しばらく前、ある投資会社の社長と会食した時のこと。この方は、元某大手銀行の取締役。氏いわく「借金はできるだけ長くした方がいい。住宅ローンもできるだけ長~くね。」
もちろん、銀行がたくさん金利をとれていいという単純な話ではありません。
よくテレビの「家計見直し」なんて特集でやっている「住宅ローンは繰り上げ返済がおとく」という話と正反対の話です。
理由は2つ。
①住宅ローンには団体信用生命保険というのがあって、万一支払い途中に死亡した場合、ローンは「チャラ」という理由。(宴席だったこともあり、長生きする話にはならない・・・)
②不動産価格が上がらないとしたら、住宅は消耗品。消耗品ならば、利用期間中のキャッシュアウトが小さい方がいい。
今回のポイントは②です。
もちろん、異論はありますが、生命保険の場合、この傾向はより顕著です。
最近売れている医療保険。保障期間も保険料支払いタイプも終身(=一生涯)タイプが主流。ところが、まったく同じ保障内容で短期払い(60歳や65歳で支払い終了)できる商品もあります。
さて、どちらがいいか?
考える場合のポイントのひとつは、短期払いした場合の支払い保険料総額を、終身払いの場合の保険料総額が上回る年齢(=仮に逆転年齢とします)。
参考までに、30歳男性の場合で2社比較してみました。
A社 逆転年齢=74歳6ヶ月
B社 逆転年齢=67歳8ヶ月
A社とB社を比べた場合、いえることは、健康に絶対の自信がある(=67歳8ヶ月までは入院はしない!)人はB社の短期払いがいいといえるのではないでしょうか?
それ以外の人(=74歳6ヶ月になるまでには、3日以上は入院するかもしれない)はA社の終身払いがいいのではないでしょうか。
年金、積立○○という名前以外の保険は「貯める」ものではなく保障と言う「消耗品」を「買う」ものと考えるべきではないでしょうか
もちろん、銀行がたくさん金利をとれていいという単純な話ではありません。
よくテレビの「家計見直し」なんて特集でやっている「住宅ローンは繰り上げ返済がおとく」という話と正反対の話です。
理由は2つ。
①住宅ローンには団体信用生命保険というのがあって、万一支払い途中に死亡した場合、ローンは「チャラ」という理由。(宴席だったこともあり、長生きする話にはならない・・・)
②不動産価格が上がらないとしたら、住宅は消耗品。消耗品ならば、利用期間中のキャッシュアウトが小さい方がいい。
今回のポイントは②です。
もちろん、異論はありますが、生命保険の場合、この傾向はより顕著です。
最近売れている医療保険。保障期間も保険料支払いタイプも終身(=一生涯)タイプが主流。ところが、まったく同じ保障内容で短期払い(60歳や65歳で支払い終了)できる商品もあります。
さて、どちらがいいか?
考える場合のポイントのひとつは、短期払いした場合の支払い保険料総額を、終身払いの場合の保険料総額が上回る年齢(=仮に逆転年齢とします)。
参考までに、30歳男性の場合で2社比較してみました。
A社 逆転年齢=74歳6ヶ月
B社 逆転年齢=67歳8ヶ月
A社とB社を比べた場合、いえることは、健康に絶対の自信がある(=67歳8ヶ月までは入院はしない!)人はB社の短期払いがいいといえるのではないでしょうか?
それ以外の人(=74歳6ヶ月になるまでには、3日以上は入院するかもしれない)はA社の終身払いがいいのではないでしょうか。
年金、積立○○という名前以外の保険は「貯める」ものではなく保障と言う「消耗品」を「買う」ものと考えるべきではないでしょうか