空
今日は、これまで「鳥撮り」と並行して撮り溜めていた、「空」の写真を少しUPして見ました。
「きんいろの太陽がもえる朝に」 ~やなせたかし全詩集より~
きんいろの太陽が もえる朝に
旅に出ようか たったひとりで
古ぼけた帽子を 空になげて
そよ風が友だち あてはないが
ドタ靴をふみならし 知らない国へいこう
きんいろの太陽が もえる朝に
船出しょうか たったひとりで
さびついたいかりを 海にすてて
くちぶえが友だち あてはないが
ぼろきれの帆をあげて ふしぎな国へいこう
きんいろの太陽が もえる朝に
さよならしょう 青いふるさと
みたされぬ心は 雲にのせて
さく花が友だち あてはないが
柳のムチをあてて 白い馬を
とばそう
おはようございます。やなせたかしさんの詩、良いですよね‼️。小さい頃にちょっと怖い系のアンパンマンの絵本をみて育ち、子供もアンパンマンで育ちました。そこから逸れてやなせたかしさんの詩集などに興味がでて、、。
アンパンマンでお馴染みのやなせたかしさんの詩ですね。人生の旅と重ね合わせているように感じました。
やなせたかしさんのアンパンマンも、子どものお話のようで、実は人生に必要なお話がたくさん盛り込まれていますよね。昔からよく見ていました。
人生、悲喜こもごもありますが、最期の時には、すがすがしく天国へ旅立ちたいものです。「白い馬」は、聖書の中には「勝利」を表しています。地上の生を終えたなら、勝利の凱旋をして、天のふるさとへ戻る、そんなイメージで読みました。
いい詩が沢山あって、今では詩集を持って時々紐解いています。
詩は、人それぞれに自分の置かれた状況下で、解釈されるから、好きなんですよ。
この詩も、決してネガティブな解釈ではなく生きる力の様なものを感じます。
♪じ~んせいって、ふしぎ~な~ ものです~ね~♪
音痴ですみません。