JA広島(広島県広島市)が、広島市から照会のあった、市民税や固定資産税など139万円を滞納した女性と同姓同名の別人の女性の定期預金211万円を差し押さえ、滞納額を差し引いた残額の72万円を、滞納した女性が指定した口座に振り込みました。
広島市の説明では、2008年(平成20年)4月頃に、市民税や固定資産税など139万円を滞納した女性の財産を差し押えるために、地元の金融機関に女性名義の預貯金口座の有無を照会したところ、JA広島市(広島県広島市)から、定期預金口座があるとの回答があったとのことです。
しかし、実際には、この口座は広島市内に住む同姓同名の別人の口座だったにも関わらず、気付かないまま、広島市はこの預金が満期を迎えた2009年(平成21年)3月に全額の211万円を差し押さえ、滞納額を差し引いた残額72万円を滞納した女性が指定した口座に振り込んだとのことです。
なお、2013年(平成25年)7月に、差し押さえられた別人の女性がJA広島市(広島県広島市)に照会して、人違いが判明し、JA広島市(広島県広島市)はミスを認めて残額を返還したとのことです。
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