文の中のお医者さんは、かかりつけ。ちょつと離れている医院へ、歩いて行っていた。大腸の異常を診察していただいた。介護状になってから、往診を引き受けていただいた。一回目の脳梗塞を発症した時、総合病院へ、入院治療のことも、連絡をしていただいた。かれこれ、九年前のことです。
おしゃべりができたころが、懐かしい。「お前は、バカだなぁ。頭の中は、からっぽだから、少し、利口になりなぁ」。仕事をしていた頃、昼食のあと、ごろ寝をしていたのを見ていた、。ある時は、「仲良くしなあ」と。食事をするのも、ばらばらで、一家団らんという状況ではなかった。それを覚えていたのかもしれない。百歳を過ぎてからは、おしゃべりができない。
96歳頃と思う。介護が始まって、おしゃべりの相手をしていた。ばぁちゃんが云うことを、メモをしておいた。百歳の記念の小冊子に、ばぁちゃんのお説教と題して、綴り込んだ。ある時は、小生の顔を真顔で、「お前ぇは、ぽんつくだぁ、ぼんぼつっこねぇんだから、少こぉし、利口になりなぁ」と。
画像は、前年の百四歳の記念の、小冊子の見開きのページ。毎日、看護や介護で、世話になっているので、お礼のつもりで作った。百五歳の記念のものを、作れそうだ。いい顔は、なかなか撮れない。新聞記事によると、いわき市では、百歳以上の高齢者は、202人で、最高齢は、108歳と読んだ。どうせなら、最高齢を目指したいと思いながら、寝顔を見た。今日の、午前中、ヘルパーさんに、「吐きそうだぁ」と、呼ばれたという。背中をさすって落ち着かせ、横向きに寝かせたという。と、聞いたので、寝顔をみると、気配を感じ、「暑いなぁ」という。肩にかけた毛布を胸まではいで、風を入れた。気分はよさそう。「もうすぐ、ご飯になるよぉ」と、声をかけた。
あちらこちらと、見回すと桜が満開。それにしても、季節外れの寒さ。寒暖を繰り返して、季節が訪れるのだろう。お天気予報で、エルニーニョ現象が、夏まで続くようだと、報じている。エルニーニョが発生すると、日本にも異常気象となるという。*暖冬、北陸の積雪は少ない。*梅雨明けが遅れ、梅雨寒が多い。*冷夏、雨多い。*秋の訪れぱ早いが、暖秋になる。*台風の発生数は、減少する。という。消費景気や農産物価格に大きく影響するという。小生は、今は、消費生活になっているので、その時期その時期で、消費の節約を考えればいい。冷夏ならば、エアコン代が少なくていい。清涼飲料水、アイスクリーム代も少なくていい。ビール代も少なくていい。だが、悪天候だと、生鮮食料品が値上がりするともいう。どうなるものやらと、考えるだけ。
前掲の、おりおりにへの、添付忘れ。返信は、不要と書いておいた。ひとりよがりのものなので、送られては、ありがた迷惑の一種と、思っている。何人かは、お世辞でも、楽しみに待っているというので、その気になって作っている。版下から印刷、製本、和綴じする。今回からは、インク代が、安価になるプリンターを購入した。趣味?、道楽?、まあ、どっちでもいいこと。
第四集として、小冊子を作った。写経会で世話になっている方々に、読んでもらう。今回は、夏大祭と写経会と、むかし話しから二話と、つれづれにと題した、四編を綴った。A4を二つ折りした大きさで、52頁になった。60冊作る。20冊は、町内の老人会の会員に配る。返信は、不要と断わりを添えている。数人からの電話は、「待っていた」と。知人の女性に宛に送ったが、ご主人が気に入り、並べて置いて、読んでいたという。おせじでも、うれしかった。
一華開五葉ーいっけ ごようをひらくー。松原泰道著 禅語百選よりです。「一つの花は五弁の花びらを開き、やがて果実をみのらせる」。「一華開く」は、こころの花を開くこと。五つの知恵の花びらが開くこと。第一の花弁は、「ありのままに」、第二は「ほとけのこころ」、第三は「平等に、真、善、聖を感ずる、第四は「他によくしてあげる」、第五は、「仏の心の現われとうけとれる知恵」とある。それぞれに詳しく解説がしてある。ちょっとだけでも、理解して、処しなければと、あらためて、読んだ。だいぶ昔に、書いたものを、掲げてみた。