池田パソコン塾

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「ICT活用で豊かな生活のご提案」をさせていただきます。

老犬介護最終章

2007-04-05 23:22:06 | 日記
桜の満開のこの時期に、本日を持ってわんこの介護を終了いたしました。
つらい決断の結果、町内の畜犬管理所に連れて行きました。
年1回の慰霊祭もあるということで、慰霊祭に参加することもできると言われたので、なんだか安心しました。
最後まで看取るつもりでいましたが、もう、タイムリミットです。

それを決めるまでに、ネットの動物相談にメールをし意見をもらったりして。
実際、動物病院にも、保健所や役所にも相談に行きました。

わんこのほうも食べたり飲んだりするのだけど、やはりだんだんと身体は弱り、床ずれを防ぐこともできませんでした。
もう、これ以上の引き伸ばしはわんこのためにもつらいだろうと判断し、死んでからでは、ごみ扱いとなると聞いたのでこれが時期かと…

私もわんこに十分いい聞かせて、納得して決めました。
こちらが話すことが、わかっているのかどうかわからないけど、タイミングよくうなずくのです。
遅い時間に寒い玄関で、冷たい手を握りながら…

できることは、してあげたつもり。
もっと、ほかの方法があったかもしれない…
でも、そう思ったらきりがない。
自分の納得する方法で決断をするしかないのだ。

わんことの毎日の散歩が、私を健康でいさせてくれた。
いろいろあった16年。思い出をたくさんありがとう。
16年もの長い間、毎日一緒にいたのですから本当につらい決断でしたが、いつかは来ること。

最後に教えてもらったこと。
生きることの大変さと、死ぬという大変さ。
そんなに簡単には死ねないということ。


命あるもの。
決まっているのは死ぬということ。
それまでの時間を、どう使うかということなのだから、笑って楽しんで生きていることを喜びにできるように。

つらいことばかり並べていたら、つらいだけ。
だから笑っていられるように、いろいろな『思い』を捨てたらもっと楽に生きられるかなと、ようやくこの年になってわかってきた。