完成して見ると、頭部こそSPTっぽく見えますが、全体のフォルムはちょっと別の世界観があります
デザイン的には、まとまっていて格好良くは見えますが、何か違和感があるのは仕方ないのでしょうかね
実際これまでに、ムサシヤとコトブキヤの1/72フルレジンキットしか見た事が無いので、立体物としての完成体を手にするのは初めてになります。
キットとしては、流石にこの時期のミニプラなので、大変良く出来ています。
地上走行用のキットをそのまま背負っているので、背面から見ると本体が隠れてしまいます
パーツの大きさから、転倒しそうな感じもしましたが、意外とバランス良く立っています。
この状態だと、レーザードライフルの可動用の軸が、かなり目立つのが気になります。
両腕の折りたたみ式の大型シールドは、手首パーツを取り外して、ナックルショットに変形させられます
極端な兵装だとは思いますが、バックパックの武装以外は、このナックルショットしかありません。
幾ら急造の機体とは言え、ちょっと偏っていますね。
攻撃時のメイン状態が、この地上走行形態になります
大口径の8.5mm連装砲座形式レーザードライフルを固定武装としたバックパックは、画像の位置に移動して高速移動形態になります。
キットではあまり可動しませんが、画像では結構縦横無尽に移動していました。
この形態にする際に、踵のパーツの一部を取り外すのですが、これは意外と外れ難いです
足首の位置に移動したローラーですが、バランスは取り難いですが、脚部の可動に合わせてかなり自由に動かせます。
レーザードライフルは、両手で固定している関係と、バックパックから接続されているパーツの関係で、それ程角度が変えられません。
掌パーツは、武器保持用はレーザードライフルの時だけの使用で、後は握り拳と平手が一対付属しています
脹脛部分に、大型のローラーがありますが、脚部の可動に影響はありません。
腕部の大型シールドも、開いたり閉じたりが自由なので、唯一腹部と褌パーツが干渉するぐらいで、可動範囲も良好なキットです。