美術館に夕日を見に行って、幸せを掴んで帰ろう。
県立美術館の館内カフェや庭園等は、無料エリヤになっており、夕日スポット
の一つとして、夕日を眺めに出掛ける人が意外に沢山います。
宍道湖に面した芝生の庭園には、12匹のウサギの彫像が、コマ送りの形に
配置されていて、湖面に落ちる夕日を背にしたシルエットが、大国主命に助
けられた「因幡の白うさぎ」を、想起させます。
若いお客さんの話によると、前から二番目のうさぎの背中を、西に向かって撫
でると、幸せになれるそうで、私達が話している間にも、何組かのカップルがう
さぎを撫でて行きました。
この話にはおまけが付いていて、宍道湖七珍の一つ「シジミ」を、うさぎに供え
て、お願いすると効果倍増とか。(これは少し出来過ぎ?~ しかし、うさぎの
足元には実際に、たくさんのシジミが供えられておました)
いかにも神話の国、島根らしい夢のある話で、観光客にも意外と、人気があ
る様です。
夕日を眺めて帰るだけでも、幸せな気分になれますヨ。