ジョウビタキの雌・雄(つがい)が仲良くお宮参り
昨日は、朝からお天気も良く、小春日和の穏やかな一日となりました。 所用で出掛けた際に、市役所の近くの市民憩いの「末次公園」の林に立ち寄って見ました。 ドバトが数羽、公園の草地で餌を捕食中でしたが、他に鳥の囀りもない事から、何となく公園はスルーして。。。北隣の末次神社にお参り兼鳥見をして来ました。 お参りが終わって帰ろうとすると。。。境内の石壁と屋根の上に、ジョウビタキのつがいが舞い降りて来ました。 今年初見の「ジョウビタキ」です。 時同じくしてお宮参りに来ていたのでしょうか❓ つがいは付かず離れず、仲良く境内を飛び回っていました。
雄 ↓
お宮の屋根には、ジョウビタキ ↓ の雌が。
ジョウビタキ
紋付き袴でぴょこんとお辞儀冬の風物詩
全長15cm。オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。メスは体が灰色味のある茶色。 翼に白斑があります。
日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します。ただし、北海道では1例ですが繁殖したことがあるほか、本州中部の高原地帯では繁殖するものも出てきています。 名前のジョウは「尉」で銀髪のこと。 ヒタキは「火焚」で、火打石をたたく音に似た音を出すことからジョウビタキなのです。 翼にある白い斑点をキモノの紋に見たてて、「モンツキドリ:紋付鳥」という地方があり、時々ぴょこんとお辞儀をして尾をふるわせる、かわいい冬鳥です。
その動作から、こんな話が・・・・・・・
昔、スズメとモンツキドリは姉妹でした。 母親が重い病気になったとき、スズメはお歯グロを塗っていましたが、すぐやめて駆けつけたので死に目に会うことができました。 ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。 怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざいタベモノをやらない」と言いました。 だから今でもモンツキドリ(ジョウビタキ)は、お辞儀をしているのです。 いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯グロのあとだというのですが・・・西瀬戸内地方にある民話です。 (出典:サントリー愛鳥活動:原文のまま)
雄が移動すると、雌も一緒に移動します。
最後は黒松の巨木に留まり、仲良く何処かへ飛び発ちました。
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