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つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

現代舞踊公演

2008年09月18日 | 友人
                         現代舞踊

秋は、芸術、スポーツ、そして食欲の秋として認識されている。
芸術の秋を満喫してきた。

友人の宮本舞さん の案内で、東京芸術劇場で開催された「2008 時代を創る 現代舞踊公演」を観覧してきた。
観客は、8割以上が女性である。
その様相から、現在稽古に励んでいる練習生や指導者らしき人たちも見受けられた。

2階席の最前列からは、ステージ全体がよく見渡せる。
午後7時開演の2時間公演。前半の1時間で5作品。1作品が約10分の披露。
音楽に合わせて、照明が演出を盛り上げている。

宮本舞さんは、後半の2番目に出場した。
作品名は「Dispersion」。
「Dispersion」
― 光の分散 ・・・・・
    そこここにある光を
        吸収し、蓄え・・・
      やがて、自ら放つ光へと進化する。。。
          光は、闇の中にこそ、強くしなやかに在る・・・―

振付は宮本舞さんよる作品。
共演は、赤石賀奈子、柿下さやか、藤本光恵の3名。
一人づつ出場して踊り始めると上部からの照明がステージに四角いスポットライトを映し出していく。
音楽が舞踊を引き出していく。

柔軟な身体が、伸縮自在に躍動する。強弱の動きがコントラストを表現している。
ステージ上に置かれた長方形の仕切りボードが一枚ずつ立てかけられて、4名の出演者がその後方に隠れるようになると、光が映し出されてシルエット映像となって踊る状態が描き出されていた。

宮本舞さんは、ステージで伸び伸びと踊っていました。
なぜかとても大きく見えたのは、熟達した演技の現れでしょうか。
素晴らしい作品を創作して披露してくれました。

正田千鶴先生に師事して活躍中。
コレオグラファー、ダンサーとして活動する傍ら、後進の育成にも力を入れ始める。
正田千鶴モダンダンススタジオ講師(1996~)、横浜国立大学モダンダンス部コーチ(1996~2004)、
Dance Studio MIYA FRIENDSを宮本奈緒美と共に主宰(2000~)。
2000年、文化庁芸術インターンシップ研修員に選ばれ1年間研修。
2002年、明日の新人賞。
2003年、東京新聞舞踊コンクール第3位。
2004年、文化庁新進芸術家海外研修員に選ばれ渡米、NYにて2年間研修。
2006年、ZERO to INFINITY( ZERO→∞ )を立ち上げ、NYのDNA Theater Presentsとして、初の自主公演。
現在、多数の研修生を指導している。

宮本舞さんのホームページ
http://maimai-zti.com

(9月18日記)


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