八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

蝉時雨

2011年07月29日 11時49分20秒 | Weblog
今月は、雨が少ないと思っていたが、あちこちで、被害が出ていると、報じている。何事でも、予測が当たれば、苦労はしない。ことわざに、「当てごとと、越中ふんどしは、向うから外れる」っとある。「そうだょなぁ」って、うなずいてみた。旧暦の七夕は、今年は8月の6日になる。街の中で、七夕祭りの行事がある。そのころは、お月様は、七日月で、夜空に星が輝いているかもしれない。ここのところ、梅雨の時期の感じがする。それでも、合間に、真夏の太陽が照りつけると、蝉時雨とは程遠く、弱弱しく、鳴いている。蝉は長い年月を、地中で、樹木の根から、養分を吸い取り、生命を維持して、地上に出てくる。地上へ出て、樹木を伝い、樹木から養分を吸い続けて、鳴き続けて、地上での、短い命を終わるという。寿命の最後は楽しんだのかぁって。そうゆう、自分は大丈夫なのかぁって、自問をしている。
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