つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

友、遠方より来たる!

2007年03月14日 | 友人
大学時代の親しかった友人・高橋久君が私の事務所を訪れてくれました。
遠方で勤務していた時期が長かったので30年ぶりの再会でした。
学生時代の温かい笑顔がそのまま残っており、時の経過を感じさせません。

高橋君は学生時代から、学友のことを観察することにとても長けていました。
同期会(40年会)の資料や写真を見ながら、この人はこうであった、あんなこともあった。と、学生時代のことやその後の就職先についても鮮明に次から次へと話していました。今でも昔のことを記憶している能力は凄いと感心します。
こんなことがありました。香川県から上京して学生生活をスタートした昭和40年頃は、東京のことを知ろうと地図を片手に持ちながら、都電や都バスを利用してあらゆる所に出かけて自分の目と足で確かめていました。

高橋君は、大学卒業後、山崎製パンに就職した。
千葉、香川、岡山、東京、岡山、東京と転勤して昨年定年退職をした。今は嘱託として会社の勤務を続けています。
私の友人で、卒業後一つの会社で定年まで通してきた人はそんなには多くはいない。

不二家を支援することで山崎製パンは話題になっています。
いろいろと話を聴いてみたが、食品業は製造過程と流通過程および賞味期限等で特に注意をしているようだ。
彼岸が近づいていますが、季節の行事があると忙しくなるという。
3月のひな祭り、彼岸、卒業関連。4月の入学関連、花見等々。5月の端午の節句等。
生産工場から出荷して小売店に届けるが、最近はコンビニが多くなり、時間帯や配送数も多くなり仕事量が多くなっているらしい。
生産工場では、休み無く仕事を続けていて、消費者の満足する製品を速く届けるように日夜努力している。とのこと。

高橋君と池袋のサンシャインシティのレストランで食事をしてから、銀座まで行ってある勉強会に参加してきました。
勉強会は、日本の経済の過去、現在、未来についての話でした。今後の私たちの生活に関わる貴重な話で、高橋君もとても参考になったと満足していました。
“友、遠方より来たる”楽しい一日を過ごしました。

(3月14日記 池内和彦)


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