厚生労働省が極端に離職率の高い企業5千社余りを調査したところ、
8割が何らかの法令違反をしていたとのこと。
一方、長野県や群馬県(?)では教育委員会が中学校の朝練を禁止と。
この二つがどう関連するかというと、
ブラック企業を生む土壌が、中学高校の部活動にあるらしい。
両者に共通するのは、長時間の拘束、「休めない、休んだら仲間に迷惑がかかる」
という負の連帯、経営者や教師の「無言」「生徒の自主性」という責任放棄と
イエスマン中間管理職(場合によってはバイトリーダーレベル)の
プレッシャー・・・
恐ろしいのは、企業には労働基準監督局が取り締まる(ダンダリンはこない)けど、
中高生の部活動は、学校指導の「エッジ」である、あくまで課外であること。
桜の宮高校のような直接的暴力は目に見えますが、
長時間の拘束と「試合に出さない」という無言のプレッシャーは、
目に見えない体罰です。