各国の中央銀行が必死に押さえ込んだためか、サブプライム問題は、
ちょっとおちついたかのようです。
しかし、あちこちのニュースで見れば見るほどちょっと怖い・・。
そもそも、サブプライムは、本来家なんて買えないぐらいの人に、
「最初の3年間利息だけでいいですよ~」なんて言ってお金を貸し、
その間住宅が値上がりして担保価値がでたら借り換えしてもらって・・。
一方の貸し手は、融資を証券化してそれまたリスク別に細分化して
ファンドに売り払っちゃってるから、次々に新たな融資先に融資できる・・・。
貸す方がじゃんじゃん貸すから、不動産価格は上がりやがては・・・。
どっかで見た構図そのままですね。
恐ろしいのは、かつてのバブルはそれに直接関わった人たちだけに
影響しただけなのに、今後のバブルは、リスクを細分化していろんな
ところにふりわけてしまっているので、またたくまに世界に広がり
思わぬところに影響が出るところ。
アメリカで、あまり貯蓄のないスミスさんが金融機関に乗せられて、
家を買って余った融資枠で浪費したら、日本で40年コツコツ働いて
きたおばあちゃんの年金が減っちゃうなんて・・・
釈然としないことが現実化しそう・・・。
「アメリカのバブルがはじけると、影響が大きいのは日本の方」という
しくみが作られている。
とりあえず、使っていない不動産は売りでしょうか・・。