11.21 プーチン大統領 訪露中のアサド大統領と面会
ロシア南部のソチでアサド氏を迎えたプーチン氏は
「シリアがテロリストとの戦いで達成しつつある成果」と「シリア国民が非常に過酷な苦難を経て、最終的かつ不可避なテロリスト壊滅へと徐々に近づいている」ことで祝辞を述べた。
政府公式サイトには「プーチン氏は、軍建設と国家軍備プログラムに関する定例会議実施のためソチにいる国防省およびロシア軍総司令部の指導者らにもアサド氏を紹介した」とも記されている。
11.19 ロシア爆撃機Tu−22M3、シリアのダーイシュ施設に攻撃
ロシアの長距離爆撃機Tu−22M3は、シリアのアル・ブケマルにある過激派組織「ダーイシュ」(イスラム国、IS)の施設を攻撃した。
戦闘員群やテロリストの兵器、装備を殲滅した。ロシア国防省が18日、明らかにした。
「全標的の殲滅は、特別な技術手段により実行された客観的監視により確認された。
戦闘任務遂行後、ロシア機は配備中の空軍基地に帰還した。」
11.24 「国家として、シリアは救済された」プーチン大統領が「軍事作戦は終了間近」
プーチン大統領は、シリアのアサド大統領を交えた国防省およびロシア連邦参謀本部の指導部との会合の席で、シリアにおけるテロ闘争の終止符は近いうちにも打たれると語ったうえで、
この問題の火種は再燃する恐れはあると指摘した。
アサド大統領はプーチン大統領との会談でロシアのおかげでシリアは国家として救済されたと語った。
クレムリンのサイトが明らかにした。
プーチン大統領は「彼(アサド大統領)は今日、交渉の中で、ロシア軍のおかげでシリアは国家として救済されたと語った」と述べた。
さらに、「シリア情勢の安定化のために多くのことが行われた。
非常に近いうちにシリアでのテロ闘争に我々は終止符を打つと期待している。ただし火種はこれからもまだ出てくることは間違いない」と語っている。
プーチン大統領は、「テロ問題は世界で、そしてシリアも含めた中東であふれている」と指摘し、
再度、「それでも基本的な課題はすでに終了間近であり、本当にすぐにも我々はこれを解決したということができるだろう」と注意を喚起した。