タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♡鴛鴦:オシドリ夫婦♡

2015-02-11 | その他

         (この絵は、日野川流域にオシドリを昨年見に行った時のものです)

今年も「鴛鴦:オシドリ」を見に行って来ました。

観察小屋から観るオシドリのおびただしい群、これは、おそらく日本でも最

大級の群れではないかと思います。(約1000羽、500組のオシドリ夫婦、これは微

笑ましいと言うよりどちらかと言うと、壮観そのものです。)

昔からよく言われる『オシドリ夫婦』の様に、雌雄二羽のオシドリが、ここか

しこに、いかにも仲睦まじそうに寄り添って泳いでいます。

先日、UPした記事の中で、オシドリ夫婦とは名ばかりで・・・実際には・・

云々と書きましたが、この睦まじさはほんもの、微笑ましい限りです。

この「オシドリ夫婦」と呼ばれる所以は、その昔、オシドリの「番い」の一方

捕らえられてしまうと、残ったもう一羽が相手を思い続け、挙句に死んで

しまうという悲しい言い伝えがあり、この「思い死ぬ鳥」という言葉が短くなっ

て、オシドリという名前が付けられたといった説もあるほどでが、さて如何で

しょうか。

確かにオシドリの‘番い‘を、ジーッと眺めていると、いかにも仲むつまじく寄

り添っているようにしか見えませんが、実際には、寄り添っているというよ

り、雌鳥を独占する雄鳥の見張り行為の様です。(そう言えば、何やら独占し過

ぎて、別れたオシドリ夫婦が・・・最近どこかで効いた様な、、)

しかしそんな一方で、上空に獲物を見つけて舞う鷹などを雄鳥が嗅ぎつけ

ると、自分が傷ついた振り(擬傷行動)をして、身を捨てて雌鳥を守るとか

(いかに妻を救う為とはいえ、命と引き換えに・・・なかなか出来ることではありませんぞ・・・

勿論、私も含めて世の男性共に聞かせてやりたい)

オシドリは、見た通り相思相愛ですが、だからと言って一生添い遂げるもの

はなく、むしろ「一冬の恋」の様ですが、これも神が造り給うた「より良き

子孫残すための、夫婦愛」と言うことなのでしょう。

~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

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