THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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パンチの連打に対する対処方法..キック編

2007-08-18 00:23:06 | Weblog
パンチに対する対処法は、様々あります。

ムエタイでは、以前も書きましたがアピッデ・シッランと言う7冠の選手

今は、フェアテクスジムでコーチをしてるようなんですが、その方が面白い

事を言ってました。

「パンチはヒジに負ける。ヒジはヒザに負ける。ヒザは蹴りに負ける。

蹴りはパンチに負ける。」ムエタイではこんなことわざがあるらしいです。

それを踏まえて、パンチの連打に対してはヒジが有効なんですが、アマチュアは

ヒジがないので、ヒザ蹴りが有効です。しかし、ジムによって練習法は様々です。

マスの時、ヒザパットを付けて練習してるジムであれば、パンチの連打に対して、

ヒザが出せますが、パットをしてないと次の手段を考えないといけないです。


K-1でパンチの連打と言えばアンディー・サワーです。この選手に圧倒的な差で

買ったのは、ブアカーオだけです。では、ブアカーオはどの様に闘ったか?

ミドルキックの連打、ヒザ蹴り、左右のストレート。この3つを主体に勝ちました。

あともう一つ付け加えるなら、崩しです。パンチの選手は極端に前足に体重をかける

ので、その体重移動を利用し体重のかかった方の足を払います。すると

パンチの連打を回避出来ます。

おそらく、パンチの連打をスエーでかわせない選手がパンチの連打に悩んでると思います。


結論をしては、パンチの連打に対しては初歩的なんですが、左右のストレートが有効です。

ジャブは必要ないです。拳を強く握りストレートをまず出して下さい。

それでもダメなら、手を真っすぐ伸ばし懐に入らせない。それをまずやってみる。

それでもダメなら、崩しかミドルキックの連打、もしくはヒザを使って見てはと思います。

練習でパンチの連打を出すと言う事は、おそらくパンチをローキック主体のジムだと思います。

ヒザパットも付けずに練習してると思います。


パンチの連打に対しては、まず手を全開に伸ばす。その後ポジションを換えるか

崩しを狙う。それが無難だと思います。

タイのジムでは、崩しをきちんと練習します。だから、タイ人は上手い。

日本のジムは、それはないと思います。崩しは以外に簡単なんでムエタイの

ビデオで研究すれば習得は可能だと思います。