つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

雑司ヶ谷旧宣教師館を見学

2022年04月21日 | 豊島区
有形文化財「雑司ヶ谷旧宣教師館」

 豊島区立「雑司ヶ谷旧宣教師館」を見学しました。雑司ヶ谷旧宣教師館は、明治40年にアメリカ人宣教師のマッケーレブが自らの居宅として建てたもので、豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築であり、大変貴重なものです。

 当時の新興住宅街である雑司ヶ谷における布教活動と幼児教育の拠点としての意味を持っていたことで、昭和62年9月1日に豊島区の登録有形文化財として登録し、その後特に重要な文化財として保存、活用をさらに進めるため、平成4年11月10日に、指定文化財となりました。平成11年3月3日に東京都有形文化財に指定されました。

 1階の居間の暖炉(マントルピース)には、アールヌーボー風のタイルを使い、ケヤキ材の前飾りがついています。2階の天井には格子に割竹が使われ、外国人の竹への興味がうかがわれます。玄関わきの張り出し窓(ペイウインドウ)は、1階は斜めに、2階は直角に変化をつけていました。

所在地 東京都豊島区雑司が谷1-25-5 TEL 03-3985-4081 入館料 無料。


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