アメリカ東海岸に突如として出現した「新しい島」。
そして、この数年、世界中に誕生し続ける新しい島と新しい大地
英国デイリーメールが、「最近、新しく出現した島の特集」の記事を組んでいまして、最近を振り返る意味でも、その記事からもご紹介したいと思います。
以前、
・大陸の隆起の時代 : トンガ沖の「新しい島」や西之島が急拡大している中、アトランティスやレムリア大陸の幻想は現実になる?
2015/01/27
という「大陸の隆起の時代」などというタイトルの記事を書かせていただいたことがありますが、それはさらに進行中という感じでして、本当にそのうち「超大陸の出現」ということに結びついていっても不思議ではないほどに頻繁に新しい島、新しい陸地が誕生し続けています。
アメリカに誕生した新しい島
7月4日は、確かアメリカの独立記念日だったと思いますが、今のアメリカは政治などのほうではカオス化しているようですが、トランプ大統領と縁が深いニュージャージー州の少し南にあたるノースカロライナ州で、
「新しい陸地が誕生する」
という出来事が起きています。
場所と「どのような状態か」ということを少し詳しく説明させていただきますと、下のようになります。
まず、大きな地図では、下の地図の「★」印の位置にバックストンというところがありまして、そこになります。
ノースカロライナ州バックストンの場所
そのバックストンのある海岸の地図を拡大しまして、そこに現在の写真を合わせますと、以下のようになります。
バックストンの地図と「現在の地形」
先端が三角形になっている部分がありますが、地図では、その周囲には陸地のようなものは何もないですが、現在の写真では、「いろいろな地形が存在する」ことがおわかりかと思います。
上空から見ますと、下の部分がすべて「新しい大地」です。
上の写真で、点々とつらなっているのは、「人と車」です。
さっそく、この新しい大地にやってきて、人によって泳いだりしているようなのですけれど、当局は「それはまだ危ないから注意するように」と警告を出しているということのようです。
下の写真で、奥に並んでいるのはすべて車ですので、結構な数の人たちが来ていることがわかります。
日本の西之島のような「爆発的な成長」を伴うようなものではなく、「穏やかな感じの出現」のようです。
というわけで、アメリカの新しい大地についてご紹介しましたが、この数年の世界各地の新しい島」について、デイリーメールで取りあげられていた分について、ご紹介させていただきたいと思います。
概要だけのご紹介ですが、過去記事などで取りあげたことのあるものについては、リンクを示させていだたきます。
世界中に次々と出現する新しい島
Smoke and magma mark the spot! From Japan to Germany, the world’s newest islands revealed
Daily Mail 2017/06/29
トンガの海底火山フンガ・ハーパイの噴火で作られた島( Hunga Tonga-Hunga Ha’apai )
イエメンの紅海に出現した火山島ジャディド島(Jadid)とショラン島(Sholan)
西之島(日本)
説明することもないとは思いますが、2013年に最初に「新しい島」ができた際には、下のように「新しい小さな島が、大きな島を浸食していく」という形で、島は合体し、巨大化していきました。
2013年11月から2014年11月までの1年間の西之島の変化
ロシアで2013年に新しく発見されたヤヤ島(Yaya Island)
パキスタンのザルザラ島(Zalzala Koh)
ドイツで1999年から成長を続けるバードアイランド(Bird Island)
トンガの新しい島ホームリーフ(Home Reef)
ソロモン諸島の海域に出現したカバチ島(Kavachi)
ここまでです。
こう見てみますと、最近の新しい島の出現で「最も劇的で変化の激しい」ものは、日本の西之島だということも改めて知ります。
新しい島は世界中で出現し続けている感じとなってきていますが、これからどうなりますかね。
http://indeep.jp/new-island-in-usa-and-all-over-the-world/