タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

  ~白鳥(しらとり)は かなしからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ (若山牧水)~

2020-06-24 | 邦楽

おはようございます

今日は、全国的に朝から、晴れのち曇りの、寒からず暑からず・・・気持ちのいいお天気となりそうです。 

貴方にとって、今日も良き一日となります様に!




白鳥(しらとり)は かなしからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ (若山牧水)

(現代語訳)
白鳥はかなしくないのだろうか。  空の青、海の青にも染まらずに漂っている。

幾山河 越えさり行かば 寂しさの はてなむ國ぞ 今日も旅ゆく   若山牧水

「恋と酒と旅」を愛した歌人・若山牧水。 この二首は彼の歌の双璧をなすのではないでしょうか。  幾山河・・・ この歌は岡山県の山路を歩きながら、書いたと言われています。・・・詩・短歌・俳句などについては、勿論、詠み人の置かれた、当時の背景や心情等が色濃く反映され、作られた歌であるこのに間違いはありません。  ただ、これを「読む人」の背景も様々です。  従って解釈も様々あっていいと思います。

「白鳥の歌」 若山牧水 古関祐而作曲

 

 

今日は、私の好きな「若山牧水」の二首を取り上げて見ました。