
あちこち出掛けると何処とは言わず雪かきをしているところを必ず目にする。
それは今日始まったのではなく、まだ終わらないからなのである。
つまりは積もった雪の量が多すぎて簡単には処理仕切れないと言うものだ。
広い場所、特に駐車場等は正にである。家の近くのアピタでは、全く駐車場の雪がかいてなく、中にはスリップして動けなく成りそうな車も有ると家内が言っていた。
企業側の姿勢が問われる場面てはないかと思いながら聞いて居たのだが……
中央自動車道はまだ一部通行止が続いているとラジオで言っていた。除雪が追い付かないのだろう。
いっそ車を通した方が早く融けることは間違いないのだろうが、一旦止めたあとその様な選択をして事故でも起きた場合責任問題が大変に成ることは目に見えているから大事を取っているのだろう。
飯田市内でも郊外でも、当社でも自宅でも、今回の雪はちと多すぎで、片付けると言っても融かす訳にもいかず端に寄せるのだがたくさんあるので山になる。
それも一ヶ所で片付かないからいくつもの山が出来るしその分狭くなる。すると車を止めたり通ったりする場所が狭くなるわけだ。
すれ違いのために無理して寄って寄りすぎて車を落としてしまう人。端の雪にタイヤを取られ滑ってしまい動けなくなる人。
避け相で雪の山に車を擦り付けてキズにしてしまう人等々、さまざまな場面を見ることに成ったわけだ。
これから数日間はこの端に積まれた雪を更に上に放り上げたり、天気のいい日に日向にまかれたりと悪戦苦闘の日々を繰り返す事に成るのだろう。
そして徐々に雪は溶け、終いには何事も無かったように日常生活に戻っていく訳だ。
大雪が降りますよって、あれだけ気象庁が発表することは珍しく、大変な事に成るんだろうなぁー位は私を含め、皆思ったのではないだろうか。
でもやはり他人事で有ったり所詮雪は溶けてしまうからだったり、そうは言ってもそんなに降りぁーしんかも知らんし……ってのが本心かもしれない。
書く言う私は間違いなくその内の一人であるのでちったあー反省しなくてはいけないと、人が踏まないわだちの雪を踏んで融かす様にして走ったり、駐車場端の雪山のはじっこをあえて踏んで溶かしやすくしようとか。
気持ちだけでなく気持ち程度の行動くらいは出来るからと言い訳程度に抵抗しているわけなのだが……