのですね。

「当たり前」と考えもしませんが 

ちょっと立ち止まって想像すれば 他の力が至る所で働き合っていることに気が付きます。

タイヤが売れたと言っても 

メーカーさんが良い品質のタイヤを製造され

その前には 熱帯地方でゴムの木から天然ゴムを採取する人もいます。

また 鉱山で鉄鉱石の採取を仕事にする人も居られます。

原材料を運搬するコンテナ船で働く人も関係者です。

また 買ってくださるお客様がいてこそタイヤも売れるわけです。

その最末端で毛細血管的な役割を果たすタイヤ専門店イマージン。

自力的な働きは すごく大きな他力の中で生かされているのが事実です。

小さなタイヤ屋も そうした他力に生かされて今年で33周年を迎えることが出来ます。

ありがたいことです、本当にありがたいことです。

 

経営者としての役目として

小さな会社であってもちゃんと社員さんがいて

その社員さんには家族が居られます。

今も将来も安心して働いてもらいたいので 会社の方向性はきっちり示す責任があります。

 

タイヤからキーパーに舵を切ったといえども

それはタイヤがダメなのではなく 

タイヤ商売を小さいままのポジションにいながら 

企業成長をキーパーに求めた一種の戦略的な発想です。

これからもスモールタイヤ商売は継続していきますが

長年の継続によって新たな課題も出ているいます。

 

経営の継承問題も考えていく時期が始まっています。

これこそ他力に委ねていく究極の課題です。

自分自身の問題としては オーナー経営者ではありますが

「自分で創業した会社ですが そのパートを預かっているだけ。」という意識を強めて

「次のパートは 他人様にバトンタッチする。」という考えです。

 

会社経営区分は「同族会社」になっていて

資本100%を持っていますが 家族継承はないので

社員継承もしくはM&Aにての継承になります。

 

タイヤとキーパーが 

それぞれが専門店化しているので

それを一つにまとめた会社のままで継承するか?

二つに分割してそれぞれ別に継承するか?

 

その一歩として 

短期資金を返済し長期資金を借り換えを行ったのでも

継承問題の結論を出す最終時期をにらんだ対策です。

 

この会社とやっていることが必要とされるなら必ず新しい道が用意されるはずです。 

継承問題は課題としておきながら 

お役に立てる「専門店」の未来を担ってくれる 新人さんの教育に時間を割きます。

先の事より今の課題です。

 

昨日 朝から新人の会を開催し 

来週からはじめる個人面談の予習資料を書いてくるように言い渡しました。

教育などと言うより 

新人さんに「まず自分自身を知ってもらう視点を提供します。」

自分を育てることが出来るのは 他人ではなく自分自身ですから。

生まれてから身に付けた癖(習慣)を 確認する事から始まます、

癖を知ることで 主観から客観の視点を得て自分自身を俯瞰できる。

そこがスタートラインだと思います。

 

以下 ネットから抜粋

「汝自身を知れ」

「汝自身を知れ」とは、「あなたの本質を知りなさい。
それは肉体を持った今の人格にあるのではなくて、もっと奥にある『魂』なんですよ。
『魂』こそがあなた自身なのですよ。今の姿は、仮のものに過ぎないんですよ」という意味です。
 
ですから、「度を越すなかれ」という言葉と、対になっている意味があるのです。
「あなたの本質は『魂』にあるのですからね。
それをよくわきまえて、自分の『魂』が喜ぶこと以外のことをしてはいけませんよ。
我欲に負けて、踏み外してはいけませんよ」と、語っているわけですね。
 
非常にシンプルな、真理を語った言葉であることが、これでお解りでしょう。
では「度を超す」とどうなるのか? 
それが、人生で味わう「苦しみ」の因になっているということなのです。
 

 

 

 

 

 

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タイヤ屋オヤジ<経営者<商人<人間・イマージン!

2022年01月08日 | 生き方

自分の中で

いろいろにな役目にどういう序列をつけているかと 自分自身に問えば

タイヤ屋のオヤジ<経営者<商人<人間という順序だろうか。

 

タイヤのオヤジ稼業は

好き好んで自ら飛び込んだ役回りなのでほぼ毎日これを演じています。

しかし重要さと言えば経営者であることが優先されるときは こちらを優先します。

それは好きな事より責任のあることを優先する当然の事です。

 

今期は 寒さと降雪に恵まれタイヤ商売は繁盛しましたので

売れ残りは少なく多少は利益も出ていると思います。

しかし 暖冬で雪も降らず仕入れたスタッドレスタイヤが全く売れないとしたら

「悪いのは暖冬で給料が払えないのは仕方がない」なんて言ったとしても

従業員さんは「給料が無くても仕方ありませんね」とは 絶対言わないでしょう。

 

雪が降らんことも想定してリスク管理をするのが経営者でしょう。 となるので

タイヤ屋のオヤジ<経営者は 当たり前の事となります。

タイヤ屋のオヤジ>経営者となるのは それは道楽となるはずです。

 

資産があって売れなくても食っていける立場の人が その道楽が出来る人の候補になります。

 

私自身は 会社のする借金全てに個人保証をして

会社と一蓮托生の運命を背負っているので

やってくる変化に対応する必要(生き延びる)があり いつもその覚悟だけは持っているつもりです。

ある意味 小売業は見込み商売的な要素があって

売れると思って沢山仕入れても 

暖冬でまったく売れなかったケースもままあるものです。

そうなると現金が不足することとなり 

給料や諸経費の支払いは現金であることから 

資金繰りに苦労することは明白です。

そのうえ見込み違いはけっこうあるのは凡人の性です、仕方ありません。

だから 如何したら出来るか?どうやって資金を集めるか?

出来る可能性を目を皿のようにして探す習い性が身に付いています。

自分の持ち金がなければ 

他人の財布(融資)からぴっぱってくるなど 出来る方法を考えて

出来ませんとは 絶対言えないのです。

そうした事態に陥らないため アリさんのようにせっせと少しづつ蓄えを増やすのが任務です。

地道な積み重ねと 先行きにレーダーやソナーをを張り巡らすのが経営者でしょうか。

 

タイヤ屋オヤジ<経営者は間違いありません。

経営者のカネ勘定は 

商売でたえずキャッシュフローを回すことが大事であって

先行投資などで不足するときは融資で対応しますが

商売が黒字であれば 融資で対応する必要が無いので

経営者<商売人という感覚が 小さな商売では優先すると考えます。

 

商売上手であることが重要です。

ローコスト経営が基本になります、

現在の当社は事務員さんがいなくて 

タイヤ屋のオヤジ三人衆が社長・総務・経理を分担することでそれが実現しています。

単純工ではなく一人二役三役を兼ねることが 商売上手と言える所以です。

 

商売人<人間・イマージンというのは

ネットデジタル分野でなく アナログ分野のサービスビジネスに基盤を置いていることを指します。

今のデジタル分野では少数の支配層が利益を総取りして

利益配分が極めていびつになっています。

我々のアナログ商売は 配分の格差がほぼなく差がほとんどありません。

ある意味で理想の状態だと考えています。

 

儲けの上手い人や一握りの勝ち組など

格差が大きすぎる社会は

不安定になると言われるのはデジタル社会の行き過ぎであり

アナログの良さや価値が見直される 

アナログの復元もありゆるというのが

商売人<人間・イマージンの示す考え方です。

 

タイヤもキーパーも

アナログの価値に重きを置くスモールな専門店ビジネス 

これからもよろしくお願いいたします。

 

 

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