画像は、エレべ-タ-ホ-ル。六基もあった。先日、従兄の通夜と告別式に行き、池袋駅前の、ホテルに宿泊した。徒歩三分の19階の一室だった。寝相悪く、180度回転しても、ベットからは落下しない。湯船は、足を伸ばし、立ちあがるのに、手すりを握って、よっこらしょだった。バスルームに、一間大の大鏡。張りのない、老体が、映るのかと思いきや、そうではなく、湯気で真っ白けだが、洗面台で我が顔が映る部分は、鏡そのものだった。醜体をみることもなかった。こんなことより、チックインのフロントで、、「いわきからお出でですか」って。記入した名簿をみているので、「みみずがのたばった字なので、読めぇねぇぇのかぁ」っと、一瞬思った。そうではなく、「私、久の浜出身なんです」って、言うではないか。「あららっっ、そうなんでぇすかぁ」って。「久ノ浜は、大津波と大火災、原発からの避難で、大変でしたねぇ」と。「叔父と叔母、三人亡くなりました」と。「三人とも見つかりました」と。「たびたびは、帰れません」と、ちょつと、涙目にみえた。「部屋まで、ご案内しますか」って、田舎者を気使ってくれた。フロントには、六、七人携わっていたが、その内のひとりが、「いわき出身とは」驚いた。大都会の真中で、方々の所から出きた人達にまじって、働く若いフロントマン。「もっと、ふるさとの話しをしてやれば」と思いながら、睡魔に襲われながら、眠りについたものだった。