THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

過去やっていたスポーツに会わせスタイルを選別する

2007-08-15 01:05:48 | Weblog
格闘技をやる前に大体何かのスポーツをやってると思います。
俺はサッカーをやってました。
今思いつくスポーツを挙げます。野球、バスケ、ラグビー、陸上、バレー、テニス...。
あるサイトで選手が過去やっていたスポーツに合わせて、スタイルを考えて行くと
記載がありました。この考えに俺は大賛成です。
今までのバックボーンを生かした方が、その貯金を最大限に使えるから有効的だと
思います。

具体的には、ラグビーは試合前にサインでフォーメーションを数十通り覚えます。
だから、ラグビーの経験がある選手は臨機応変な状況判断は上手く有りません。
そのかわり、試合の前に何パターンか形を作り、試合ではサインを出して
闘い方を変える様にすれば、ラグビーの経験は生かされて来ます。

テニス、バレーボールはシーソーゲムのスポーツなので、格闘技向きだと思います。

バスケは、ピボットフットなどステップの種類が豊富なのでキックボクシングスタイル
がいいと思います。

野球は、玉を投げる事や打つ事で体幹がぶれないので、ムエタイスタイルがいいと
思います。

帰宅部は、格闘技は遠慮して下さい!

この様に、過去やっていたスポーツによってスタイルを選ぶのもいいと思います。

ストップ・ザ・ゲームの重要性

2007-08-15 00:41:09 | Weblog
ストップ・ザ・ゲームと言うのは、格闘技をやってる人はなじみが

ないと思います。

サッカーの経験のある人は、ご存知だと思います。

ミニゲームや試合形式の練習で、コーチや監督が笛で試合を中断し、

選手が選択したプレイを指摘して行く事なんですが、


俺が知る限りキックボクシングの世界ではあまりお目にかかった

事が有りません。


しかし、ムエタイの映像がテレビで数十秒流れた時、

その番組に釘づけになってしましました。

それは、ムエタイのチャンピオンでオリンピックでも

メダルを取ったソムラック・カムシン選手がジムで後輩を指導していた風景です。

選手が首相撲を練習していた時、ソムラック選手が持っていた棒で、

足の位置をもう少し開け!

と大きな声で指示をしてました。

これって、ストップ・ザ・ゲームです。

これくらいしないと、選手は上手くなりません。


ムエタイやキックボクシングを熟知してる指導者が細かくコーチングする。

その事により選手は的確な判断力を身に付ける事が可能になります。

ストップ・ザ・ゲームを何度か見た事があります。

その選手は、ジムの会長の秘蔵っ子で今現在もチャンピオンです。



強くなるスピードを早める1つの手段として、この「ストップ・ザ・ゲーム」

を取り入れるのもいいと思います。

技を覚える順番

2007-08-15 00:21:17 | Weblog
この様なコメントを頂きました。

「足だけスパーやってみました。難しいですね。今までは跳ねるスタイルで
ミドルなどは避けてばかりいましたが(逃げてばかり?)足だけスパー
だとカットができないと間合いを保てないですね。足上げカット自体
あまりやらなかった為、反応が遅れることが多くモロにミドルを食らう事
が多かったです。シャドーでもカットを意識してやらないと・・・。」

このコメントから、この選手はキックボクシングスタイルの選手だと
言う事が分かります。なぜかと言うとミドルキックを足を使って逃げる
と記載があった点からそれが分かります。魔裟斗選手も同じ様なディフェンス
をするんですが、手数の多さとスピードでカバーしてます。

基本的にミドルキックは、距離が遠い時スウェーでかわします。
距離が近い時は、カットします。
おそらくはっしーさんは、中間距離から至近距離にかけて、かなりステップを
使って、動いてると思います。
しかし、その距離で動きが激しい選手は当て勘が悪いです。
だって自分が動きながら、相手を攻撃してるから打撃が外れる率は高いです。

なぜディフェンスをし、相手選手のミドルキックを避けるのか?
この課題は、「プロセス目標」です。

その目標は、相手選手に攻撃を加えるための過程(プロセス)でしかありません。

「最終目標」は、KOもしくは相手に攻撃を与える事です。



「最終目標」「プロセス目標」と2つの目標を設定する為に変則ルールのマス、もしくは
スパーリングをすると急激に上達します。

変則ルールマススパーの重要性

2007-08-15 00:02:25 | Weblog
ボクシング世界チャンピオンの竹原慎二さんがテレビでこんな発言をしてました。

「地方の選手は、東京の人間に比べスパーリングの相手が少ない。しかし、

格上の選手は格下の選手とやる時、左ジャブだけ使うなどハンデを自分で付ける

事により、スパーリング相手の少なさを補う」と発言してました。

さすが世界チャンプ!説得力があるなと思った。


これは、分かり易く言うと変則ルールをする事により自分の気づかなかった

ウィークポイントを見つけ、それをいち早く修正する事だと思います。



前回で足だけでマスをする事の重要性を書きました。

次回は、そのメリット デメリットを書いて行きます。