6.1 ロシア外務省は調査要請:
米ミネアポリスで警官がスプートニク通信特派員に催涙スプレー
ロシア外務省は、米ミネアポリスで現地警察官がスプートニク通信特派員の顔に催涙スプレーを噴射したことについて、不当な残虐行為であるという見解を示した。
ロシア外務省は、報道関係者がその職務遂行にあたり、治安当局者から攻撃対象となるのは許されないことであり、
また報道関係者の安全と円滑な活動を保障する国際的ルールがあると注意を促した。
外務省では今回の事件の調査を要請している。
被害にあった特派員が所属する国際通信社「ロシア・シヴォードニャ(ロシアの今日)」も同じく、米当局に事件の調査を求めた。
これより前、米ミネアポリスの警察が現地暴動を取材していた報道関係者(VICEテレビ撮影クルーのメンバーおよびミハイル・トルギエフ特派員)に催涙スプレーを使用したことが報道された。
この2名に催涙スプレーが使用された時点では、抗議者はすでに一掃されていた。